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Danny、Welcome to Japan

< <ジャパンオープン創始者が語るジャパンオープンとDannyさんとのストーリー>>

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 Japan Open Grand Final Season11が2017年1月に東京・銀座で開催されます。今回のスペシャルゲストとして、Danny McDonaghさんがオーストラリアから日本にいらっしゃる予定です。
 Danny McDonaghさんは、PokerStarsのライブオペレーションディレクターとして広く知られています。 1990年代からポーカー業界に携わり、PokerStarsでの事業を始めるまではオーストラリアのCrownカジノに勤め、Aussie Millionsを世界トップレベルに導いた一人だと評価されています。
 その後PokerStarsからのオファーを受け、Asia Pacific Poker Tour (APPT)の責任者兼Australia New Zealand Poker Tour(ANZPT)の理事になりました。今年の3月にPokerStarsを退職し、現在はカンボジアでのボランティア活動を始めポーカー以外の分野で活躍されています。
 今回、Japan Open Grand Final Season11のオペレーションディレクターとしてDannyさんを招待することで、ジャパンオープンを始め日本国内のポーカーライブイベントの発展への寄与が期待されます。ジャパンオープンの創始者の一人である藪内さんに、Dannyさんとのストーリーを伺いました。

初めてDannyさんと出会ったのは、第1回APPTマカオだった
 2007年にアキバギルドを立ち上げて暫く経ったあと、あるお客様からの「ポーカーがやりたい」と言うご意見をきっかけに、ポーカーを見様見真似で店に取り入れました。その時マカオで開催された第1回目のアジアパシフィックポーカーツアー(APPT)に興味を持って視察することにしました。当時はお金も無かったので、3000円くらいのサウナに宿泊しながらマカオのカジノを見学しました。
 Matt Savageというトーナメントディレクターがメインイベントのファイナルテーブルでマイクを手に司会をしていて、この人がトーナメントを作り上げているんだ、と感心した記憶があります。
 Dannyさんと初めて会ったのもその時でした。メイン飛んでから出た次のサイドイベントで2位となり、キャッシャーへ賞金を取りに行ったら、お金を渡してくれた時に「おめでとう」と楽しそうに言いながら、格子越しに中から手を出して握手をしてくれた人がDannyさんでした。

第1回APPTマカオの参加者は350人程度だった
 City of Dreams Macauで開催される現在のPokerStarsのイベントは、延べ参加人数が数千人規模になるのはもう当たり前のようなことですが、Grand Waldoで開催された第1回APPTマカオは350人ほどの規模でした。会場では日本人プレイヤーを5人ほど見かけました。香川さんや和気さん、池内さんたちがいらっしゃって、大会について親切に教えてくれました。
 その時はまだポーカーは普及しておらず、マイナーゲームを知るごく一部の人達だけで集まって遊んでいる印象でした。当時のキャッシュゲームはディーラーがカードを配るタイプではなく、Poker Proと呼ばれるマシン上でポーカーをやっていました。普段はPoker Proでキャッシュゲームをやって夜でも15人ほどしか集まらないのに、APPT開催中は昼間からそれだけの人数が集まっているのに驚いた記憶があります。ポーカーの大会はマカオのゲーミングコントロールに競技としてみなされていたようで、ディーラーを使って運営する事が許可され、大会ではディーラーたちが撒いていました。

初めてのAPPTはとても楽しかった
 20万円もするメインイベントに出るつもりはなく、見学していただけでしたが、池内さんにマカオまで何しに来たのと煽られて、急遽参加することになりました。2ラウンド目で軽く飛ばされてしまいましたが、参加したことだけでも楽しかった記憶が残っています。
 その後のサイドイベントに参加して、スローロールをしてしまった際、「You are actor」とKitty Kuoさんに笑われたこともありましたが、実はスローロールとか言っても、どっちが勝ったか分からないので、考えながらショーダウンしただけでした…(笑)。楽しく遊んでいるうちに残り2人になったところで、BBさんという日本人にディールしないのかと言われましたが、当時は意味がわからなくて、とりあえず優勝を目指したものの、2位で終わってしまいました。

それからは10年間欠かさずDannyさんたちのイベントに参加していた
 Dannyさんが率いるスタッフが立ち上げたMacau Poker Cupは、年々アジアでもトップクラスのイベントへ育っていきました。彼らのイベントが開催される度にマカオを訪れていたら、気付いてみると毎年4回10年間も欠かさず参加していました。
 第1回APPTから現在に至るまで、マカオの大会は年々規模を拡大し、日本からも多くのプレイヤーが参加するトーナメントに成長していました。そこで色んな国の人と知り合う機会があり、その中には日本のJapan Openに参加してくれる方もいました。

自分も体力には自信はあるが”Ironman Danny”には勝てない
 イベントの中心にはいつもDannyさんがいました。フロアでスーツをびしっと着て接客からTDまでこなした後、朝までクラブで飲み明かし、翌昼には山道ダッシュをこなし、数時間後には何事もなかったかのように会場で仕事をしていました。
 私もかつてはフロアやディーラーとしてはタフなほうでしたが、ダニーには勝てる気がしなかったですね(笑)。そんな彼のコーディネートするイベントが好きでした。プレイヤーとして参加して飛んでしまった後は、メディアで写真を撮ったり、生放送で速報記事を書いたり、いつの間にかスターズの手伝いをやっていました。もちろんノーギャラです。

「日本でポーカーイベントを開催して欲しい」という依頼がJapan Open開催のきっかけだった
 ある時、DannyさんとFredさんから、日本でポーカーイベントを開催して欲しいと依頼されました。まさか自分がディレクターで大規模なトーナメントを運営するとは考えてもみなかったけど、Dannyさんたちが0からマカオのイベントを立ち上げていく様子をずっと見ていたお陰で、自分でもできる ような気がしていました。
 それが「Japan Open Poker Tour」の始まりでした。
 規模が少しづつ大きくなり、プレイヤーやディーラー、参加店舗が増えていくのを感じるのが楽しかったです。プレイヤーにとってはポーカーが最高に楽しめるトーナメント、ディーラーにとってはディーリングができる最高の舞台を目指して作り上げてました。1開催終わるたびに次のイベントが最高であることをいつも追い求めてました。

Japan Openに招待することで、Dannyさんへ感謝の意を表したい
 Japan OpenはDannyさんを見続けて作り上げたイベントです。彼こそが世界最高のディレクターの1人だと思います。彼がいなければ、Japan Openはなかったでしょう。
 そんな彼に感謝を表し、日本へ来て頂きたくこのたび招待をしました。彼をきっかけにして作られたイベントを、ぜひ一度、彼と一緒に盛り上げていきたいと思っています。皆様にも一緒に楽しんでいただきたいです。

 Main Event スケジュール:
http://japanopenpoker.com/season11/gf#スケジュール
 Main Event プロ選手契約:
http://japanopenpoker.com/season11/gf/event1#プロ選手契約内容
 ライブ予選スケジュール:
http://japanopenpoker.com/season11/gf/event1#ライブ予選 
 Side Events スケジュール:
http://japanopenpoker.com/season11/gf#サイドイベント

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