#22 NLH Tag Team Turbo Sponsored by クライナー 優勝 Harukiさん&Natsumiさん

 

JOPT 2025 Tokyo #03

#22 NLH Tag Team Turbo Sponsored by クライナー

Harukiさん

 

NLH Tag Team Turbo Sponsored by クライナー優勝おめでとうございます!率直なお気持ちをお聞かせください。

ありがとうございます。大型大会での優勝は初めてだったので、素直にとても嬉しいです。これまでポーカーの勉強を頑張ってきて良かったと思います。

今回は初心者の相方さんとのタッグ戦だったそうですね。タッグ結成のきっかけはなんでしょうか。

相方は元々飲み友達だったのですが、ポーカーを始めて1ヶ月くらいの初心者でした。以前、一緒に参加した別の大型大会でファイナルテーブルまで勝ち進んだんです。オールインのルールだけ教えたら、強そうなハンドでオールインを繰り返して(笑)。かなり強運の持ち主だと感じ、「今回も一緒にやりたい」と誘い、タッグを組みました。

運も持ち合わせた相方さんだったのですね!今回のトーナメントはいかがでしたか?

ずばり「諦めないことが大事」であることを体感したトーナメントでした。実は、序盤はハンドが入らず、「今日はダメかな」と思う時間が2時間ほど続きました。その後、ショートスタックでの強制オールインの局面を2回乗り越えられたんです。そこからチップをどんどん増やすことができたので、流れを大きく変えるきっかけになったと思います。

そこからの巻き返しは本当にドラマチックですね。今回のトーナメントにおいて戦略はありましたか?

タッグ戦では、相手のリーディングを徹底的に行いました。プレイしている人が後ろを向いて相方と相談しているときの反応を見て、ハンドの強弱を判断するんです。強いハンドが入ると、相方の人は口角が上がったり、緊張感から動きが止まったように見える。弱いハンドだと、プレイ中の人はすぐに後ろを向いて「こんなんだよ」と見せる感じでリラックスしていたりと、相手の様子によってハンドがある程度分かるようになります。
また、今回はターボ戦だったので、アベレージスタックが最後まで10BB程度と、かなり浅い戦いでした。周りのプレイヤーはICMの傾斜を意識してパッシブになる印象がありましたが、僕は逆にオールインできるレンジを広げて、プレッシャーをかけ続けることを意識しました。特に終盤はハンドも良く、攻め続けてチップを増やしていけました。

タッグならではの様子の変化を読む戦略、とても素晴らしいですね。相方さんとの連携、分担はどのように行いましたか?

基本的にブラインドが上がるレベルごとに交代してプレイしていました。相方は初心者だったので、アジャストが必要な難しいスポットは僕の方で指示しました。タッグ戦は相方の人の反応を見られる分、相方には緊張しないようにと伝えていました。

ヘッズアップはいかがでしたか?

ヘッズアップになった時点では、僕たちがお相手に対して7倍ほどのチップがあり、非常に有利に戦えました。基本的には、多くのハンドでオールインしプレッシャーをかけ続け、相手に自由にプレイさせないように立ち回りました。

これまで今回の大会についてお聞きしてまいりましたが、Harukiさんがポーカーを始めたきっかけはなんだったのでしょうか?

本格的にトーナメントに取り組み始めたのは、去年の冬で、もうすぐ1年になります。それまではアミューズメントバーで仲間とリングゲームを遊びでやっていました。リングで遊んでいるときに、仲間から「トーナメントをやってみたら?」と誘われたのがきっかけで、そちらの方が面白いと感じてハマりました。

トーナメントにより魅力を感じたとのことですが、トーナメントの良さはどこにあると思いますか?

リングゲームはいくらでも買い足しができるというか、負けても増やせばいいという感覚でしたが、トーナメントは1回飛んだら終わりという独特の緊迫感がたまりませんね。特に今回のタッグ戦は、まさにそういう気持ちを味わえるトーナメントでした。

確かに、緊張感をより味わえるのはトーナメントならではですね。普段はどのような環境でポーカーを楽しまれていますか?

ホームは新宿のアミューズメントカジノ「WARUPURU」です。WARUPURUはこれまでの僕の生活環境に近いうえに、陽気な方々が多く居心地が良いですね。みんなでポーカーを楽しんでいます。普段は、GTO WizardでGTOを学んでいます。また、ポーカー関連の動画も好きで、世界のヨコサワさん、長見 恭輔さん、じぇいそるさんをよく観ています。海外のポーカープレイヤーだとスペイン人のAdrian Mateosさんが好きです。

店舗以外に普段の生活の中でもポーカーを楽しまれていてとても素敵ですね。Harukiさんはご自身のプレイスタイルをどう分析していますか?

チップリードを取るとアグレッシブに攻め続けますね。でも全体で見ると、特別アグレッシブというわけではなく、タイトなところはタイトに、真ん中くらいのミドルレンジのバランス型だと思います。

今回、プライズに一年分のクライナーがございました。クライナーは普段から飲まれますか?

ショット系だとテキーラを飲むことが多いんですが、テキーラがないときや苦手な人がいるときにクライナーを飲んだりします。飲みやすくて好きですね。今回のようなタッグ戦のときは、飲みながら楽しくプレイしています。

優勝の反響はいかがでしたか?

ファイナルテーブルに残ったとき、WARUPURUの仲間たちがたくさん応援に駆けつけてくれました。優勝が決まったときは、みんなが部活みたいに熱狂してくれて、本当に嬉しかったです。祝勝会も、プライズのクライナーも使っての企画があるので、楽しみです。

それはとても素敵な瞬間ですね!これまでHarukiさんについてたくさんのことをお話しいただきましたが、最後に今後の目標を教えてください。

今後の目標は、今回のプライズを使って海外トーナメントに挑戦し、トロフィーを獲ることです。いつも動画で観ているような有名人との同卓も楽しみです。特に来年は、WSOPに行ってみたいですね。ポーカーが一つのマインドスポーツとして、もっと世間に広がっていけば良いなと思っています。

タッグ戦ならではの鋭い「人読み」を武器に、優勝を手に入れたHarukiさんとNatsumiさん。すぐに海外トーナメントでも名を馳せること間違いなしです。たくさんの貴重なお話をありがとうございました。改めまして、優勝誠におめでとうございます!

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ライター:Takuma
学生時代に"世界のヨコサワチャンネル"をみてポーカーを始めた。現在はアミューズメントポーカールームで腕を磨き、アジアを中心に各国のトーナメントにも挑戦中。タイ・マニラ・韓国などでの経験を重ね、総獲得賞金は約400万円。
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