#01 応仁の乱 -NLH Warm-up Powered by EGP- 優勝 小吉将軍

 

戦国ポーカーツアー2025 -秋の陣-

応仁の乱 -NLH Warm-up Powered by EGP-

小吉さん

 

この度は優勝おめでとうございます!優勝した時の率直なお気持ちをお聞かせいただけますか?

ありがとうございます!そうですね、一言で言うと「嬉しかった」が一番です。実は、このような大型イベントで優勝するのは初めてだったんです。それもあって、ようやく優勝できたという気持ちで、本当に良かったです。大型イベントはやはりプレッシャーもありますし、実力者が集まる中で結果を出せるかどうかは不安も大きかったのですが、今回無事に優勝できて、とても達成感があります。

今回のトーナメントは「Powered by EGP」としてEGPのバウンティもかかっていました。振り返ってみて、特に印象に残っている場面はありますか?

やはりファイナルテーブルですね。序盤から一人が圧倒的なチップリーダーで、しかもその方がEGPの討伐対象だったんです。その方にチップが集中して、他のプレイヤーはほとんどチップを持っていないという特殊な状況で始まりました。正直、どう立ち回るかかなり悩みましたね。僕は3番手くらいのスタック量で、下手にぶつかって失うのは避けたい。でもチップリーダーに全員が飲み込まれる可能性もある。そうした中で、周囲の動きをよく観察し、焦らず慎重にゲームを進めることを意識しました。

圧倒的なチップリーダーがいる中で、何か戦略を立てたことはありましたか?

FTが始まった時点で、僕はとにかく耐える作戦を考えていました。ショートスタックのプレイヤーが脱落するのを待ちながら、無理に大きなリスクを取らず、ヘッズアップに持ち込むことを第一目標にしました。そのためには、チップを減らさずに粘り、タイミングを見て仕掛けることが大事だと思いました。ヘッズアップまで行けば、あとは自分の力を出すだけだと考えていました。

ファイナルテーブル前に意識してたことはありますか?

基本的には最初は無理せず、ある程度固めに進めることが多いです。1〜2時間プレーすれば各プレイヤーの傾向はだいたい見えてくるので、それに応じて少しエクスプロイト気味に調整しつつ、無茶はしないように意識していました。

なるほど。では、自分の中で『ここは良かったな』と思えるプレーはありましたか?

そうですね。最後のファイナルテーブルでは、ちょっとアグレッシブに攻めた場面があります。相手はちゃんと降りてくれる人だったので、ヘッズアップでは3ベットのレンジを少し広げたり、プリフロップでスチールしたりしました。相手もブラフをしてくるので、その辺は気合を入れつつ、適切にコールするようにしました。

優勝できるかもしれないと意識したタイミングはいつでしたか?

ヘッズアップになった時点ですね。その時は、相手が7に対して僕が3くらいのチップ差があったので、まずここまで来られただけでも十分頑張ったと思いました。相手も非常に上手いと分かっていましたし、簡単に勝てるとは思っていませんでした。でも、少しずつチップを巻き返せたことで、スタック差がほぼ同じになった時に「これは頑張れば勝てるかもしれない」と思えました!その瞬間、勝利への手応えを実感しました。

そこに至るまでに、鍵となったプレーはありましたか?

そうですね、ヘッズアップになる少し前の局面が大きかったと思います。僕がSBでKKを持っていた場面です。ちょうどショートスタックのプレイヤーが先にオールインしてきたので、僕はコールで留めて相手の動きを待ちました。すると、BBにいたチップリーダーがさらに大きなオールインを仕掛けてきたんです。結果的に3人での勝負になったのですが、その場面で僕のKKがしっかりと機能して、見事にトリプルアップすることができました。スタックを一気に回復させただけでなく、心理的にも「ここから勝ち切れるかもしれない」と思わせてくれる、非常に大きなターニングポイントでしたね。あのハンドをうまく処理できたことで、優勝へ向かう流れをしっかりと掴むことができたのだと思います。

それは素晴らしい判断でしたね。 これまでの大会で悔しい思いをした経験はありますか?

以前出場したイベントで、ファイナルテーブルに圧倒的なチップリーダーで進んだのに、不運な負けが続き3位で終わってしまったことがありました。その時は「もったいなかったな」と本当に悔しくて…。だから今回は下からのスタートでしたが、耐えに耐えて優勝できたのが本当に嬉しかったです!

POKER BAR EGP EBISU(@EGP_EBISU)のバウンティは獲得されましたか?

はい、最後のヘッズアップの方だけしか討伐できませんでしたが、結局最後に優勝とバウンティをゲットできました。POKER BAR EGP EBISUにはまだ行ったことがなかったので、今回行く機会があってちょうどよかったです。東京にはいろいろな店舗があり、毎週楽しみにしています!大分には実質2店舗しかなく、そのうちの1店舗にほぼ毎週通っていました(笑)

ポーカーを始められてどれくらいになるのですか?

ポーカ―歴としては、3年ちょっとですね。大分に住んでいた頃は、大分ポーカーBAR AMUSEMENT CAFE OCEAN(@AmusementCafe)というお店にほぼ毎週通っていました。そこでポーカーの基礎を教わりながら、実際にプレイして経験を積んでいきました。実は、東京に出てきたのはわずか3ヶ月前のことです。それまでは仕事も忙しく、大型のトーナメントに気軽に参加することは難しかったです。福岡で行われる大会に出るくらいで、大規模なイベント、特に戦国ポーカーツアー2025-秋の陣-への参加は今回が初めてでした。

大分では、ポーカーに真剣に取り組む仲間たちが多く、そこで揉まれた経験が自分の成長につながったと思います。実際に、そこの仲間の中にはJOPT Osakaのメインで2位になったり、海外大会で優勝したりする人もいて、最近非常に好調な波に乗れていたのも、今回の勝因の一つだと感じています。こうした環境の中で積み重ねた経験が、大型トーナメントでの冷静な判断やプレッシャーへの耐性に直結したのだと思います。

戦国の会場に参加してみて、雰囲気などはどうでしたか?

戦国独自の雰囲気があって、とても良かったです。和の感じがあったり、会場に入ったときは広さを感じつつも、味わいがあるなと思いました。それと、優勝の賞品がトロフィーではなく包丁なのも面白くて、いいなと思いました。

ポーカーにハマったきっかけは何だったのでしょうか?

最初は海外のカジノへ遊びに行った時、ポーカーテーブルに興味を持ったのが始まりです。その時はルールも分からずプレイできませんでしたが、日本に帰ってからポーカーについて調べ、世界のヨコサワさんの動画をひたすら見て勉強しました。ちょうどその頃、大分ポーカーBAR AMUSEMENT CAFE OCEANがオープンしたのを知り、行ってみたのがきっかけで、そこからどっぷりハマりました。

ポーカーの一番の魅力とは何ですか?

頭を使う頭脳戦であることと、実力差がちゃんと出るところですね。僕は麻雀もやりますが、麻雀と違ってポーカーは手が弱くても勝てるところが面白いです。もちろん運の要素も大きいですが、長期的に見れば実力のある人が勝ちます。その実力で運の影響をある程度カバーできる点こそ、ポーカーの魅力だと思います。

今後の目標について教えてください。

本当は海外のトーナメントにも挑戦したいのですが、仕事で長期の休みが取りにくいので、まずは国内の大会ですね。JOPTのような大きなイベントのメインイベントで良い結果を残すのが今の目標です。これからも色々な大会で優勝できるように頑張りたいです!

直近ではJOPT 2025 Tokyo #03 も開催されますね。

はい、参加したいと思っています!東京は毎週のように大型トーナメントがあるので、本当にポーカーに打ち込むには最高の場所だと思います。これからも優勝できるように頑張ります!

本日は貴重なお話をありがとうございました。小吉さんの今後のご活躍も期待しております!

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