interview_mayuzumi


WSOP2018メインイベントへ!!
まゆずみさんインタビュー



Masters N-1 2017で優勝されたまゆずみさんにインタビューを行いました。まゆずみさんはMastersのイベントに初回から参加されており10年越しの優勝を果たしました。この夏、WSOPメインイベントに挑戦される点でも注目です。




・読みを信じて、「俺でもできるんだ」と感じた優勝。
インタビュアー:Mastars N-1優勝おめでとうございます!振り返ってみて感想をお聞かせください。
まゆずみさん:ありがとうございます。何よりも、プロ契約選手としてWSOPメインに出れるようになってうれしいです(笑)。周りは自分の実力についてどう思ってるか知りませんが、自分でもできるんだなという自信にはつながりました。
インタビュアー:そもそも、まゆずみさんがポーカーを始めたきっかけは何ですか?
まゆずみさん:当時品薄で、欲しかったボードゲームが賞品となっていたトーナメントに出場したのが最初です。今はポーカーばかりするようになったので、そのゲームは今も持っていないですが・・・(笑)。
その後はいろいろなポーカースポットに行ってみて、結果、リーズナブルで良いストラクチャでトーナメントができる『アキバギルド』中心でプレイするようになりました。Masters N-1に関しては、開催当初アキバギルドが会場だったので自然と参加していました。
インタビュアー:なるほど。N-1については初回から参加されているということですが、N-1の良いと思うところはどこですか?
まゆずみさん:10年前ですと、数百人規模のチケット無しで参加可能な国内トーナメントはあまりなかったので、それだけで貴重でした。また、私は一回にやり取りするチップの量がスタックに対して相対的に大きいターボトーナメントが苦手で、リングゲームで行われるようなバリューを取っていくスタイルが得意なので、ストラクチャが深いN-1のようなトーナメントは私のプレイスタイルに合っているのかもしれません。
インタビュアー:なるほど。では、トーナメントを通して印象に残っていることはありますか?
まゆずみさん:ファイナルテーブルではベット額をしっかりコントロールをしてくるプレイヤーが多く、多少やりづらかったです。気をつけていたこととしては、最終的な判断を自分で判断したかったので、自分からあまりオールインをしないようにしました。また、注意深く相手を見ることで負けているハンドをフォールドできた場面もありました。TTを降りた場面では、私の右のプレイヤーの方が強いハンドが入ったときに腰を使う(注:考える)癖があるプレイヤーだったので自分の読みを信じてフォールドしました。


(▲TTをプリフロップでフォールドするまゆずみさん。実際の相手のハンドはAA)




・「ペルソナ化」と情報整理。
インタビュアー:ポーカーをどのように学ばれましたか?
まゆずみさん:最初、確率の考え方は教わりました。あと、シマダさんのブログ「ポーカーの高速道路とけものみち」は読みました。その後はほぼ実践のみです。
インタビュアー:それでは、その実践のときの考え方についてお聞かせください。
まゆずみさん:情報管理が大切だと思っています。(注:下表)

短期的情報 ハンド・スタック・ポジション
中期的情報 自分や相手の状態・今の自分がどのように見られているか
長期的情報 自分や相手のプレイスタイル


ポーカーをプレイしているときに手に入る情報は大きく分けて3つに分類できます。そしてそれに対応するオプションを選択していくことができるプレイヤーが強いプレイヤーだと思っています。どんな打ち方が流行っているのかを調べておいて、対策しておくことも欠かせないと思います。
インタビュアー:相手や自分の情報についてどのように正確に入手するのですか?
まゆずみさん:マーケティングの仕事に従事しているのですが、マーケティングでは客となる相手をタイプで分類する「ペルソナ化」ということをしています。ポーカーにおいてもテーブルに着いた時の感じた雰囲気や見た目など感覚的なものを長年意識して、蓄積してきたという自負があります。また、実際のプレイにおいても、毎回のCBの額やリバーのベット額、ショウダウンのときにわかるベットレンジなどを短期的情報として拾ってから中期的・長期的情報に昇華させます。
また、ジャパンオープンでスタッフ側で参加するのは、とても良い経験になっています。客観的にプレイヤーを見れるようになった気がします。他人同士のプレイをフラットに見つめて、プレイの理由などを考えながらスタッフとして働いていました(笑)。
プレイヤーしかやったことない方も、ディーラーやフロアスタッフを経験してみると良いと思います。



インタビュアー:ポーカーにおいて大切だと思うことは何ですか?
まゆずみさん:「ブレない」ことですね。心理的にぶれてしまうとプレイの質が下がってしまいます。最近は、どういう状況でどういう心理状態になるかというのが経験的にわかってきたのでブレにくくなりました。同時に、相手のブレ、例えばティルトしているのか?帰りたがっているのか?コールしたがりなのか?などを観察して情報として活用しています。
また、「勝つ時の感覚」を覚えておくことは大事だと思います。私の場合は頭がスッキリした状態だと「勝てるな」と思ってプレイができます。実際、今回の優勝時にもその感覚がありました。




・WSOPブログに載って宣伝を!
インタビュアー:最後にWSOPに対する意気込みを教えてください。
まゆずみさん:WSOPブログに載って、N-1の名前を世界に広めてきます!WSOPイベント自体だと「MONSTER STACK」など含めて通算3回参加しています。WSOP期間中は参加費が200ドルから600ドル程度のトーナメントが周辺のカジノでいくつも開催されていて、気軽にトーナメントに出られるので毎年楽しみにしています。今回は、予算が厳しいながらもいつかは出たかったWSOPメインイベントに出られるのでとても楽しみです。以前から、300ドル位のトーナメントでは賞金を獲得したことがありますが、今回はそれ以上のインマネを果たせたらいいなと思っています。
インタビュアー:ありがとうございました。WSOPでの健闘をお祈りしています。


(▲Wynn Summer Classic 2014で賞金を獲得したまゆずみさん)








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