#33 NLH Mystery Bounty Sponsored by AMINO4 for VITAS 優勝 KAZUYAさん

 

JOPT 2025 Tokyo #03

#33 NLH Mystery Bounty Sponsored by AMINO4 for VITAS

KAZUYAさん

 

NLH Mystery Bounty Sponsored by AMINO4 for VITAS優勝おめでとうございます!今の率直な気持ちを教えてください。

ありがとうございます!本当にとても嬉しいです!数あるサイドイベントの中でも特に注目度が高く、人気のあるMystery Bountyというトーナメントで優勝できたことは、自分自身のポーカーに対する取り組みが間違っていなかったと、大きな自信につながりました。この勝利は、仲間や友人への良い報告にもなると感じています。

今回のトーナメントは全体を通していかがでしたか?

実はファイナルテーブルに進むまでは、大きなバッドビートもなく、比較的運に恵まれてスムーズに進むことができ、苦しい状況はほとんどありませんでした。全体を通して、参加された皆様がとても温かく、楽しい記憶の方が強く残っています。苦しさよりも、ポーカーの楽しさや緊張感を味わえた充実したトーナメントでした。ファイナルテーブルでは、プライズの上昇率もさることながら、Mystery Bountyの価値も加味されるため、攻め方や守り方のバランスが非常に難しいという感覚でした。適度な緊張と長丁場による疲労感があったのですが、残り3人で1人がショートスタックの状況になると勝負所だと感じ、一気に緊張感が高まりました。ヘッズアップのお相手はとても上手で苦戦しましたが、終わってみれば「楽しかった」という記憶しか残っていません。

ここでヘッズアップの対戦相手で準優勝されたRYOSUKE様よりコメントいただきました!

優勝されたKAZUYAさんご本人やプレイスタイルについての印象はいかがでしたか?

絶妙なブラフもされましたしバリューも的確なサイズ感でやられた場面がたくさんありました。勉強されてるんだなと思いました。また真剣勝負の中にフレンドリーな一面も垣間見れて楽しい勝負ができました。

戦略的なやり取りと温かい空気の両方があったんですね。その環境でどのようにプレイを組み立てていきましたか?

自分は初心者であまり勉強もしていないので、特にプレイスタイルは変えずに状況に応じて淡々とプレイしてた感じです。

トーナメント中、特に印象に残っている勝負やターニングポイントはありましたか?

自分がQQでリンプで入ったときにフルハウスになったのですが、リバーでオールインしたら良かったかなと反省してます。KAZUYAさんはトップヒットだったので自分がそこでプレイを間違わなければ勝ててた未来もあったのかなと。ヘッズアップになってからは常にチップ量の入れ替わりが激しかったので手に汗握る勝負だったと思います。最後のハンドの、KAZUYAさんの QQ vs 自分のAJsが刺さらなかったところも記憶残っています。残念に思いつつもいい勝負ができたので悔いはなく楽しかったです。

互いの実力がぶつかり合う見応えのあるヘッズアップだったと思います。改めて、優勝されたKAZUYAさんにメッセージをお願いします。

優勝おめでとうございます!ヘッズアップ楽しかったです!またJOPTで会えるのを楽しみにしてます!いただいたプロテインをゴリゴリ飲んで筋肉つけてお互い肩鍛えましょう!

RYOSUKEさん、ありがとうございました。準優勝誠におめでとうございます!

さて、KAZUYAさんMystery Bountyだからこそ、意識したり工夫したことは?

Mystery Bountyは、バウンティ発生のタイミングで戦略が大きく変わります。バウンティ発生前は普通のトーナメントと同じプレイを心がけていましたが、発生後では、少しでも有利な状況で戦えるように、アベレージ以上のチップ量を持っておきたいと考えていました。自分も含めてテーブル全体でオールインのコール頻度が上昇することを意識し、よりタイトに、かつ効率よくバウンティを取りに行けるタイミングを見計らっていました。特に、高額のバウンティがまだ残っているかどうかを常に気にしながらプレイしなければならないのが、通常トーナメントにはない大変なポイントでしたね。そんな中冷静に状況判断を重ねた結果、トーナメントを通じて、100,000×1、30,000×2、10,000×4のバウンティを獲得できました!

かなり戦略的に立ち回られていたんですね。その中で、特に印象に残っているハンドはありますか?

一番印象に残っているのは、入賞がかかったバブル近辺で、僕がAAでオープンして2人からコールが入った場面です。ボードは4TTTでした。ターンで2人からオールインが入りました。この時、自分のAAの価値、相手のレンジ、そしてプライズジャンプをすべて考慮し、このトーナメントで最も頭を使ったスポットとして記憶に残っています。結果的に、このハンドでトリプルアップに成功し、ファイナルテーブル進出に大きく繋がったと思っています。

そのハンドをきっかけに流れをつかんだと思いますが、ご自身のプレイスタイルをどう分析していますか?

基本的には、タイトアグレッシブです。慎重にハンドを選びつつも、勝負所では積極的にベットやレイズを仕掛けていくスタイルです。ポーカー歴が長くなるにつれ、無駄なハンドをプレイせず、期待値の高いスポットに絞ってアクションしていくことが勝利への近道だと実感しています。

スタイルがしっかり確立されているんですね。ちなみに、ポーカーを始めたきっかけは何だったのでしょうか?

ポーカーを始めたのは、今から約7年ほど前になります。きっかけは、YouTubeに上がっていた世界のヨコサワさんの動画を見たことです。あの動画を見ていると、ポーカーが本当に楽しいもので、自分でもやってみたい!と思わせてくれる熱量が大好きです。普段は、YouTubeに上がっているトッププレイヤーたちのプレイ動画を見て、自分ならどのようにアクションするかをシミュレーションしています。特に、自分が選択しないアクションがあった場合は、なぜ彼らがそのアクションを選んだのか、理由を徹底的に考えるようにしています。

ヨコサワさんのお名前が挙がりましたが、そのほかにもお好きなポーカープレイヤーはいらっしゃいますか?

世界のヨコサワさんに加え、岡本詩菜さんが好きです。WSOPのレディースイベントで連覇を達成された、あの圧倒的な強さと聡明さに憧れています。京大卒という知性を武器に、世界の舞台で結果を出し続けるストイックな姿勢に強く惹かれます。彼女のプレイの精度と、ポーカーに対する真摯な向き合い方を尊敬しています。

普段はどこでポーカーをプレイされていますか?

友人たちと集まってポーカーをすることが多いです。大型大会も良く参加します。とくにJOPTはプレイヤーのレベルが高く、それでいてテーブルの雰囲気がいいという印象があります。

ご友人ともポーカーを楽しまれているんですね。今回の賞品には「VITAS特別セット1年分」もありましたが、普段から運動をされたり、プロテインを飲まれたりしていますか?

普段はほとんど運動をしていませんが、栄養の不足を補うためにプロテインは飲んでいました。ポーカーは脳のスタミナが非常に重要で、長時間の集中力が必要な競技だと痛感しています。今回の優勝を機にプロテインを飲む習慣を1年継続し、健康的な生活を送ることを目標にしたいと考えています。そして、来年以降もVITAS様のプロテインを継続して購入・飲用し、ポーカーのパフォーマンス維持に役立てていきたいですね。ポーカーは体力勝負ですので、健康管理にも力を入れ、世界で戦える体づくりをしたいと思っています。

ありがとうございます。これまで、KAZUYAさんの経歴や今大会についてお聞きしましたが、今後の目標などを教えていただけますでしょうか。

今回のプライズは、今後のポーカー活動のために大切に活用する予定です。特に来年は、WSOPやAPTなど、海外のビッグトーナメントに参加する頻度を増やしたいと考えています。入賞はもちろんのこと、海外トーナメントの優勝も狙っていきたいです。

7年間の経験とタイトアグレッシブな戦略を武器に優勝を果したKAZUYAさん。次は海外トーナメントでの優勝報告をお待ちしております!改めまして、優勝誠におめでとうございます!

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次回JOPT 2026 Tokyo #01は 2025.12.27-2026.01.04で開催!

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ライター:Takuma
学生時代に"世界のヨコサワチャンネル"をみてポーカーを始めた。現在はアミューズメントポーカールームで腕を磨き、アジアを中心に各国のトーナメントにも挑戦中。タイ・マニラ・韓国などでの経験を重ね、総獲得賞金は約400万円。
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