JOPT 2024 Grand Final
NLH Main Event Winner
Ryota選手
ありがとうございます。優勝した時は、緊張から開放された安堵感が大きかったですね。FTでは緊張しなかったのですが、ヘッズアップから急に優勝が現実味を帯びてきて、緊張してしまいました。ずっと、自分の実力以上のところに来てしまったという感じで現実感がなかったのですが、1位と2位のプライズ差が1000万円あることを急に思い出して、現実に引き戻された感じでした。
Day1〜Day3で、プレイスタイルを変えるようにしていました。Day1は参加しているプレイヤーのレベルが結構バラバラなのかなと思ったので、いろんなハンドが出てくる可能性を考えて、飛ばないことを第一に硬く打つようにしていました。また、タフにコールしてくるプレイヤーも多い印象があったので、ナッツ級のハンドが入ったときは高くレイズするようにして、チップをできるだけ稼ぐようにしていました。Day1終了時のスタックは、アベレージが30万点で、自分が18万点くらいと若干アベレージよりも少ない状態でしたが、まずは目標通り飛ばずに通過することができました。
Day2はプレイヤーのレベルが高くなった印象があったので、勉強した通り、いつも通りのプレイを心がけつつ、一方で相手からのAll-inがバリューに寄りがちだと感じていたので、GTO的にはコールすべきところも、無理せず降りることもありました。スタック的には、Day2の始めからハンドラッシュで、18万点から一気に50万点まで増やしてアベレージよりも多く持つことができました。
Day2中盤、UTGのオープンにAKで3Betを返したところ、4BetAIが返ってきまして、2分ぐらい長考し「これをコールしなかったらコールできるハンド無いな」と思いコールしたところ、相手のハンドがAQで、無事に抜けて100万点までダブルアップできました。Day2はそのまま100万点超えを維持して終えられたので、普通に打っていればインマネはできるだろうなと感じていました。
そうですね。そこの卓のプレイヤーさんはみんな年上の男性で、アベレージが40万点なのに全員が60万点以上持っていて、鉄強ばかりだったので大変でした。僕も50万点持ちでアベレージ以上あるのに一番スタックが少ない状態で、3Betや4Betが飛び交う卓ですごくオロオロしていたので、もしかしたらスタック差を活かしてプレッシャーをかけたら降ろせると思われてたかもしれません。(笑)
Day3は一気にアグレッションを上げて、アベレージ以下のプレイヤーを狙ってスチール頻度を上げていきました。セミFTまで順調にスタックを増やした後、バッドビートでスタックが半壊したものの、さらにそこからAKで3WayAll-inを制してトリプルアップで戦線復帰して、FTまでたどり着きました。
Day3はかなりアップダウンが激しかったのですね。FTで印象に残っているハンドはありますか?
FTでは、自分が一番スキルが低いことを自覚していたので、なるべくポストフロップで戦わないように、プリフロップで勝負をつけたり、アグレッションを高めてスチールを多めに狙いにいったりしていました。
印象に残っているのは、女性のソンさんという、たぶん中国のプロと思われる方とのハンドですね。自分がJJを持っていてオープンしたところ、インポジションのソンさんから3Betを返されました。4Betを返すべきなんだろうなと思いつつも、ポジションを取られているうえ、FTで初めて戦ったので情報も無く、周りの方の情報によると鉄強らしいので、悩んだうえでコールで回しました。フロップは確か874とかのローボードだったと思いますが、ソンさんのCBに対してチェックレイズを返して降ろすことができたので、FTの中でも特に印象に残っています。
ダイヤが2枚落ちていてフラッシュドローもあるボードだったので、フラッシュドローやAXの強いところだけコールしてもらえて、かつリバーでAll-inをぶつけられるくらいのサイズで打ち返そうと考えていて、AAやKKが出てきたら仕方ないと覚悟を決めてチェックレイズしました。後で配信を見返したらソンさんはAKを持っていました。ここで降りてもらえて、鉄強と言われていたプレイヤーに一方的にやられることなくハンドを終えられたことが少し精神的な余裕にも繋がったと思います。
緊張もしていましたし、ヘッズアップの経験が少なくプレーラインがわからなかったので大変でした。本来であればコールすべきところを降りてしまったりとミスもあったと思いますので、そこは今後勉強していきたいなと思いました。
FTのときは堅く打っている印象があったのですが、ヘッズではかなりギアチェンジしてアグレッシブにポットを炊き上げてこられたので、非常に手ごわい方だと感じましたね。アグレッションに対応できずに、こちらはかなりオーバーフォールド気味になっていたと思います。
自分がATを持っていて、相手のオープンに3Betしたハンドが印象に残っています。相手がコールして、フロップがA、Q、Qのトップペアでした。ペアボードなので安めにCBを打ったところ、チェックレイズAll-inが返ってきました。今振り返ると鉄コールだったと思いますが、ここで負けてしまうとスタックが相手7、自分3くらいに逆転してしまう可能性もあったので、降りてしまいました。
その時考えたことですが、こちらはAのペアを持っていて、さらにA持ちを主張をしていたので、相手がA持ちでキッカーが弱いハンドの可能性は薄いだろうと思っていました。そうすると、KJやTJなどガットのストレートドローあたりが可能性が高いのかなと思いましたが、自分がTをブロックしていたので、ドローのコンボも薄くなっていると考え、やはりQ持ちの可能性が一番高いと思いました。ですが、Q持ちでAll-inを返すだろうかという疑問もあり、ハンドが読めなくなってしまって降りました。
そこからは、取ったり取られたりを繰り返して、最終的には自分が60bb、相手が15~20bbくらいの時にプリフロップでAJと22のAll-in勝負になり、無事にAをヒットさせて優勝することができました。
相手よりもスタックを多く持っている状態をキープすることも優勝に近づくために大事なポイントだと思うので、戦うべきスポットと降りるべきスポットを見極める力が素晴らしいなと感じました。
ありがとうございます。一番は、運が味方してくれたことが大きかったと思いますので、まだまだ勉強は続けていきたいなと思っています。
FTでしか同卓出来なかったのでプレーの印象はあまりわかりませんが好青年な印象です。息子でもおかしくない歳の差ですがw ずっと僕がカバーされててやたらとスリーベットされたような印象があります。DAY3の初めからずっとショートだったのでほとんど降りるかオールインしか出来ませんでした。
ターニングポイントはいくつかありますが、DAY1で凄い頻度で僕のオープンにオールインしてくるチップリーダーがいて最終的に勝ってDAY1チップリーダーになれたことですかね。DAY2では中国の女性プレイヤーとぶつかってリバーで引かれて500万点を失いましたが
ラストハンドkkでプリフロオールインになって700万点で終えました。
DAY3はすぐにショートになってしまいなんとかFTまで漕ぎ着けてAQ>TT AQ>KK AJ>AKで運が良かったです。
4位の中国の女性プレイヤーとはDAY2から長く同卓したんですが遥かに上手かったです。
この方が印象に残ってます。
DAY1チップリ争いを演じた化け猫オーナーのてっちゃんとDAY3で再会出来たのは楽しい思い出になりました。
まだまだおじさん軍団も頑張りたいと思います!
最後は色々な方が応援に駆けつけてくれて嬉しかったです。皆様ありがとうございました
joptの後、新宿のネコカジさんが僕のお祝いトーナメントを開催してくれたのですがそこにりょうたくんが駆けつけてくれて嬉しかったです。海外のトーナメントで会う事があれば一緒にご飯でも食べたいですね。
jumbotreeさん、ありがとうございました!
さてRyotaさん、優勝後何か変わったことはありましたか?
アミューズにいくと声をかけてもらえるようになりましたね。「Twitter用に写真撮っても良いですか?」と店員さんに聞かれたり、お客さんからも声をかけてもらえたりするようになりました。それから、大型トーナメントにゲストとして招待してもらえたことも嬉しかったです。今後はMain Event優勝者として周りから見られるようになるので、変なプレイができなくなるなぁと感じています。これまでは結構ルースアグレに打つことが多かったので。(笑)
会社の休みが2週間とれたので、今年のWSOPメインに出たいなと考えています。
そうですね。在籍している会社が副業に厳しいので、プライズを獲った次の日に会社の人に「これ、大丈夫ですかね?」と相談したら、会社的には問題ないことが分かったので「こんなに権威のある大会で優勝したらもう、世界大会に参戦しないといけないんです!」ぐらいの勢いで説明したら、お休みを頂けることになりました。
JOPTには今後も出たいです。JOPTには今回で2回目の参加ですが運よく優勝できましたし、JOPTの経験が自分の人生で一番楽しい経験だったので、あのお祭り気分をまた味わいたいです。普段アミューズメントカジノで会ったことがあるけど、話したことが無い人とも仲良くなれる場なので、次もぜひ参加したいです。
ルールは3年前くらいから知っていたのですが、大学の友達と旅行の時に遊んだり、金曜夜にみんなで集まって遊ぶくらいでした。本格的にハマったのが1年前くらいで、アミューズメントカジノに初めて行ったのは2023年の11月くらいです。JOPTサテライトに初参加して、運よくインマネしてチケットがもらえて、トーナメントの楽しさを知りました。
そこから2024年1月のJOPTに参加して、Main EventやColossusなどあわせて6つのトーナメントに出て、2つインマネできました。収支はトントンだったのですが、すごく楽しかったので、次の5月も絶対出ようと思って頑張ってチケットを集めて、今回のMain Eventで優勝できました。
2023年の11月から一気に人生が変わりましたね!
ポーカーはどのように勉強されていますか?
プリフロップのハンドレンジの勉強と、GTOWizardを使って参加したハンドの振り返りをしていますね。あとは主に実戦あるのみで、数を打ちまくってます。今後はもっと座学の時間を増やしたいですね。ヘッズアップや3人など、経験が少ないところでのプレーの勉強をしたいなと思っています。
相手のアドバイスを素直に受け入れられるところですかね。社会人3年目くらいまでは仕事で怒られてばっかりでしたが、教えてもらったことは素直に受け入れるようにしていました。そういった姿勢がポーカーにも活きていて、今の自分があるのは会社のおかげでもあるなと感じています。 プレイ面でいうと、アグレッシブに攻められるところと、常にMAXバリューを狙いに行くところだと思います。
そんなRyotaさんにとってポーカーとはどんなものでしょうか?
一番好きなもので、一生かけて極めていきたいと思っています。 今後は、同じハンドでも人によってレイズしたり、コールしたり、All-inだったりとアクションの決め方が違い、そこが上手い下手の分かれ道になると思っているので、自分なりにしっかりとしたロジックをもってアクションを決定できるようなプレイヤーになりたいなと思っています。
初心者でもある程度やり込めば優勝できる可能性があるのがポーカーのおもしろいところだと思います。私もそんなに大したレベルではないですが、トントン拍子でJOPT優勝できたので、ぜひいろんな方に遊んでいただきたいと思います。
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