interview_chikusa

Makoto Chikusa

チクサ マコトさん アキバギルド生抜きのポーカープレーヤー。
アミューズメントカジノでポーカーを覚え、 国内トーナメントに
多数入賞しており、海外トーナメントでも入賞している実力派。
プレーのみならず、親睦会を開いてプレーヤー育成もされており、
ポーカープレーヤーの 拡大に貢献している。

主な戦績

2008年アキバギルドAPPTマニラサテライト 優勝 
APPTメインイベント招待プレーヤー

2008年アキバギルドseasonスプリング 優勝 SPECIAL ITEM 獲得

2009年Asia Poker Kingサテライト 優勝 MPC招待プレーヤー

2011年N-1 チャリティマッチ 優勝 レッドドラゴン招待プレーヤー

2011年Red Dragon 17位 $5,202獲得

2012年WSOPトライアル 優勝 WSOPサイドイベント招待プレーヤー

その他国内トーナメント入賞多数

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優勝インタビュー

WSOPトライアル優勝のチクサ マコトさんにインタビュー アキバギルドの生抜きのプレーヤーでもあり、海外の様々なカジノに訪れているチクサさんに ポーカー界の現状とアミューズメントプレーヤーが海外で勝つ為にはどうすれば良いか聞いてみました。

 

-- 優勝おめでとうございます。今の感想をお聞かせ下さい --
 WSOPトライアルはアキバギルドポイントランキング上位者(25人)の大会なのです。 常連同士の戦いで人数も少なく、ストラクチャーも厳しめで、そんなトーナメントだったので 運が良かったと思います。 6のクワッドとQのクワッドと2回引いて、最後はAのクワッドで勝つ予定でしたが、出ませんでした(笑)

 

-- ポーカーを始めたきっかけは --  
海外のカジノでバカラやブラックジャックの経験はありました。 最初はブラックジャックのカウンティングの練習にアキバギルドへ通っていたのです(笑) たまたまプレーヤーの人数が少ないということで、友達にポーカーを誘われたのがきっかけでした。 この時、ポーカーがそこまで面白かったかというと、それ程でもありませんでした。 当時、アキバギルドはリングゲームのみで、私がポーカーを覚えて1〜2ヶ月後に トーナメントが開催されるようになりました。 トーナメントが性に合ったのでしょうか。それから、ポーカーの面白さにハマったというか、 真剣にポーカーのことを考えるようになりました。

 

-- 結果はすぐに出ましたか --
当時は周りもポーカー歴1年未満の人ばかりでしたから、勝ったり負けたりで、 その頃には涼くんと仲良くなっていたので、ポーカーのことをよく話し合っていました。 僕達は一人で考えるのではなく、仲間達と皆で考えるようにしていました。 その結果、同時期に始めた人たちより、少しだけ差ができたように思えるし、 結果も早い時期に出せたと思います。 私が負けても涼くんが勝つ、彼が負けても私や仲間が勝っているという感じでした。


-- 覚えて半年でAPPTマニラのメインに挑戦しました。初の海外トーナメントは如何でしたか --  
ファイナルテーブルでキャリア10年とか5年とか、そんな人たちに勝ったんですね。 初心者でトーナメントに勝ち、海外招待プレーヤーとしてプロと戦う・・・普通、緊張するところなのですが、 自惚れてましたね。ポーカーの巧い下手なんて大した差じゃないだろうって。 今思えば、恥ずかしいですね。 Buy-inが$2,500のAPPTメイントーナメントにはPokerStarsのプロが大勢いて(当時Team USA)、 各テーブルに1人はいましたね。もうね雰囲気から何から違いましたし、打ちまわしも本当に巧くて何もさせてもらえませんでした。 「プロって本当に上手なんだな」って痛感しました。 でも、本当に彼らが巧いと思えたからこそ、ポーカーに対する向上心が芽生えたし、 自分も巧くなれると思えましたね。見せ場もなくシートオープンしてしまいましたが、良い経験でした。 国内アミューズメントでポーカーしている人も1度は海外を経験した方が、その後に 活きると思うのでどんどん挑戦してもらいたいです。

 

-- アキバギルドの生抜きプレーヤーとして近年の状況 --
4年前と比べると確実にポーカー人口は増えていますよね。ここアキバギルドのお客さんは 僕のようにバカラやブラックジャックをやってて、ポーカーに興味を持って始めたという人が多いです。 殆どの人が、ポーカーって5ドローしか知らないんですね。2枚しか配らないポーカーって何だ?共有カードって何だ?でも、面白いじゃん。 そんな風にここアキバギルドはポーカープレーヤーが増えていますし、プレーヤーの人数が増えるとトーナメントの質が上がりますよね。 その中には常連も海外経験者も初心者も混じっています。 そんなトーナメントを繰り返すことで、ここのプレーヤーの成長力は他店とは比較にならないのではないでしょうか。そして、アミューズメントでメイドさんの店なのに、殺伐とした雰囲気になる時間帯もあるくらい 皆が真剣なんです。 数年前まではメイドの店のポーカーなんてって馬鹿にされていましたが、今ではアキバギルドで勝ったと言うと 多少のリスペクトはあるのではないでしょうか。 2011年、2012年と全日本チャンピオンを輩出したということは素晴らしいことだと思います。

-- トーナメントの楽しさ --  
最初に述べましたが、プレーヤーが少なくてポーカー卓に呼ばれるなんて、今のアキバギルドでは 想像できないと思います。その頃と比べるとポーカー環境は良くなったと感じています。トーナメントの質もレベルも上がっていて楽しいです。 ここアキバギルドはJPT(Japan Poker Tour)の決勝トーナメントが開催されます。 JPTは全国からプレーヤーが集まるので、面識のないプレーヤーと戦うことも楽しいし、 遠方から来られるわけですから、モチベーションも違います。真剣勝負できる期待もありますね。 あの緊張感や楽しさを味わいたいから、また予選も頑張ろうって思えますね。

 

-- アミューズメントプレーヤーが海外で勝つ為には --  
ほとんどの方がサラリーマンで、家族がいたりすると、気軽には行けないですよね。 出場するからにはイベントの日数分の休みを取るわけで、すぐに負けたくない。当然のことです。 これが、日本からでなく香港からだと1時間で行けるし、ダメならまた来週って気軽に行けますよね。 でも、日本人の場合はそうもいきません。 そういったハンデや諸事情があり、マカオで日本人は、よりタイトに打たされてる感は拭えないですね。 2〜3回挑戦してインマネできないから下手とか決め付けないで、何度も挑戦して欲しいです。 1回で結果を求めるのではなく、長い目でアベレージを出せば良いと思います。 そうすることで、場慣れもするし、マネープレッシャーから開放されて、普段のような プレーが出来るようになると思います。 海外で勝とうがインマネしようが、負けようが、成長しようと思わなければ同じだし、 考えなくては成長することはないし、強くなりません。

 

-- 目標 --
ギルドの良いところは、お金を賭けていなくても多くの人が真剣なんです。 お金のことだけを考えると絶対にオンラインのほうが得だと思います。勝つか負けるかは別として。 ただアミューズにはアミューズのいいところがあるし、友人がたくさんできるとよけいに楽しくて また行っちゃいますねw そんな中でプレーするだけでも成長できると思いますし、何度も顔を合わせると仲良くもなれるし、 そこで出会った仲間達でポーカーを真面目に捉えて、巧くなって海外へ挑戦してもらいたい。 僕のように家族ができて、子供ができて落ち着く人間もいる。 でも、止めないで自分のペースで成長していければと思います。 そして、たまにトーナメントに勝って招待選手として海外でプレーする機会があれば全力でやるし、 アキバギルドでテーブルを囲んだ仲間が挑戦しに行けば、速報なんかをチェックしながら応援するし、 活躍してくれたら僕も嬉しいです。 そんな仲間意識がプレーの継続や成長、そしてポーカー競技者の増加につながっていると思います。 間もなく開催されるMacau Poker Cup Championshipへ挑戦する仲間達の活躍を日本から応援しています。 

 

-- 最後に一言 --
まさかこんなにアキバにくるとはw

 

インタビュー:カツマ(PokerJapan)

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