ポーカーのプリフロップでのハンドレンジを、『オープン・コール・レイズ』まで完全解説します。
プリフロップでのプレイの精度はその後のチップ量に直結します。そのため、ハンドレンジを覚えるだけでプレイの精度が上がり、ポーカープレイヤーとして格段に上手くなれます。
ポーカーのハンドレンジを最速で覚える裏ワザも紹介するので、これからポーカーを始める方、上手くなりたい方には必見の記事になっています。
ポーカーのハンドレンジとは
ポーカーのハンドレンジとは、ゲームに参加するかしないかを判断するハンド(手札)のレンジ(範囲)のことです。勝負を有利に進められるかどうかに関わるため、ポーカー上達に必須レベルの知識です。
特に、ポーカーのプリフロップのハンドレンジが重要な理由は、ハンドレンジを知っていれば相手のハンドをある程度予想ができるからです。
ポーカーのプリフロップとは
ポーカーのプリフロップとは、最初の2枚が配られ、場に他のカードが出てない状態を指します。
プリフロップで起こせるアクションは、ゲームにレイズで参加する・ゲームにコールで参加する・参加しないの3つです。
ポーカーのプリフロップは、BBの隣のポジションであるUTG(アンダーザガン)から時計周りで行われます。ポーカーのポジションは以下の画像で確認してみてください。
上の画像がポーカーのポジションとその名前です。例として、UTGがレイズした場合を考えてみましょう。UTGのハンドレンジは狭いため、UTGは強いカードを持っていると推測できます。
プリフロップのハンドレンジを知っていれば、相手のポジションからハンドを絞り込み、あなたが勝負できるか判断できるので、ポーカーの勝率を格段に上げられます。
そんな重要なハンドレンジ表をすぐに覚えられる方法を、ポーカー歴4年の著者が特別に紹介します!
ハンドレンジ表を最速で覚える裏ワザ
ポーカーのハンドレンジ表を最速で覚える裏ワザは、表を見ながらなるべく多い場数をプレイすることです。その際、重要になるのは「どこで練習するか」です。
- オフラインでのポーカーは時間に対して少ないハンド数しかこなせない
- 無料のオンラインポーカーは雑なプレイヤーが多く、正直練習にならない
以上のことから、リアルマネーのオンラインポーカー”KKポーカー”での練習がおすすめです。KKポーカーの最低レートなら最大持ち点スタートでも$2(300円)しかかからずに始められます。
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ハンドレンジを覚えて相手のハンドを推測できるようになったら、初心者の多いテーブルを狙ってみましょう。ハンドレンジを覚える前より、ずっと簡単に勝てるはずです。初心者の割合の多いオンラインポーカーサイトなので、あなたより弱い相手を狙って稼ぎやすいのが嬉しいですね。
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ポーカーのハンドレンジ表(オープン)
この章ではポーカーのハンドレンジ表(オープン)をポジションごとに紹介します。(コール・レイズでのハンドレンジ表はこちらで紹介しています▽)
ポーカーのオープンとは
ポーカーのオープンとは、あなたの前に参加している人がいない状態で、コールまたはレイズでゲームに参加することを指します。
当サイトで紹介しているハンドレンジ表はGTO Wizardというポーカー分析ツールの基づいています。日本を代表するプロポーカープレイヤーの「世界のヨコサワ」さんも使っていると公表した話題のツールです。
ポーカーのハンドレンジ表の色分けについては、以下を参考にしてください。
今回は6人MAXキャッシュゲームの場合のポーカーのハンドレンジ表を紹介します。
UTGのハンドレンジ
アーリーポジションであるUTG(アンダーザガン)は、1番最初に順番がやってくるのでハンドレンジが狭いです。
ハンドレンジ表で色がついてないハンドはフォールドしましょう。5回に1回以下を目安にゲームに参加してください。
MPのハンドレンジ
ポーカーのMP(ミドルポジション)のハンドレンジは以下の通りです。
MPは、44/169と約4回に1回を目安にレイズ・コールするのがおすすめです。
COのハンドレンジ
CO(カットオフ)はポーカーのレイトポジションを指します。ポジションが遅めなので、ハンドレンジも広めですね。
COは約3回に1回オープンしましょう。
BTNのハンドレンジ
COに加えてもう1つのレイトポジションであるBTN(ボタン)のハンドレンジは以下の通りです。
BTNのときは2回に1回を目安にオープンしましょう。
SBのハンドレンジ
SB(スモールブラインド)まで誰もプレイヤーが参加していない場合、SB以外にはBB(ビッグブラインド)しか残っていません。SBのハンドレンジは幅広いので、積極的にオープンしましょう。
ポーカーのハンドレンジ表を覚えていれば、プリフロップでの動きを最大限正しく行えるだけでなく、相手のハンドを推測する手掛かりにもなります。
- ゲームに参加するか合理的に判断できる
- 相手のハンドを推測できる
この2つのメリットだけで、覚えてない人と比べて長期的なチップ量の差は大きく開きます。ポーカー強くなりたい方は間違いなく覚えるべきです。
△ハンドレンジを最速で覚える裏ワザはこちら
また、今回ハンドレンジ表の紹介に使ったGTO Wizardも本格的にポーカーをするならおすすめのツールです。「世界のヨコサワ」さんが動画で紹介&パートナーになったことからGTO Wizardの有用さがわかりますね。
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もっとポーカーを強くなりたい方は、『ポーカーの勉強方法』を読んでみてください。「ハンドレンジを覚えたら次に何をすべきか」「どうしたら最短でポーカーが上手くなれるか」がわかります。
ポーカーのハンドレンジ表(コール・レイズ)
ここではあなたの前にゲームに参加しているプレイヤーがいる場合にコール・レイズできるハンドレンジを紹介します。(△オープンでのハンドレンジ表はこちらで紹介しています)
当サイトで紹介しているハンドレンジ表はGTO Wizardというポーカー分析ツールの基づいています。日本を代表するプロポーカープレイヤーの「世界のヨコサワ」さんも使っていると公表した話題のツールです。
ハンドレンジ表の色分けは、下記を参考にしてください。
当サイトで紹介しているハンドレンジは6人MAXキャッシュゲームの場合です。
UTGがオープンした場合のハンドレンジ
UTGがオープンした場合のハンドレンジ表をポジションごとに紹介します。
UTGがオープンしたときのMPのハンドレンジ
UTGがオープンしたときのCOのハンドレンジ
UTGがオープンしたときのBTNのハンドレンジ
UTGがオープンしたときのSBのハンドレンジ
UTGがオープンしたときのBBのハンドレンジ
UTGのハンドレンジは狭いため、UTGがオープンする場合は十分な勝ち筋があると考えられます。
どのポジションでも基本的にはフォールドを選択しましょう。A♡A♢やK♣️K♢などの強いハンドなら、リレイズしてUTGにプレッシャーをかけきましょう。
MPがオープンした場合のハンドレンジ
ここでは、MPがオープンした場合のハンドレンジ表をポジションごとに紹介します。
MPがオープンしたときのCOのハンドレンジ
MPがオープンしたときBTNのハンドレンジ
MPがオープンしたときのSBのハンドレンジ
MPがオープンしたときのBBのハンドレンジ
UTGがオープンするハンドレンジよりMPがオープンするハンドレンジの方が広いため、UTGオープンよりMPオープンの方がコールレンジが広いです。
あなたのポジションが同じでも、オープンした人のポジションによってハンドレンジを変更しましょう。
COがオープンした場合のハンドレンジ
プリフロップでCOがオープンしたときのハンドレンジをポジションごとに紹介します。
COがオープンしたときのBTNのハンドレンジ
COがオープンしたときのSBのハンドレンジ
COがオープンしたときのBBのハンドレンジ
BTNがオープンした場合のハンドレンジ
プリフロップでBTNがオープンした場合のハンドレンジをポジションごとに紹介します。
BTNがオープンしたときのSBのハンドレンジ
BTNがオープンしたときのBBのハンドレンジ
SBがオープンした場合のハンドレンジ
最後に、プリフロップでSBがオープンした場合のBBのハンドレンジを紹介します。
誰がオープンしたかによってコールできるハンドレンジが変わります。不利なポジションからのオープンはいいハンドである可能性が高いため、あなたのハンドレンジを狭めるべきと覚えておきましょう。
また、相手がタイトなプレイスタイルの場合、あなたがハンドレンジ通りにプレイしても負けてしまうので注意しましょう。タイトとは、ハンドレンジを狭め、非常に強いハンドでしかプレイしないスタイルのことです。
例えばUTGがタイトスタイルで、A♢A♣️でオープンした場合を考えましょう。あなたはMPで、ハンドはA♡5♡だとします。
A♡5♡はUTGがオープンした場合のMPのコールするハンドレンジに含まれています。しかしUTGのハンドは通常のオープンレンジより狭いので、あなたより強いハンドである可能性が高いです。ハンドレンジを覚えているあなたは、そこまで強くないA♡5♡をフォールドするという選択を取れます。
ハンドレンジを覚えてこのようなプレイができるようになれば長期的に損失を最小に、利益を最大にできます。ポーカーが強くなる第一歩を踏み出せます。
ポーカーではハンドレンジ通りにプレイしても勝てるとは限りません。相手のプレイスタイルを踏まえ、あなたのハンドが相手のハンドに勝てる見込みがある場合のみゲームに参加しましょう。
- 相手のハンドよりさらに強そうなとき
- フラッシュやストレート、セットが作りやすいとき
ハンドレンジを覚えたり、相手のプレイスタイルからハンドを推測するには、実践あるのみです。ハンド数を重ねて練習し、ポーカーのスキルを向上させましょう。
また、こちらのレンジ表を作るにあたって参考にしたサイトはGTO Wizardです。「世界のヨコサワ」さんが動画で紹介&パートナーになった話題のツールです。
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【世界のヨコサワ参考】トーナメントでのハンドレンジ
トーナメントではこれまで紹介したキャッシュゲームのハンドレンジの1つ大きいレンジを使用しましょう。というのも、トーナメントゲームには「アンティ」と呼ばれるSB,BB以外から集める強制参加費のようなものがあります。
通常のルールよりゲームに参加してポットを勝ち取った際の恩恵が多くなるので、当然、参加が利益的になるハンドが増えます。以下に「世界のヨコサワ」さんが使っているハンドレンジ表を紹介します。
「世界のヨコサワ」が使ってるハンドレンジ表
WSOP のメインイベントで日本人最高位、賞金約2,600万円を獲得した「世界のヨコサワ」さんが実際に使っているハンドレンジ表は以下の通りです。
「世界のヨコサワ」さんが使っているハンドレンジ表を使えば圧倒的に有利にトーナメンを立ち回れます。日本最大のポーカー大会JOPTで実践してみましょう。
JOPTは賞金総額最大5億円のポーカー大会です。下記の記事では初心者でも入賞しやすいサイドイベントを紹介しているので是非チェックしてみましょう。
ポーカーのハンドレンジを覚えて強くなろう
ポーカーのハンレンジについて解説してきました。ポーカーの勝率を上げるためには、ポーカーの基本であるハンドレンジとポジションの関係を理解することがとても重要です。
あなたが弱いハンドでも積極的に行きたいタイプなのか、それとも堅実に行くタイプなのかなどと、ハンドレンジを応用すればあなたのプレイスタイルを確立していけます。
ポーカーのハンドレンジを覚えるのが難しいという方は、KKPoker(KKポーカー)などのオンラインポーカーでどんどん練習を重ねてみましょう。KKポーカーなら初心者でも稼ぎやすく、いろんなレベルのプレイヤーと対戦できます。
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ポーカーのプリフロップのハンドレンジに関する質問
- ポーカーのプリフロップとは?
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ポーカーのプリフロップとは、最初に行うベッティングラウンドのことです。BBの隣のポジションであるUTGから時計周りにアクションを選択します。
ポーカーのプリフロップの詳細はこちらを読んでみてください。
- ポーカーのオープンレンジとは?
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ポーカーのオープンレンジとは、あなたの前のポジションの人が誰も参加していない状態で、あなたがゲームに参加するかどうかを表すハンドレンジのことです。
ポーカーのオープンレンジについてはこちらで詳しく解説しています。
- ポーカーのハンドレンジの覚え方は?
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ポーカーのハンドレンジ表を覚えるには、実践を積みながら覚えていくのが1番早いです。
ポーカーの経験を積んでいくためには、気軽にプレイできるオンラインポーカーがおすすめです。ハンドレンジを最速で覚える裏ワザはこちらです。
- ポーカーのトーナメントでのハンドレンジ表は?
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ポーカーのトーナメントでのハンドレンジ表はキャッシュゲームゲームより少し大きくすることを意識しましょう。