#38 照紅葉 -NLH Ladies- 優勝 ヒロにゃん将軍

 

戦国ポーカーツアー2025 -秋の陣-

照紅葉 -NLH Ladies-

ヒロにゃん選手

 

優勝おめでとうございます!今の率直な気持ちを聞かせてください。

今回また、ちゃまちゃんと2人でヘッズアップできたのが本当に嬉しいです。トーナメント中もずっと「また一緒にプレイしたいな」と思っていたので、それが叶った瞬間は特別でした。こういう場面は、なかなか簡単には訪れないので、自分にとって大きな達成感があります。会場の歓声も背中を押してくれて、思わずにやけてしまう瞬間もありました。

エントリーした時点で、「また一緒にプレイしたい」と思われていましたか?

はい。エントリー前から「またファイナルテーブルで一緒に戦えたらいいな」と思っていました。もちろん結果は分かりませんでしたが、同じテーブルでプレイできることを想像するだけでワクワクしましたし、それがモチベーションにもなっていました。トーナメント中、周りのプレイヤーの目やチップの動きに少し緊張する場面もありましたが、ちゃまちゃんが近くにいると思うと自然と落ち着けました。

トーナメント全体を振り返って、印象に残った場面はありますか?

序盤にKKを引いた時です。スリーウェイオールインになった場面でしたが、その時にしっかりスタックを増やせたのは大きかったです。こういうプレミアハンドに助けられる場面は、やはり印象に残りますし、自分のプレイに自信を持てる瞬間でもありました。

バブルラインのあたりはどうでしたか?

バブルラインではスタックが少なく、手持ちのハンドもあまり良くなかったので、ひたすら耐える時間でした。もっと積極的にプレッシャーをかけたい気持ちもありましたが、周りのチップを沢山持っているプレイヤーが慎重にプレイしているのを見ると、焦らず待つのが一番だと判断しました。耐えることに集中したおかげで、後半に向けて体力とチップを温存できたと思います。

そのプレイヤーさんもファイナルテーブルに残っていましたか?

はい、赤い髪の方です。彼女のプレイはすごく鋭くて、序盤は少し怖かったですが、それもトーナメントの醍醐味だと思います。特にチップを持っているときの動きが非常に上手で、単なる手の強さだけでなく、心理戦としての駆け引きも感じられました。相手の表情や仕草から手の強さを読むのは難しいですが、観察することで微妙な心理の揺れを感じ取れました。

なるほどプレッシャーに感じる人がいたのですね。優勝を意識し始めたタイミングはいつ頃ですか?

ファイナルテーブルに入った時はまだショートスタックだったので、正直、優勝は全く意識できませんでした。残り4人くらいになって、自分のスタックが十分になり、ちゃまちゃんとほぼ同じくらいのチップ量になった時にやっと「ここから優勝を狙えるかもしれない」と思いました。

ちゃまさんとは普段から仲が良いですか?

はい、長い付き合いですし、普段から仲良くしています。トーナメント中も軽く笑い合ったりして、自然体でプレイできたのは大きいです。

ここで今回2位入賞されましたちゃまさんからコメントいただきました。

今回見事2位でしたが、率直な気持ちは?

悔しい気持ちもありますが、プレイ自体には後悔はありません。それよりも、ヒロにゃんとヘッズアップできたことが一番印象に残っています。あの緊張感と楽しさは、普通のトーナメントでは味わえない特別な経験でした。

ちゃまさんもヘッズアップを意識していましたか?

はい。セミファイナルくらいからヒロにゃんと同卓することが増えて、少しデジャブ感もありました。JOPT 2025 Tokyo #02 の時も同じようにセミファイナルから同卓していたので、流れとして自然に「ヘッズアップまで行けるかも」と思っていました。

展開も似ていましたか?

チップ差はJOPT 2025 Tokyo #02の時とは違いましたが、全体の流れは似ていました。序盤から終盤にかけてのハンドの攻防やブラフのタイミングなど、どこかで似たような状況が起きて、自然と集中力が増しました。

そうだったんですね!ヘッズアップの感想をお聞かせください。

バチバチという感じではなく、互いに冷静にプレイできたと思います。自分がブラフを捕まえられてスタックを減らした場面が、大きなポイントだったと思います。会場の声援も緊張感を増幅させる一方で、自分を奮い立たせる力になりました。

JOPT 2025 Tokyo #02でのヘッズアップと今回で印象の変化はありましたか?

JOPT 2025 Tokyo #02の時はスタック差があったので、戦略も少し制限されました。でも今回は、どちらが勝ってもおかしくない状況だったので、よりリラックスして楽しめました。

ヒロにゃんさんのプレーの印象について教えてください!

プレッシャーがかかる場面でも焦らず耐え、チップや体力をうまく温存する判断力があるなと思います。卓の状況をよく観察し、効果的なタイミングでオールインを仕掛けるなど、冷静さと攻めのバランスを兼ね備えた戦略的なプレイヤーだと感じました。

今後の目標はありますか?

優勝を目標にしています。もう一度ヒロにゃんとヘッズアップして、今回の雪辱を果たしたいです。お互い全力でぶつかり合える相手がいることは幸せです。トーナメントを通してお互いの成長も感じられましたし、次に向けてモチベーションも上がっています。10月のJOPT 2025 Tokyo #03でリベンジしたいと思ってます!

本当に熱い戦いになりそうですね。ちゃまさんありがとうございました!これからもご活躍を期待しております!ここでヒロにゃんさんのコメントに戻ります。 このレディーストーナメントに参加するにあたって、特別な戦略や準備はありましたか?

特別なことはしていません。普段通りのトーナメントの感覚で臨みました。ただ、女性だけのトーナメントだと「怖い」とか「バチバチしている」と思われやすいので、常に口角を上げて楽しむことは意識していました。プレッシャーを感じさせず、リラックスしてプレイすることを大事にしていました。

常に口角をあげていたのですね。緊張する場面はありましたか?

ファイナルテーブル以外でも、スタックが少ない場面では緊張しました。でも、それも緊張感の中で楽しむ一部だと思っています。ヘッズアップへの期待感も大きく、緊張しつつもワクワクしていました。

ファイナルテーブルで戦略の変化はありましたか?

周りのプレイヤーが降りる傾向にあったので、スチールが決まりやすい場面が多くありました。そのため、広めのレンジでオープンしてみるなど、臨機応変に対応していました。ブラフも何度か仕掛けましたが、相手の表情や反応を慎重に見ながらでしたので、成功したときの喜びも大きかったです。

ヘッズアップの感想をお聞かせください。

チップ量がほぼ同じ状態でスタートしたので、どちらが勝ってもおかしくない状況でした。緊張感と楽しさが同時にあり、非常に集中できました。互いのハンドを読み合いながら、どのタイミングで勝負を仕掛けるか迷う瞬間が何度もありました。

普段から一緒にプレイされることはありますか?

最近はお互い忙しくて、一緒にプレイする機会はほとんどありません。でも、そのぶんお互い成長していて、今では知らないことの方が多くなっています。そんな状況でも自分を信じてプレイできましたし、JOPT 2025 Tokyo #02のヘッズアップのときよりも、今回の方がより楽しんでプレイできました。

今後の目標はありますか?

大型イベントのメインをしっかり走り抜けて、結果を残すことです。これからも技術を磨きながら、自分の実力で勝負していきたいと思っています。Ladiesのトーナメントレベルもかなり上がっていると感じますが、“女性だけのトーナメント”と見られがちなので、男性にも負けないというところを示していきたいです。

本日はありがとうございました!これからもヒロにゃんさんのご活躍を期待してます!

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