#28 大坂冬の陣 -High Roller- 優勝 トモユキさん

 

戦国ポーカーツアー 2025-秋の陣-

#28 大坂冬の陣 -High Roller-

トモユキさん

 

ご優勝おめでとうございます。
まずは、今の率直な気持ちをお聞かせください。

普通に嬉しいです。

このトーナメントを振り返ってみて、
このハンドが一番印象的だったという場面はありましたか?

全体的にすごくツイていたので、
特定のハンドが強く印象に残っているわけではないですね。
むしろ「今日は本当にツイていて、まさに自分の日だったな」という感覚で進んだトーナメントでした。

ハイローラーという高額なエントリー費のトーナメントですが
特に意識したプレーやレンジはありましたか?

いつも通り普通にプレーするだけです。
なんか「いつも通りやれば勝てる」みたいに聞こえると感じ悪いですけど(笑)

スタイルとしては、アグレッシブにプレーしていました。

アグレッシブなプレイスタイルでショートスタックになる場面はありましたか?

ショートスタックになったとしても、焦る必要はありませんでした。
焦りから崩れてしまうことが最も良くないことで、
大切なのはショートならショートなりの戦い方をすることでした。

無理をすれば一気に飛んでしまうリスクが高まりましたが、
粘り強く戦えば状況に応じた勝機は訪れるものでした。
「飛ぶときは飛ぶもの」という割り切りもまた、普段通りのプレーを支える要素になっていました。

バブルラインでの質問ですが、
H4Hの際はプレースタイルに変更はありましたか?

かなりエクスプロイトに寄せています。
今回バブルの時はスタックが少なく、自分よりスタックが多いプレーヤーが多かったので
そういう時はセオリー通り大人しくしていました。

FTに進行されてから、心境の変化はありましたか?

一番シートのパプリコさんが明らかにレベルの高いプレーヤーであることが、分かっていたので注意していました。
非常に打てる、つまり普通に上手いプレーヤーでしたので、
順当に進めば最終的に自分とヘッズアップになるだろうと考えていました。
実際、その通りの展開になりました。

ヘッズアップになってから、ディールをされましたが、
そのディールを提案された際の経緯をお聞かせいただきたいです。

互いに高いレベルで打てるプレーヤーであることは、最初から認識していました。
一般的なランク帯とは違う次元での戦いになることが分かっていたので、
多少の上振れや下振れに左右されるよりも、ディールしてしまった方が合理的だと考えました。
相手が実力のある上手いプレーヤーだったことが、ディールを選んだ最も大きな理由でした。

ありがとうございます。
いつ頃からポーカーを始められたかを教えていただけますか?

7、8年は経っていると思います。
普段JOPTに出場していて、その間にプラチナムを2回獲得したり、1シリーズで3冠したこともありました。
海外もアメリカで1,500万円を獲得したりしています。

そのため、優勝できるかどうかは、結局「俺の日かどうか」にかかっているといった感覚でした。

すごいですね。
これからの目標はありますか?

やっぱりWSOPのブレスレットが一番の目標です。
これまで何度も挑戦して惜しいところまでは行きましたが、まだ手にできていません。

同じく仲の良い詩菜さんが連覇しているのを祝福しつつも、刺激を受けています。
ライバルというよりはお互いを高め合う仲間ですが、自分も必ず追いつきたいと思っています。

ありがとうございます。
トモユキさんの活躍を心より応援しております。

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