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AJPC
Shintaro Miyake
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ミヤケ シンタロウさん 2012年AJPC(ALL JAPAN POKER CHAMPIONSHIP)チャンピオン。 4回目の挑戦で念願の予選突破を果たし、何度も迫る危機を乗り越え、 2人同時にフィニッシュという離れ業でCHAMPIONまで登りつめた。

主な戦績

2012年 AJPC 優勝 WSOP 招待プレーヤー

これまでに主だった戦績は残していないが、ポーカーの向上心だけは人一倍強く、 初トーナメント制覇がAJPCという輝かしい実績は、今後ミヤケさんのポーカー人生を 大きく変えることでしょう。 WSOPでも五省を背負いAJPCチャンピオン初のインマネをしてもらいたい。
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AJPC2012チャンピオンのミヤケ シンタロウさんにインタビュー ファイナルテーブルではジェットコースターのような展開を繰り広げるが、 「KK」をプリフロップでJustCallして、2人を同時にフィニッシュさせるという伝説的な勝ち方をした。 AJPC2012新チャンピオンのミヤケさんに優勝直後の感想とAJPC2012について聞いてみました。

 

 -- 優勝おめでとうございます。今の感想をお聞かせ下さい --  
ありがとうございます。セレモニーの記憶が飛んでて、あまり実感がありません(笑)。僕なんかより上手い人が多かったんで、僕が獲っちゃって良いんだろうかって気持ちもありますが、達成感でいっぱいです。 僕にとってはこの大会は非常に長かったし、良い時間帯もありましたが、苦しい時間もたくさんありました。 こんなにたっぷりポーカーができて、楽しかったし燃え尽きました。

 

-- AJPC2012を振り返って、勝因はどこにあったと思いますか --  
今年の目標は予選を突破することでした。その為にアキバギルドのAJPC模擬戦に参加し、 AJPC予選の研究を一通りできたし、そこでラスト5人に入れたことが弾みになりました。 勝因というより、印象に残っている場面は2つあります。 Day1、ブラインド150/300 僕がBBでSBコール。ハンド「JJ」オプションチェックせず3BBレイズ。 SBはリレイズしてきました。コールしてフロップが開くと JJQ なんとフロップでクァッドが完成してしまいました。しかも相手はチップリーダーだったので、 クァッドの喜びを抑え、どうやって最大限の利益を得られるかだけを考えました。 チップリはベットしてきたので、意図的にテルを入れて、時間を掛け、悩んだ振りをしながらコール。 ターン K 相手がチェックしてきたので、ドンキーな振りして400のベット。 すると大きく3000のレイズをしてくれたのです。 今度はレイズ額に驚いてみせたり、時間を使えるだけ使って、長考してコールしました。 リバーはラグ 相手はオールインしてきたので、渾身のコール。 相手は「KK」でキングハイフルハウスでした。もの凄く強いハンドです。ですが僕はそれに唯一勝てるハンドです。JJを見せると周りのどよめきや歓声とチップリの唖然とした顔は忘れられません。 最高の場面でのクァッドでした。



運命の5ポケット
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 もう1つの場面は ファイナルテーブルでマツザワさんとヘッズアップの場面。 ミドルからレイズインで入るとチップリーダーのマツザワさんがレイズ。 僕のハンドは「55」でした。 予選ファイナルの様々なテーブルを観察していましたが、ローポケットは2オーバーに対して、 どうしようもなく弱い。 中継を観られてた方には無謀に映ったかも知れませんが、ハンドだけ見ると全く強くないし、 相手はチップリーダーだし、勝負するべき場面では無かったのかも知れません。 ですが、私にはあの場面の「55」が勝負どころと感じました。相手のハンドを見るまでは(笑) オールインすると相手はコール。 相手のハンドは「99」万事休す。 そして開いたフロップは8、2、4 諦めて立ち上がろうとしました。 ターンに6...もう後は祈るだけでした。 リバーにまさかの「3」 傍から見るとまぐれに見えたと思います。確かにハンドだけを見れば、奇跡かもしれません。 強くもない「55」でチップリーダーに向かって行ったのは、ここが勝負どころだと確信したからこそです。 このハンドでスタックを大きく奪えたから、優勝に近づけたのだと思います。 ポーカーはスキルゲームなのは理解しているつもりですが、ポーカーを覚えて半年程の女の子が ファイナルテーブルに残り、入賞を果たしている等、トーナメントファイナルともなると、 オッズや確率を越えた何かを感じました。

 

-- 今大会でJPTのジャージ姿が一際目立ってましたね --  
先程も述べましたが、AJPC模擬戦で入賞した時に アキバギルドから、このジャージを頂きました。 大切にしたかったのと、自分だけのオリジナルにしたかったので、刺繍を施したんです。 元帝国海軍のパイロットだった、ご老人に教えてもらった言葉で、 感銘を受けたので、ポーカーやっている時にも忘れないようにしようと思いました。 五省 一、至誠(しせい)に悖(もと)る勿(な)かりしか  (真心に反する点はなかったか?) 一、言行に恥づる勿かりしか (言行不一致な点はなかったか?) 一、気力に缺(か)くる勿かりしか (精神力は十分であったか) 一、努力に憾(うら)み勿かりしか (十分に努力したか) 一、不精に亘(わた)る勿かりしか (最後まで十分に取り組んだか) 旧帝国海軍の士官学校の訓辞になっていた言葉です。 WSOPでも着用しますよ。

-- 初めての予選突破で優勝。この喜びを誰に伝えたいですか --  
喜びというより、僕のようなプレーヤーでも、全てが上手く行けば、勝てるということ。 ポーカーが地上波で初めて放送されるらしいですが、このファイナルテーブルを観て多くの人が ポーカーの楽しさに、興味を持ってくれると嬉しいです。 先程、アキバギルドの店長に優勝報告をしたところ、祝勝会を開くと言われたので、 普段、一緒にポーカーをしている仲間たちと喜びを分かち合えたいと思います。 生中継で応援して下さった皆さんや大会運営者やディーラーの方々、JPTスタッフや アキバギルドの仲間達に感謝しています。 本当にありがとうございました。

 

-- WSOPに向けて抱負をお願いします --  
決して強いから勝ったのではないし、勝ったから強いとも思えません。 ですが、AJPC前年チャンピオンのイノウエさんに「これからだよ、これからうまくなるんだよ」と 言葉を頂きました。 もっともっと勉強しなければいけないし、努力も必要だと思います。その第一歩がWSOPだなんて、 武者震いがします。ラスベガスは初めてですし、世界の舞台でポーカーを楽しめればと思いますが、 出るからにはNovember9を目指します! いえ、言いすぎました。1日でも長くWSOPを楽しんで来ます。


インタビュー:カツマ (PokerJapan)

 

-- 最後に一言 --
五省

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