2026.01.14

#01 NLH Main Event 優勝 めっしさんインタビュー

#01 NLH Main Event 優勝 めっしさんインタビュー

JOPT 2026 Tokyo #01

#01 NLH Main Event

めっしさん

優勝 めっしさん

Main Eventご優勝、本当におめでとうございます!まずは今の率直な気持ちを教えてください。

めっし:ありがとうございます。正直、まだ現実味がなくてふわふわした感じはあるんですけど、シンプルに嬉しいですね。JOPTのMain Eventにはこれまで10回くらい挑戦してきました。これまでに「入賞」はしたことがあったんですけど、ようやく最高の順位を獲ることができて最高です。周りのSNSの反応や、ずっと連絡をとっていなかった知り合いからもお祝いが来たりして、少しずつ実感が湧いてきました。

3,241エントリーの頂点です。今大会全体を振り返って、印象的な場面を教えてください。

めっし:Day 1Dのターボに出たんですけど、実は初手でいきなりトリプルアップしたんです。BBでT4sでコールしたんですけど、フロップでフラッシュドロー、ターンでガットショットもついて、リバーでフラッシュが完成。そこで3-wayのオールインになって、一気に増やして、調子よくスプリンター賞も獲れたのでよい流れでした。

ただ、Day 2では一時期ジリ貧になって10BBを切るまで減ってしまったんです。そこでUTGからQQが入って、オールインに対してJJとT9sがコール。そこをしっかり獲りきってアベレージの上まで戻せたのが、今大会の最大の分岐点だったと思います。

大会中の様子

ファイナルテーブルに進むまでも順調だったんですか?

めっし:はい、印象に残っているのはファイナルテーブル進出前の残り2テーブル、18人くらいの時ですね。チップをたくさん持っているプレイヤーとぶつかったハンドです。相手がAAで、僕がKK。僕もチップを多く持っていたので、相手はあえてポットが膨らまないようにしていて、僕の3-betに対してコール留めを選択してきたんですけど、開いたフロップが「K-K-Q」だったんです。

まさかのキングスでクワッズですか!

めっし:そうなんです(笑)。しっかりとリバーまで取り切ってダブルアップし、圧倒的なチップリーダーとしてファイナルテーブルへ進むことができました。運も味方してくれた大きな瞬間でしたね。

ハンド展開の様子

ファイナルテーブルではどのような戦略を立てていましたか?

めっし:ファイナルテーブルは分散をできるだけ取らないことと、1ハンド毎すべて考え抜くことを意識していました。過去の大型大会でもファイナルテーブルはみんな固くなってフロップ以降はバリューしか出てこない印象だったので、チップを持ってる優位性を生かし相手のスタックを削るためにも、プリフロップのアクションが重要だと思っていました。プリフロップはできるだけ広く3-betを返し、フロップ以降のベットサイズは小さく、精密にすることを心掛けていました。

途中から周りの方も戦略を変え出すのですが、カウンターエクスプロイトするために、ライトな4-betやオールインを返したりといった駆け引きは意識していました。分散を避けることを意識してたので自分で3-betしたAKoを4-betオールインにコールするの非常に悩みました(笑)。知らないプレイヤーだと絶対コールなのですが、Kさんが事前情報ですごい硬いプレイヤーだと伺っていたので。

ファイナルテーブルでの攻防


ここで見事2位に入賞されたkaichiさんからもコメントをいただきました。優勝されためっしさん本人や、プレイスタイルについてどのような印象をお持ちでしたか?

kaichi:優勝された「めっしさん」については、当初は非常に堅実な印象を持っていました。チップリーダーにしてはポットに参加する機会が少ないように思えたので。そのような印象を持っていたので、自分は周りのミドルスタックのプレイヤーにプレッシャーをかけていこうと意識してプレイしていました。ですが、人数が少なくなってからめっしさんのギアが急激に上がったというか、一気にアグレッションを上げてきたように感じて、対応するのがすごく大変だったのを覚えています。めっしさん、本当に強かったです!

ヘッズアップのリバードンクオールインは、痺れましたね!

kaichi:KToでリバードンクのブラフオールインをして、めっしさんのセット(88)を降ろしたハンドですね。フロップでガット、ターンでダブルベリーと♣のフラッシュドローがついた局面で、「リバーに♣か、J・7・5のいずれかが落ちたらドンクでオールインしよう」とブラフアウツを決めてコールしました。Jが落ちればT1枚のストレートボードになりますが、自分はKまで使った上のストレートでナッツになる。めっしさんは相手のベットの意味をしっかりと考えられる上手なプレイヤーだと思っていたので、だからこそ多くの強いハンドをフォールドすると考え、オールインを選択しました。降ろしたのがセットだったと聞いて、このプレイはよかったと確信できました。

その他に、今大会で印象に残っていることはありますか?

kaichi:何より、富山から一緒に参戦していたRKYくんと一緒にファイナルテーブルに進出したこと、仲間がずっと現地で応援してくれたことがとても印象に残っています。日本一大きな舞台で、いつも地元で切磋琢磨している仲間と同卓するという経験は、もう二度とないかもしれない。応援してくれたすべての方に感謝を伝えたいです。めっしさん、優勝おめでとうございます。ヘッズアップ完敗でした!

kaichiさん、ありがとうございました!

kaichiさんと仲間たち


大きな額の選手契約がかかる中、マスクとサングラス姿が印象的でした。プレッシャーはありませんでしたか?

めっし:プレッシャーはあまりなかったですが、上手いプレイヤーのシオンくんが「真っ黒」な格好でやっているのを参考にして、表情から情報を出さないように意識していたので、周りからも緊張とかは見えなかったと思います。マネープレッシャーに関しては、死ぬほど稼いでる仲間が見に来ていて、その仲間たちからしたら大したことないだろうなと思って挑めたのがよかったです(笑)。途中のブレイクで仲間内で作戦会議した時に、精神面が大事だろうということで、高級な腕時計をつけて挑んだのでそこでギアが入った記憶があります(笑)。ただ、最後のハンド(QTs vs J6o)で勝利が決まった瞬間の解放感はすごかったので、やっぱり緊張はしていたんだと思います。

優勝決定の瞬間

ありがとうございます。めっしさんにとってポーカーとはどんなものですか?

めっし:ポーカーは人生を変えた趣味ですね。始めてから他の趣味がなくなったくらいです。大学でポーカーサークルを作ったりもしました。今回の選手契約は、やはり海外への挑戦に使いたいと思っています。APTやWSOPなど、憧れの舞台でしっかり結果を出していきたいです。

最後に、JOPT Main Event優勝を夢見るプレイヤーへアドバイスをお願いします!

めっし:Day 1で守りに入らないことですね。2-3回飛ぶ覚悟で、アベレージの3倍を目指して振り切る。あとは、とにかく打席に立ち続けることです。自分が特別上手いから勝てたわけではなく、運が向く瞬間にしっかりその場に座り続けていたからこそ、このチャンスを掴めました。諦めずに挑戦し続けてください!

今後の目標


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次回JOPT 2026 Grand Finalは 04.24 - 05.06で開催!

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ライター:Takuma
学生時代に"世界のヨコサワチャンネル"をみてポーカーを始めた。現在はアミューズメントポーカールームで腕を磨き、アジアを中心に各国のトーナメントにも挑戦中。タイ・マニラ・韓国などでの経験を重ね、総獲得賞金は約400万円。