interview_suzuki


JAPAN OPEN Season 14:Nagoya
Main Event優勝(114人参加)

鈴木広大さんインタビュー






あんな:JOPT14 NAGOYA優勝おめでとうございます!全体を通していかがでしたか?
鈴木さん:ありがとうございます。初めて行った名古屋でレイトレジストぎりぎり、かつ権利一枚だけだったのですが、その状況で優勝することができたこと、そしてポーカー始めて9年目にして初タイトルということで本当に嬉しいです。
最初はブラフキャッチして30000点まで増やしたのですが、一時期6000点まで減ってしまったんですね。これはやばいぞ…!と思ったのですがその日が終わるまでには18万点まで増え増やすことが出来て、翌日には優勝することができました。
あんな:6000点からの怒涛の追い上げですね!なにかきっかけはあったのですか?
鈴木さん:名古屋で知らないディーラーさんも多い中、カジノクエストの海さんが卓で撒いてくれているときに「良いとこみせてぇなぁ」と思って(笑)自身のスタックが1万点くらいの時に7万点持ちの相手にブラフしたんですね。ハンドはJ-ハイ、K24のレインボーボードの時にオリジナルレイザーでチェックしたら相手から1500点のベッドがきたのですが、そこで4000点のチェックレイズをしたら「良いとこ見せたい」ブラフが通り、そこから一気に流れが良くなりましたね。
あんな:そのブラフから一気に流れがきたのですね。今回のJOPTでの優勝で変わったことや感じたことはありましたか?
鈴木さん:優勝したら「よぉ!チャンプ!」「見ていました!おめでとうございます!」と声をかけて頂くことが増えました。JOPTでの優勝というブランドを感じましたね。
あんな:DAY1,FT共にチップリーダーで通過していますよね。チップリーダーならではのプレイスタイルとかはありますか?
鈴木さん:FTで残り3人になるくらいまで運よく共にチップリーダーでいられました。その間は飛びたくなさそうな人を狙う事を意識していましたね。やっぱり「ここで入れたいな~」「何位までに入賞したいな」っていう声が聞こえるんですよ。そこでうまく拾おうとレイズをしていました。ポーカーは自分のされたくないことをするゲームであると思っているので、チップリーダーであることを恐れてくれる利点を活かしてそこを攻めていましたね。







「負けない」ポーカーと失敗をチャンスに変えるブラフ
あんな:普段はどういうことを意識してプレイしていますか?
鈴木さん:自分がどう見られているかを考えていますね。普段卓上で嘘ばっかりついてブラフを良くするのでホラッチョ鈴木といわれることもあるのですが(笑)そういうイメージが悪い時に本気のハンドを出してチップを取れるようにしています。必ずブラフで失わないように意識する「失敗をチャンスに変えるブラフ」ということと、損失を最小限にするよう心掛けています。
 それと「気持ちで負けない」ということですね。いかに勝つかではなく、いつも「いかに負けないか」という意識でプレイしています。本気のハンドで負けないことですね。中途半端な状況であったらAであっても降りますし、早めに降りることを考えます。大きく勝つ事よりも、着実で損失を出さないミスをしないプレイを意識しています。
あんな:鈴木さんがポーカーを始めたきっかけとは何ですか?
鈴木さん:19歳の時、Yahoo!ニュースに22歳でWSOPの史上最年少優勝を記録したピーター・イーストゲートさんが取り上げられていて「もしかして自分もやれるんじゃないか?」と思ったのがきっかけですね。そこからPokerStarsでプレイするようになり、始めて1年経たないうちにオーストラリアで行われるサテライトで偶然入賞してしまい、急遽一人で飛行機のチケットをとって参加してきました。
あんな:19歳の時にいきなり海外でのライブポーカーデビュー?凄いですね!若いうちからポーカーをどうやって勉強したのですか?
鈴木さん:やはりシマダさんのブログ「ポーカーの高速道路とけものみち」や、ひゃっほうさんの本はすごく参考にしていました。そこから実際にPokerStarsでプレイして実践していく形式で学んでいきましたね。最近はアレン・カニングハムさんが作った「cleverpiggy」というAIのヘッズアップを学べるサイトがありまして、二年ほど前からはそれで勉強しています。例えばポットが500に対して相手が2万点のオールインをしてくるのですが、それが完全ブラフか本物かを見極める勉強ができるんですね。勿論最初はとても苦戦したのですが、そこで世界3位になる位までやりこみ、勝てるようになると実際のライブでも勝てるようになってきたんです。その経験が本当に活かされていて、ヘッズアップにはかなり自信が付きました。




発音にみえる個性とこだわり。
あんな:最近は発音について非常に拘っているそうですが、その理由とはなんですか?
鈴木さん:「テンションが上がる」その一言に尽きます(笑)最近では発音のネイティブさにこだわるだけではなく髪型にも影響が出てきた気も。そもそも目覚めたきっかけはJAPAN OPEN Season13で優勝されたDaikiさんのプレイスタイルを見て、面白いと思って真似するようになったことですね。ちなみにこの前マニラに行った時に“I’m All-in!”の発音をネイティブの方に褒めていただいたんですよ(笑)まわりからは最近そろそろやめた方がいいといわれることもありますが、これからも逆境にめげずに続けてきます!
あんな:発音に拘る方は初めてお会いしました(笑)そんな鈴木さんの尊敬するポーカープレイヤーさんはどなたですか?
鈴木さん:そうですね…本当にたくさんいらっしゃいますが、中でも昔から活躍していて尊敬している矢倉さん、仲が良く人として大好きなきくみんと中村さん(JOPTチャンピオン)、私の今一番好きなプレイヤーの一人であり発音の師匠であるDaikiさん、そして人柄が好きな私の師匠であるダディさんですね。プロではフィドア・ホルツさんやフィル・ヘルミュースさんを見て、何故ここでブラフができるのかと思うような日本ではまず見ないレベルの高いプレイをされるので尊敬しています。
あんな:プロ契約としてAPPT Manila HighRollor PHP 200,000がオファーされましたが意気込みはいかがですか?
鈴木さん:今回のこのJOPT名古屋、マニラでのKnockout Turboで優勝と、今良い流れが来ているので、是非とも3冠目指して頑張りたいです!最低でも必ずITMしてきたいと思います!そしていつかはEPTで日本人初のタイトルを獲りたいです!









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