Tag Team HighRoller 優勝 なかむーさん & しょうじろうさん インタビュー

JOPT 2025 Tokyo #01

#47 Tag Team HighRoller Winner

なかむー選手 & しょうじろう選手

優勝おめでとうございます!率直なお気持ちをお聞かせください!

なかむーさん:しょうじろうさんに感謝です。僕去年散々バッドビート食らってたんですよ。とにかく肩が弱かったんですけど、しょうじろうさんの肩が強くて救われたので、優勝という結果を残せました。ちなみにちょっと裏のお話すると、しょうじろうさんが「一緒に出ようよ。参加費俺が全部持つから。」って言ってくれて、ステーキングみたいな形で参加したんです。やっぱり最後お尻持ってくれるのはしょうじろうさんでした。やっぱりイケてる親父の背中はでかい、でかいっすね。すごい。これに尽きます。

しょうじろうさん:もう本当、彼と優勝できてすごく僕は嬉しいです。僕がいつも行ってるお店の中で彼が一番うまいなって思ってたんです。そしてJOPTの予定表でタッグのハイローラーを見たあと秒で彼を誘ったんですけど、すぐ今日の予定空けてくれました。最近はタッグトーナメントがすごく嫌いだったのですが、タッグを楽しいって思わせてもらえたし勉強にもなりました。今年1番嬉しいと思います。

お互い感謝し合ってる素敵なチームですね!印象に残った場面はありますか?

なかむーさん:残り13人くらいのときにA9sを持ってて向こうから先にオールインが入って僕らがコールして99が出てきた場面です。僕らがギリギリカバーしてたんですけど、ランナーランナーフラッシュを引いてかなり大きいポットを取って「今日はやれるかもと」思ったときが、多分1番の僕らのターニングポイントですね。その時点でアベレージぐらいしか持ってなかったんですけど、ほぼダブルアップができたのでアベレージの倍くらいになって、そこからちょっとチップ量活かして結構うまく立ち回れたんじゃないかなと思います。

しょうじろうさん:僕はもう最後のハンドなんですよね。降ろすつもりで97oでブラフオールインしたらAQが出てきました。でもなんか肩だけには自信があるんで、「勝てるやろ、どっかで勝てる、引けるやろう」と思ってました。ターンも引けずやばいかなとか思ったけど、でもなんかいけるやろうと思っていたらリバーで9を引いてびっくりしました。肩に自信があったんですけど、ほんと最後の最後に引けてよかったです。

なかむーさん:隣の2位に入賞されたプレイヤー様たちが結構アグレッシブに攻めていて、身動き取りづらかったんです。やりたいことはできずに、最後まで我慢して強いハンドでは入ろうっていう話をしてました。あと、ショートが2人ぐらいいたんで、そこに対して僕らが無理する必要ないよねっていうことも話してました。しょうじろうさんは結構ルースなところがあるんですけど、「やめてくれ、入んないでくれ、降りてくれ」とずっと伝えていました。

しょうじろうさん:最後の97oは「もう任せる」って言われてスナップオールインしました。入れた理由は、僕らのスタックが彼らの3倍ぐらいあったのでこれを負けても結局とんとんですし、そこからまたヘッズアップできるので彼らのオープンに対してプレッシャーをかけるって意味でやってました。最後はたまたまAQだっただけで、あれがA2とかQ7とか弱いハンドだったら多分コールできなかったはずなので。なかむーのコンサルと僕の肩があればどこにも負けません。

大事な場面で引き切れたのは大きいですね!優勝を意識したタイミングはいつですか?

しょうじろうさん:僕はFTの3ハンド目くらいから全然負ける気しなかったですね。その証拠に、トーナメント始まる3,4時間前に「タッグハイローラーで俺優勝してるから、その写真よろしく。」ってLINEで連絡してるんです。なかむーのちゃんとしたハンド読みと俺の肩があれば、なんか負ける気は全くしなかったっていうのは正直あります。

なかむーさん:僕は残り3人になったときですね。僕がアグレッシブにプレイできたのは、しょうじろうさんのバンクロールがね笑 アグレッシブにプレイしても、しょうじょうさんが「今日2回までリエントリーいいよ」って言ってくれたので。やっぱ後ろの安心感ですね笑 僕ら別にWEBコインそんな持ってるタイプじゃないので現金エントリーです。シンプルに言葉選ばないと、しょうじろうさんは"金持ちおじさん"です笑

バンクロールとアグレッションが重なるのは周りからは脅威だったと思います。今までJOPTで入賞されたことはありますか?

しょうじろうさん:僕は一昨日BYBIT 500で30位入賞しました。あと去年のどっかのタイミングでTurboで10位でFTバブルとかでしたが、ここまで大きいプライズは初ですね。

なかむーさん:僕もメインでは入賞しましたが、ここまで大きいプライズは初めてです。2万5000ドル、大きいですね。1回ラスベガス行きます。

ぜひラスベガスで最強タッグを見せつけてください!FTの周りのプレイヤーさんたちに対して意識していたことや対策していたことはありますか?

しょうじろうさん:先に答えていいですか?なかむーの言う通りにすることです笑 周りのライバルを見るよりも、なかむーの言うことをいかに的確に聞くかっていうことだけです。もう平場では最強なので。

なかむーさん:僕が意識してたのは、ショートのオールインにコールできるかどうかでオープンするかしないかを決めることです。2BBオープンが終盤では普通だと思うんですけど、そこを大きめにオープンしてBBとか他の3betを打ちたいスーテッドコネクターみたいなところに対してある程度プレッシャーをかけるのはずっと意識してました。3.5BBとか4BBでわざとオープンすると、さすがに4BBに対してはスリーベット重いよねって思ってもらえるはずなので。結構それが決まってスチールできましたし、1周でチップを減らさないようにするのはすごい意識してました。BBのときにコールしないで、自分たちがオープンしてスチールできればいいよねっていうマインドだったので、BBのときしょうじろうさんのAxの弱いところとかをずっと降ろしてました。

しょうじろうさん:チームメイトに降ろされてました笑 でもそれが正解だったんですよ。だからいつも自分が優勝できてないのって、"BBでコールしちゃってどんどん削れちゃってるからだ"ということが改めて勉強になったので、めちゃくちゃいい機会でした。

なかむーさんの的確な指示で勝ち進めていたんですね!2人のポーカーを始めたきっかけはなんですか?

なかむーさん:中目黒のDouble Barrelというポーカー屋さんがあるんですけど、韓国に行ってカジノに行く予定があったときサイドギャンブルを勉強しようと思って店に行ってポーカーと出会いました。当時ポーカー知らなくてすぐにはまったわけじゃないですが、ポーカーって意外と面白いなと思いながらリングとかターボトーナメントみたいな安いやつに出始めました。「結構自分の心理で相手を降ろしたりとか、騙したりとかで勝てるゲームなんだな、面白いじゃん」ってなったのが多分5月とか6月ぐらい。だからポーカー歴で言ったらまだ半年から8か月ぐらいなんですよ。結構勉強はしてるんでしょうじろうさんよりはうまいんですけど。

しょうじろうさん:なかむーは僕がいなければ多分日本一うまいです。総合って肩とかも入っちゃうからね。あとバンクロールって言葉知ってる?笑
僕は小さい頃にゲーセンのポーカーで遊んでルールだけ覚えて、10年前に僕の親友がホールデムのやり方を教えてくれて楽しいなと思ったんですけどあんま長くせず辞めちゃいまして。だけど去年の3月ぐらいに韓国に行ってキャッシュでポーカーをまたやりました。キャッシュは全然面白くなかったんですけど、日本のお店のトーナメントだったら駆け引きを読み合って勝ったりするのが楽しくて、そこからハマりました。

2人とも本格的にポーカーをされたのが最近だったんですね!お二人の今後の目標を教えてください。

なかむーさん::大型トーナメント参加者1000人以上、もしくは海外の大きいトーナメントでトロフィーをしっかり取ることです。それか強い人が集まるような箔のつくトーナメントでちゃんと実績を残せるようなプレイヤーになりたいです。海外でもWPTとかWSOPとかのメインイベントで結果を残したい、優勝したいです。

しょうじろうさん:僕はJOPTとかの大型トーナメントのメインとかPlatinumとかでなかむーとワンツーフィニッシュできればいいなって思ってます。けど俺はツーだと思う笑 俺の全てをもう読まれてるから笑 他は全員騙せたり倒せる自信あるけど、なかむーにはほんとに全部読まれちゃってますしブラフも完全に決められちゃうしキャッチできないんで、2位に甘んじようかなと思ってます笑

なかむーさんへのリスペクトが非常に高いですね。 最後に、お二人にとってJOPTとはどんな大会ですか?

なかむーさん:一番初めに参加したポーカーの大型イベントなんで、思い出めちゃめちゃありますね。しかも1番最初に入賞した大型イベントもJOPTだからこれからどんなに活躍してもJOPTには出ます。僕の原点みたいなところなので、これからもずっとやってほしい。いい大型イベントだなって思ってます。それとJOPTの優勝は僕は相当価値があると思ってます。それはWEBコイン云々とかって話ではなく価値の話で。JOPTで優勝する人は相当ポーカーをやりこんでる人なんだなと思いますね。

しょうじろうさん:僕も結構同じ思いで、半年前ぐらいに初めてJOPTに出たんですけど最初はもう全然入賞もできなかったんです。2回目の挑戦でTurboで初めて入賞できたときすごく嬉しくて。「自分でも勝てるんや」っていうのが1つわかったんです。この2、3ヶ月ぐらいで他にも大型イベントがあるっていうのを知ったんですけど、他のところ行ってもやっぱJOPTほどの緊張感はないです。JOPTメインとかPlatinumとかで入賞したいなって思いますし、JOPTのためにちょっと仕事が忙しいときでも時間作って出ようって思うようなイベントです。韓国の大会と比べても、やっぱJOPTの規模もみんなの熱量とかも全然違って。やっぱ日本のJOPTがアジア圏では1番なんじゃないのかなって思っちゃったぐらい、すごく楽しく、いい気分で参加させてもらってます。

改めまして、優勝おめでとうございます!最強タッグの世界での活躍を祈っております!

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