4回目の挑戦!世界という舞台へ、ななちゃら参戦インタビュー

 

World Series of Poker

JOPT公式パートナーななちゃら選手

 

韓国・台湾などアジア各地のトーナメントで数々の成績を残し、国内外で注目を集めるななちゃら選手。その実力と存在感でシーンを彩る彼女に、WSOPに懸ける想いをお聞きしました。


WSOP 2025にはいつ頃から参加される予定ですか?

6月20日から1ヶ月ほど行く予定です。

参加予定のトーナメントは決まっていますか?

色々出るつもりですが、JOPTからのステーキングでは「メインイベント」「ミニメイン」「レディースイベント」に出場予定です。

WSOP参加は今回で何度目になりますか?

4年連続4回目の参加です。昨年は全然入賞できず、本当に最悪でした。AAは割られるし、ポケットハンドはことごとく捲られるし…。ターン時点でナッツでオールインしても、リバーで捲られるようなことばかりで、気づけば34連敗でした。

それは悔しいですね。一度も入賞できなかったんですか?

入賞もゼロです。でもWSOP後に参加した、レッドドラゴンのメインで準優勝しました!
WSOPの下振れが、韓国のトーナメントで上振れましたね。

では今回のWSOPは、リベンジ的なお気持ちでしょうか?

そうですね。あの34連敗に終止符を打ちたい(笑)。もちろん優勝できたら嬉しいですが、今ではブレスレットを持ってる人も多くて、そこまで驚かれることではなくなってきてる。だからこそ、サイドイベントではなく「メインイベント」で結果を出したい。日本人初のファイナルテーブル(FT)を目指しています。

現在の日本人最高位は、2024年の長見恭輔さんの21位ですね。

本当にすごい記録です。ただ、私もメインイベントには強い自信があります。APLのメインも残ってたし、レッドドラゴンやJOPTのメインでも深いところまで行けていました。AAやAKを割られなければ、けっこう残れるタイプだと思います。でも、負けちゃうんですよね(笑)。去年のWSOPメインではDay 3まで進んで、「次のハンドから配信卓ね」と言われたそのタイミングでAKを持って飛びました。

JOPTからのステーキングは、メンタル面で安心材料になりますか?

逆ですね。ステーキングだからこそプレッシャーが強いです。「それステーキングだから、最後のブラフできるんでしょ」「コールできるんでしょ」と言われることもありますが、むしろ逆。自分の資金の方が気が楽です。ステーキングだと“期待”があるので、変なことはできない。恩返ししたいという気持ちが強くなります。

そのプレッシャーがプレーに影響することはありますか?

基本的にはありません。ポーカーは私情を入れたら負けます。たとえば「この人、ずっとレイズしてくる気がする」みたいな。実際は相手も普段通りにプレーしているだけ。そういう“気がするだけ”に左右されないよう、冷静さを保つことが大事だと思っています。

去年の経験から、得た学びはありますか?

プレー自体は悪くなかったと思っています。100回やっても同じプレーを選ぶと思います。つまり、数をこなすしかない。今年のWSOPでは、いかに“スーパーラッキーガール”でいられるか(笑)そこを意識しています。

日本とは違うプレーをしたり、海外プレイヤーにアジャストしていく事はありますか?

日本だと私のプレーラインって、9割ぐらい知られてると思ってます。めっちゃ大きいブラフしちゃうとか、そういうイメージがあるからこそ、日本であまりブラフしないようにしてます。海外だとあまり知られてないけど、卓を見て私のこと知ってる知らないっていうのは大体わかるから、それを見て人によって変えてますね。韓国だと結構配信テーブルに座ってるので、「この子はめっちゃブラフするから気をつけろ」とか言われてたりします(笑)でも、アメリカだと特に知られてないので、日本人っていうイメージを使ってブラフを多めにしてみたりとか、場所や人によって色々変えてます。

なるほど!日本人女性ってブラフが少ないイメージがありますもんね。

なんとなくですが、そのイメージも減ってきてる気がします。肝が座ってる方が増えてますし、エアーで3発打ち切ってる人を見ると素直に凄いなって思います。

日本のポーカープレイヤーとして、世界にどうアピールしたいですか?

「ヤバいことする奴だな」と思われたいです。それは27oでオープンするような話ではなく、しっかり考えたプレーラインの上でイカついブラフを決めたい。プレッシャーに負けずに“決め切る力”を見せるのが目標です。

そうですね!JOPTとWSOPってお互いに雰囲気があると思うんですが、独特の緊張感などを感じることはありますか?

いえ、本当にないです。だってやることは変わらないですよね。物理的に戦ってるわけでもないし、自分のチップ、相手のチップ、相手のプレイライン、あとトランプ7枚!それに対してただ、場数を踏んでいくって感じですね。

ではフィーチャーテーブル、配信卓でも同じでしょうか?

そこは私は目立ちたいから座りたいですね!みんなマネープレッシャーを感じてたり、考えてたりすると思うけど、私はいかに目立てるかを考えてます。配信卓に座って、何か思い出に残るプレーを自分で切り取って、Xに載せれれば満足です。それができたらインマネできなくてもいいぐらい(笑)キャッシュってうまいプレーしても全然話題にならないけど、バズるようなプレーができたら「日本人凄い!」ってなるし、それが海外の方まで流れたらいいな。そうやってポーカーシーンを盛り上げていきたいです!

期待しております!最後に意気込みを含めて、何か一言もらえますか?

最近、“狙う”ことに関してはちょっと自信あります!磨いてきたのは、直感と精度。違う舞台でも、求められるのは“決め切る力”。WSOP4年目、そろそろ結果ほしいよね?行ってきます、世界に一刺し!

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