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JAPAN OPEN 14:Tokyo MEGASTACK 優勝
後藤 大介さんインタビュー

年齢:36歳
職業:広告代理店(博報堂)
趣味:ポーカー、野球、ゴルフ
ポーカーネーム:gdj
ポーカーを覚えた場所:Melbourne(オーストラリア)「CROWN CASINO」
入賞歴:第2回「東スポカップポーカー大会」優勝、APT JAPAN EAST 準優勝、JOPT 14: TOKYO #1 STARS 150 Bounty 準優勝
海外入賞歴:APPT 10 - Melbourne Ev#13 6位






・gdjだけど、DJはやっていません(笑)
Yuki:プレイヤーネームのgdjは、東スポの優勝インタビューを読んでわかったんですけど、本名+ジャパンの略だったんですね。
後藤さん:はい、「読みづらい」ってみんなから怒られています…。
Yuki:その名前の由来とかありますか?
後藤さん:学生時代から海外にいることが多かったのですが、自分はあまり日本人っぽい顔をしていないみたいで、韓国や中国の方に見えるらしく、当時の外国の友達に何人なのって聞かれてジャパンって答えることが多く、面倒だったのでずっと名前の後藤大介の後にジャパンをつけて、メールアドレスにしてたんです。それでポーカーネームを決めるという話になったときに、昔からずっと使っていたハンドルネーム(gdj)を使いました。
「昔DJとかだったんですか?」って聞かれたこともあります。w




・深いバリューをきっちり取りに行く、MEGASTACKならではの楽しみ
Yuki:今回のMEGASTACKは341エントリーで、Main Eventのエントリーより多かったですね。JAPAN OPENの大人気イベントで優勝できた経緯と感想を教えていただけますか。
後藤さん:幸運な事に残り50人の段階でチップリーダーでした。そこからずっとチップリーダーを維持したまま、優勝できた事は嬉しかったです。メガスタックの醍醐味だと思いますけど、スタックがディープで、ストラクチャーに余裕があって、ブラインドも細かくて、自分としては深いバリューをしっかり取りに行く事が得意だと思っているので、スタック量を有効に活かせたまま、勝つことが出来たのは非常に良かったと思っています。




・ポーカーは、立派なマインドスポーツ
Yuki:ポーカー以外、野球とゴルフも趣味だとおっしゃいましたね?
後藤さん:今まではずっと野球とゴルフをやっていたんですけど、年齢も30後半になってきて、正直20代前半の人たちとガチでやるのは結構しんどいんです。ポーカーをやっているほうが楽しいです。今後もポーカーだったら長い競技人生を楽しめると思います。w
Yuki:普通のスポーツと違って、ポーカーの運の要素で、ギャンブルだと思っている方と、スキルゲームだと思っている方って結構別れていますね。後藤さんはそれについてどう思いますか?
後藤さん:ギャンブルは運の要素が強すぎると思っていて、ポーカーはやはり囲碁将棋までの完全情報ゲームではないですけれども、自分はスキルやテクニックが要求される立派なマインドスポーツだと思います。あと、トーナメントに参加する時に、歳も違えば、職業も違ったり、リアルに言うとバンクロールが違ったりするとしても、みんなが平等に同じ条件でスタートして戦えるのが魅力的です。
Yuki:無視できない運の部分とスキルのバランスはどう取られていますか?
後藤さん:トーナメントで大事だと思っているのは、コインフリップをしないことです。最低75%の勝率が自分の中にあると思わない限り、勝負はしないと決めています。自分がプレイしていて、50%vs50%になった時は、勝負に持ち込んで勝って2倍になったとしても、リスクが高すぎると思っています。そこで勝つよりも出来るだけその勝負を避けて、次により高い勝率で勝てる機会を作る選択したいと思います。




・コミュニティカードのボードで戦う、それを目指してポーカーをする
Yuki:昔のジャパンオープンのアルバムでこの写真が見つかりました。そのステッカーは…?
後藤さん:これは「HAKUHODO DESIGN」の柴田という優秀なデザイナーが作ってくれた博報堂ポーカークラブのロゴです。
Yuki:そこに並んでいるのはもしかして…
後藤さん:コミュニティカードです。2枚のスターティングハンドで戦わず、5枚のコミュニティカードで戦う、ボードを重要視するという意味が込められています。
Yuki:なるほど。
後藤さん:当然ポーカーって、運の良い時、悪い時が存在すると思うんです。でも常に上手くて強い人は、プレミアムハンドがたくさん入っていない時も勝てる(実際勝てている)わけで、ボードを利用したり、ストーリーを利用したりして、プリフロップのアクションで対戦相手がポケットハンドだと思った時にフロップでAが一枚が落ちた場合、自分のハンドにAが無くてもストーリー次第でポットを獲得出来ると思います。
300回やって300回AAが入る人には勝てないですけど、自分に良いハンドが入らない時もテクニックによってカバーできるものだと信じています。それを目指してポーカーをしたいと思っています。





・博報堂ポーカークラブの立ち上げ
Yuki:博報堂ポーカークラブがあるって知った時は結構驚いていました。会社はそれに対してオッケーを出すのってなかなか難しいなと思って。立ち上げた経緯を教えてもらってもいいですか?
後藤さん:正直、凄く難航しました。
実際会社としてのメリットがあまりにも少なく、世の中的にはどうしてもギャンブルというかダークなイメージが大半を占めてしまっているのが現実なので。
しかし、そのイメージを払拭して世界中で大流行しているこのポーカーというマインドスポーツを日本中の誰もが楽しめるようになれば素敵な事だなと思い、会社と交渉を重ねました。
最終的に認めてくれた懐の広い会社に感謝をしています。
今は21人の部員がいます。
Yuki:結構いらっしゃいますね。
後藤さん:いますね。博報堂の営業もいれば、デザイナーもいれば、コピーライターもいれば、CM制作のプロデューサーもいれば、TV新聞雑誌WEB等のメディアを担当する人もいれば…いろんなメンバーです。あと、博報堂関西支社にもメンバーがいて、関西支部もあります。新人が採用されたあと、博報堂ではこういう活動団体がありますって紹介があるんです。その中にポーカークラブも入っています。




・博報堂ポーカーカップ、企業対抗戦を定期開催
Yuki:博報堂ポーカークラブはどのような活動をしていますか?
後藤さん:やっぱり会社の公式の部なので、いろんな企業さんと戦ってみるのも面白いなと思って、企業対抗戦をやっています。
Yuki:例えばどこと対戦しますか?
後藤さん:vsNO1広告代理店さんだったり、vs総合エンターテイメント企業さんだったり、vs有名なIT系の企業さんだったり、もっと活発になったら嬉しいなと思っています。
博報堂ポーカーカップも定期的に実施しています。



Yuki:意外と…前からJAPAN OPENで見慣れている方は結構いらっしゃいますね。
後藤さん:もちろんJAPAN OPENに参加しているメンバーは多いですね。博報堂ポーカークラブにはキャプテンがいるんですけど、神林一馬という去年の東京コピーライターズクラブ(TCC)の最高新人賞をとったコピーライターで、強いプレイヤーなんですよ。うちのポーカー部でいうと、神林か大津君か、佐々木君か、中村多聞さんとか荒井さん辺りが、一二を争う上手さじゃないかなと思っています。
ただ、部内でトーナメントをやるとその辺が結構先に死んでいくんです(笑)。




・今の日本のポーカーは、「美味しい」
Yuki:ポーカーをやって知り合った方は多いですか?
後藤さん:すごく多いですね。正直、男性女性問わず、魅力的な方が多いです。
まだまだ日本でマイナーなポーカーをやっている人って、割と富裕層か、アーリーアダプター(アンテナが広い)か、かなり流行り物に前から触れられている人が多いので、特殊ですよね。
今は「美味しい」と思いますけどね。
Yuki:「美味しい」?
後藤さん:ある意味、日本のポーカーっていうものがグローバルスタンダードから遅れている(閉ざされている)んで、そこにいる少ない人達は、だいぶ感度が高い人だと思っています。
今は普通に日本でアミューズメントで打っている人の中にも、ラスベガスとか行けるし、日々のお金に困っていない、不動産関係の方とか、事業家の方とか、IT社長とか、ステータスの高い方たちが目立つと思います。
ポーカーネームって通名でいいので、仲良くなってから聞いてみたら、すごい偉い人だった~みたいな事が良くあります。なかなかこの歳でフラットな関係の友人知人って勝手にそこまで増えないと思っていたのですが、、、逆に新鮮なくらいです。
「美味しい」という表現が正しいかは微妙な所ですが、開いているテーブルに「自分も参加しても良いですか?」と問いかけることはそんなにハードルがあることでは無いと思います。
Yuki:確かに、いろんな方と出会えますね。
後藤さん:あと、ゴルフに近しい分があると思っていて、其々の方にプレイスタイルがありますよね。すごい人間性が出るんですね。その人がどんなタイプの人かなっていうのも、何度か同卓すると、すぐわかるので、それも面白いと思うんです。




・ポーカーは、自分の中で完結しなければならない
Yuki:好きなポーカープレイヤーのタイプを教えてもらってもいいですか?
後藤さん:プレイしていてかっこいい(ジェントルな)人が好きなんですね。
Yuki:上手い人?
後藤さん:うまいのも強いのもそうなんですけど、自分は甘い事を言いますが、勝てばいいっていうことでは無いと思っています。例えばゴルフで、スコアの数値は少なければ少ないほうがいいですよね。基本的には、4人で一緒にラウンドしてスコアを競い合うんですけど、自分のスコアをどれくらい下げられるかなっていう自分との戦いなんですね。なので、決して相手に対して、俺の方がこう優れているとか、俺はこうした方が良かったと思うとか、他人のことを言う必要がないんですよ。自分の中で完結しないといけないものだと思います。
Yuki:(…かっこいい!)
後藤さん:ポーカーも近いと思っていて、最後は他人のチップを根こそぎ奪ってくるじゃないですか。その優劣で誰が強いか弱いか決まるんですけど、その人がたとえ間違ったプレイをしたとしても、勝った人が間違った人のことをどうこう言う必要がないと思うんですよ。どれだけ紳士的であるかっていうことだと思うんですけど、そういう事がちゃんとできる人がいいなと思っています。
Yuki:例をあげていただきますと?
後藤さん:特に中野で知り合ったshopmakerさんだったり84さんだったり、強くて素晴らしいプレイヤーさんで尊敬しています。お二人を始めとする多くの尊敬するプレイヤーの方々と日々ご一緒をさせて頂いて自分も勉強させて頂いています。




・オススメポーカースポットは「渋谷の名門SOSポーカー」
Yuki:日本でよくプレイする場所を教えてもらってもいいですか?
後藤さん:今はよく渋谷SOSに行きますね。正直かなり狭くて(都内最小?)1テーブルしかないですけど、フリーズアウトをやったり、ロングストラクチャーを使ったりして、可能な限りプレイヤー目線でのゲームを開催してくれていると思います。強いポーカープレイヤーを輩出する事を目指してスポット運営をされているので、個人的に好きなお店です。
国内外のトーナメント優勝経験者が多く集まって日々のトーナメントが行われている点も魅力の一つだと思います。




・一緒に楽しいポーカーをしましょう
Yuki:最後に、これからポーカーを始めてみたい方々へ、一言をお願いできますか?
後藤さん:正直、海外と違って、日本でポーカーをやっても儲からないじゃないですか。(当然ですが)
だけどなんで日本でわざわざポーカーをやっている人がいるというと、みんな楽しもうと思ってやっているんだと思います。これからポーカーに興味を持って始めてみたいという方がいらっしゃれば、「是非一緒に楽しい競技ポーカーをしましょう!」とお伝えさせて頂きたいです。










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