#4 Tag Team 優勝 星合真吾さん & 高井舞香さん

学生ポーカー選手権 U-30 2024 SUMMER

#4 Tag Team Winner

星合真吾様 & 高井舞香様

Tag Teamご優勝おめでとうございます!改めまして、優勝された時のお気持ちを教えてください。

星合真吾さん
「やっとかって感じですね。
今回で大型大会のタッグ戦は10回目くらいの出場になりますが、これまでインマネすらしたことなくて...
JOPTやSPADIEではAA, KK, AK全負け、SOSやフルオーバーフルで何回も飛び…
本当にやっと走り切ることが出来たなという気持ちです。」

高井舞香さん
「初めての優勝でした!実はなぜかタッグ戦の日に限って、星合くんがソロで別のトナメを走っている事が多くて…(笑)
基本的に前半は私が打つか、レイトインと慌ただしいことが多かったんですけれど、今回は久々にちゃんと序盤から2人揃ってタッグ戦に参加して、長く楽しむことができました!
その上で優勝まですることができて、とても嬉しいです。」

星合真吾さん
「本当に毎度申し訳ないし、感謝の言葉しかないです…
タッグ戦の裏で走るのが得意なようなので、次回はWSOPのタッグに一緒に出てもらって、裏のハイローラー系で走りたいと思います。(反省していない)」

タッグを組んだきっかけについて教えてください。

高井舞香さん
「昨年2023年のJOPTで3on3に出ようと思っていたのですが、私の予定が合わず…
行ける日程でタッグがあったので、そこでタッグを組んだことがきっかけです。」

星合真吾さん
「そうですね。同じEGP(Entertainment Gyoai Poker)所属という繋がりもあり、そこからタッグ戦を組むようになりました。」

優勝を意識し始めたのはどんなタイミングでしたか?

星合真吾さん
「アベレージスタックを持ってFTに行けた時ですかね。」

高井舞香さん
「最初からじゃないの?(笑)」

星合真吾さん
「エントリーも多いし、さすがに...(笑)
セミFTの時にプリフロAll-inでQQ<99で負けちゃって、アベ上からアベ下になった時はきついかなと思ったんですけど、その後ハンドが適度に入ってFTにアベレージスタックを持って行けたので、そこで優勝を狙える位置には来たかなという感覚でした。」

トーナメント中に意識していたことがあれば教えてください。

星合真吾さん
「普段のトナメは1人でプレーすることが主ですが、今回はタッグ戦。同じペアでも座っているプレイヤーさんによってプレースタイルが結構違います。このことから、後ろで見てる人にテルが出ることもあるので、その辺りも意識しながらプレーするようにしていました。
あとは自分と舞香さん(相方)がどう見られているかというのも普段以上に意識してプレーしていましたね。」

高井舞香さん
「そういえば、私がハンドについて喋ったら怒られた場面もありました(笑)」

星合真吾さん
「怒ってはないから!(笑)
ただ、周りに聞こえちゃうくらいの声量で「私それコールしちゃうなぁ」って、レイズしたタイミングで言ってたので、「え、今レイズしたんだけど!マージナルなのバレるじゃん!」みたいな(笑)」

高井舞香さん
「あとは休憩無しで長時間プレーしているので、相方が疲れてないか、集中力が切れていないか気遣っていました。」

星合真吾さん
「そうですね。そこは本当に助けられたと思います。ありがたい限りです。
でも休憩はくれませんでした(笑)数ハンド任せてトイレに行くとかはありましたが、基本的には2人でプレーしていました。」


具体的に印象に残っているスポットはありますか?

星合真吾さん
「アベでFTに入ってから暫く何もできず、ブラインドでスタックが減って苦しい時間が続きました。そんな中、残り6チームのときにBBでAAが入ってダブルアップでき、アベ上の戦線に復帰できたので、そこで優勝にグッと近づいたかなと思います。」

高井舞香さん
「今回は良いタイミングでAAを何回か見たね。」

星合真吾さん
「ね!しかも珍しくAAが一回も負けなかったね!これまでのタッグ戦はAAでたくさん飛んできたので、ここでやっと上振れました(笑)」

ヘッズアップの展開はいかがでしたか?

星合真吾さん
「お互い30~40BBくいらの同スタックで始まり、ずっと良い流れでスタックを増やして相手を5~10BBまで5回ほど追い込んだのですが、全て引かれて決め切れず...
後半はこっちが5BBくらいになってしまい、一時は負けも意識しました。最後はAll-inで連戦連勝して優勝できたのは僥倖でした。

最後は、相手のプリフロ10BBのAll-inに対して、こちらは30BBでK3sだったのですが、終始意識していた人読みで「(これまでの傾向的に)Q8くらいじゃない?コールしていい?」と相方に相談してコール。そしたらピンポイントでQ8が出てきて…笑。Kハイでそのまま抜けてそのまま優勝できました。
終始、自分たちを信じてやりたいプレーを楽しくできていたことが、良い結果に繋がったのかなと思います。」

ヘッズアップで印象に残っているスポットはありますか?

高井舞香さん
「77で5BB のAll-inをしたら、相手からQQが出てきちゃって…
これまでFTで、他のチームが「声を出してカードを呼び込めばいける!」って盛り上がっている中、星合くんは頑なに呼び込まずにプレーしていたのに、このハンドだけは全力でアウツを呼び込んでました!(笑)
結果、ストレートを引けたのはラッキーでした。」

優勝後、何か変わったことはありましたか?

星合真吾さん
「今回アンバサダーを務めていたこともあり、翌日以降の会場で「おめでとうございます」と、いつも以上に声を掛けていただけて嬉しかったです。」

高井舞香さん
「EGPに(優勝が)やっとかって喜んでもらえました!」

今後についてのご質問です!プライズの使い道は決めていますか?

星合真吾さん
「海外に挑戦したいですね。あとは国内の大型大会で増やして、JOPT Platinumにも使いたいなぁ。」

高井舞香さん
「私は色んなアミューズに遊びに行ってみようと思います。」


今後のポーカーに関する目標があれば教えてください。

星合真吾さん
「幸いなことに、今年は国内サイドをいくつか優勝させていただいたので、今後はメインやハイローラー系のトーナメントも頑張りたい。タッグ戦に関しては、JOPTでも良い結果を残したいですね!」

高井舞香さん
「私の周りはまだポーカーをする人が少ないので、皆さんが参加しやすいポーカーイベントを開催して、ポーカーの輪をより広げていけたらなと思っています。その点まさにタッグ戦は、友達とも参加しやすくて良い競技かなと思っています。」

ポーカーのご経験についてお伺いします!まず、ポーカー歴と始めたきっかけについて教えてください。

星合真吾さん
「2年ちょっとくらいです。元々、囲碁をしていたこともあって、知人から「ポーカーもやってみないか?」とお声掛けいただいたことがきっかけです。」

高井舞香さん
「1年ちょっとくらいですね。星合くんと一緒に2023年7月JOPTでタッグに出たのが、初めての大型大会でした。」

普段どちらでプレイされていますか?

高井舞香さん
「アンバサダーを務めている五反田のポーカーリーグさんや、星合くんと新宿にあるCasino Live Tokyoさんや新宿ネオパラハさんに行くことが多いです!」

ポーカーはどのように勉強されていますか?

星合真吾さん
「元々、初めの3〜4か月は人読みでやってたいましたが、その後1年くらいはSnowieやGTO Wizardといったツールを使って座学をしていました。ただ、座学に注力したら今度は人読みがおざなりに…この半年くらいでやっと、座学と人読みがマッチしてきて徐々に結果が残せるようになって来たかなと感じています。」

高井舞香さん
「一緒にアミューズに行って、星合くんがどんなプレーラインを取るのか見て勉強させてもらってました。リングでも気になったハンドのレビューをしてもらっていました。」


ご自身の強みや強さの秘訣は何だと思われますか?

星合真吾さん
「人読みですかね。 特にタッグ戦に関してはテルとかが出やすい分、普段よりも人読みが大事だと思うので、今回は強みである人読みが活きたなと思います。」

高井舞香さん
「タッグ戦を組み始めた頃は、私が星合くんのプレーからポーカーを学ぶことが多かったです。最近ではトーナメントにも慣れてきて学んだことを活かしつつ、上手く個性も出せるようになり、自分らしいテーブルイメージを生かしたプレーができるようになったのが強みです。」

あなたにとってポーカーとはどんなものでしょうか。

高井舞香さん
「これまで趣味らしい趣味が一つもなかったのですが、ポーカーに出会って人生の趣味ができました。最近は仕事しているかポーカーしているか二極化しています(笑)」

星合真吾さん
「個性がでるもの、自己表現ですかね。タッグ戦はまさに良い例で、アクションやベットサイズ、ハンド選択が人によって違う。ガンガンいく人もいれば、消極的な人もいる、これがポーカーの魅力なんじゃないかなと思います。」

新しくポーカーを始められた方に伝えたいことはありますか?

高井舞香さん
「ポーカーを競技として真剣にプレーすることも良いですが、私にとってポーカーは普段友人たちとわいわい遊ぶための楽しい趣味。新しく始められる方も、息抜きくらいの軽い気持ちで遊んでみると良いと思います!
あとは、タッグ戦楽しいよ!って伝えたいです。コミュニケーションを取りながらできる点が魅力だと思います。今回のタッグ戦も、話し掛けてくれるチームや顔見知りが多く、和気藹々お話しできて楽しかったです。」

星合真吾さん
「ポーカーは本当に自由な競技です。間違いを恐れず、試行錯誤しながら、テーブルを攻略する。ゲームのようなものかなと。
あと、自分もタッグ戦は素晴らしい競技だと思います!上手い人の意見を聞けるし、引き出しも増えるし、言語化のトレーニングにもなる。それに、優勝した時は1人で優勝した時とはまた違った嬉しさもあります。トロフィー2つ貰えるし!」

高井舞香さん
「ね!U-30はトロフィーが可愛かったです!」

星合真吾さん、高井舞香さん、インタビューありがとうございました!
そして改めてTag Teamご優勝おめでとうございます!今後のご活躍にも心から期待しております!

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