TRITON SUPER HIGH ROLLER $40K Mystery Bounty優勝 みさわさん

 

Triton Super High Roller Series

$40K NLH Mystery Bounty

みさわさん

 

この度は「$40K NLH Mystery Bounty」優勝おめでとうございます!
今回の優勝を終えての率直なご感想をお聞かせいただけますでしょうか。

ビッグタイトルを今まで取れず、この日を夢見て毎日毎日好きでもない勉強をして来ました。本当に嬉しいです。泣くのを我慢していましたが今までの苦しい日々を思い出してしまって、涙が出てしまいました。

まさに夢が叶った瞬間だったんですね!
WSOPハイローラーでの1億円超の賞金獲得など数々の快挙を成し遂げてこられた中で、
今回の「Tritonのタイトル」は、みさわさんのキャリアにとってどのような特別な意味を持ちますか?

憧れの大会ですし、ポーカー関連の仕事を一生やっていくのは間違いないので、本当に嬉しいです。TRITONに関しては、初めて招待状をもらった時の開催がコロナの影響で流れてしまって、そこから行く機会がなく今回初めての参戦となりました。
当然バイイン、プレイヤーレベル共に最高峰なので、正直プレッシャーを感じていました。
しかし普段の勉強量だけは海外のトッププレイヤーにも負けていない自信があったので、その走り込みがメンタルの安定に繋がったと思います。

Day 2でチップリーダーになられるなど、実力で手繰り寄せた優勝だと感じます。
「実力で分散を乗りこなし、有利な状況を作る」ために最も重要視していた戦略は何でしたか?

正直分散を避けるのは無理なので、本当に運が良かったです。
ただ DAY2前日も朝まで部屋で座学をしたり、やれることは全てやったと思います。
リンプ戦略を取り入れたのですが、海外のトッププロもみんなリンプをしていて自分の根底の理解が間違っていなかった事に DAY2では安心しました。笑

チップリーダーとしてファイナルテーブルを進める中で、他のプレイヤーにプレッシャーをかけるために具体的にどのようなプレイを意識していましたか?

AKとQQのフリップですね。
TRITON oneのメインイベントもAKとQQの特大フリップで敗退したので、嫌な気持ちになりましたが無事勝てて良かったです。

大事なところで無事勝利を引き寄せれたんですね。
今大会では158エントリー中17個ものバウンティを獲得され、単純計算で10人に1人のプレイヤーを飛ばしたことになります。
特にチップリーダーになって以降、どのようなことを意識してプレイされましたか?

はい、バウンティ期待値が2バイイン分と高いので、積極的にバウンティを狙いました。
一般的なプレイヤーの傾向としてバウンティの価値を低く見積りすぎてFTに残るけどバウンティが取れない、というようなケースが多いと思いますが、前日の座学が効いたかなと思います。それでもハンド履歴を見返してオーバーフォールドだと思いました。

これまで戦ってこられたWSOPやEPTハイローラーと比べて、Tritonのフィールド(プレイヤー層の傾向、プレイスタイルの特徴など)に違いは感じましたか?

TRITON oneやこのミステリーバウンティに関して言うと、同バイイン帯の平均レベルより良いフィールドだったと思います。
ただ参加費5万ドルを超えてくるともう格上しか居ませんね。
間違っても100BBでやりあえる感じはしませんので、全てフルレイトレジストで参加しています。

やはりTritonはすごいフィールドですね、。
2025年はTritonでの優勝を含め、年間獲得賞金が約5.5億円に達するなど、まさに「飛躍の年」となりました。ご自身では、この快進撃の要因をどのように分析されていますか?

座学を習慣化し、継続できた事に尽きると思います。習慣化によって技術も向上し、精神面も安定するという好循環に入れた実感があります。

まさに「継続は力なり。」と言えますね。
Tritonのタイトルを獲得し、名実ともに「日本のポーカー界の顔」としての存在感が増したと思います。その肩書を背負い、今後どのようなプレイヤーとして世界の舞台で戦っていきたいですか?

立ち振る舞い、マナーです。
ポーカーはあくまで遊びであり、娯楽です。そこの中で自分のように苦しい思いをしてでも勝ちたいと思う層は少数派だと思っており、それが正義だとは1ミリも思いません。
ポーカーが強くても偉くもなんともないわけです。
相手ありきの遊びである以上、相手に対して常にリスペクトを持つと言う事が何より重要です。
自分の背中を見てgood playerが1人でも多く増えるよう、恥ずかしい立ち振る舞いをしないように気をつけてます。

Tritonチャンピオンとして臨む次戦、「JOPT 2025 Tokyo #03」への意気込みをお聞かせください。
また、国内のプレイヤーと戦う上で、特に楽しみにしていることはありますか?

会話ですね。1人でも多くのポーカープレイヤーの皆様とコミュニケーションを取り、友達が毎回増えるのが楽しくてしょうがないです。
この歳になると新しい友達ってできないので、ほんとにポーカーって最高ですよね

私たちもまた会場でお話しできることを楽しみにしております!
最後に、みさわさんの活躍に勇気をもらっている日本のポーカーファンに向けて、メッセージをお願いします!

皆様の応援が力になりました。
たくさんの暖かいメッセージ、本当に、本当にありがとうございます。
これからも死ぬまで走り続けますので、一緒に死ぬまでポーカーしましょう。

最後までアツいコメントをいただきありがとうございました!
今後のさらなるご活躍を心よりお祈り申し上げます。

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