ACOP Warm-up Champion Kato Tomohiroさんインタビュー

Kato Tomohiroさん%e3%81%ac%e3%83%bc%e3%81%bc%e3%83%bc%e3%81%95%e3%82%93%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc%e7%94%a8%e5%86%99%e7%9c%9f_8189
47歳、会社経営者
プレイヤーネーム:ぬーぼー

2016年第2期Spadie Finalチャンピオン
Spadie Finalのプロ選手契約によって、マカオで開催される2016 ACOP Warm-upに出場し、世界中からのプロ選手に囲まれながらも見事に優勝に輝きました。
*ACOP Warm-up 11/4~6の3-day イベント
参加費HKD 25,000、参加者数297名。賞金総額HKD 6,626,070

・応援してくれたみんなにトロフィーを持って帰りたいと思った
Q:ACOP Warm-up 優勝した時の率直な感想を聞かせていただけますでしょうか?
「Day3は比較的に短い時間で終わったのと、ハンドが入っている時に他のプレイヤーが飛び込んできてくれて、判断に迷う場面が少なかったので、終わった瞬間は、あまり興奮はしなかったですね。緊張も特になかったので、どちらかというと思っていたのは、日本にいる友人がリアルタイムにラインで応援してくれていたので、みんなにトロフィーを持って帰りたいなということですね。」

・日本に帰ってきて、アキバギルドで知らない人に声をかけられるようになった
Q:優勝から数日が経過しましたけど、大きなイベントで優勝した実感はございますか?
「日本に帰ってきて、アキバギルドに何回か来ましたけど、その時に知らない人に声をかけられてきて、すごいことをしたんだな、と実感しました。あとは『今のアクション、僕は間違えていましたか』って尋ねられたりして、なんでまだ歴の浅い僕に聞くのかと思いました(笑)。でも、周りが自分を見る目が確実に変わって、それが一番の実感ですね。」

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Q:優勝された瞬間はすごく落ち着いた表情だったのですが、本当に興奮していなかったんですか?
「そうですね…興奮してませんでした(笑)。ヘッズになった時にはスタック量が9対1以上だってので、これは負けたら恥ずかしいなと思ってましたね。一番興奮したのは、ビビアンさんと、一ノ瀬さんと3-wayになって勝った瞬間です。自分がQQ、ビビアンさんがKQ、一ノ瀬さんがA9とツーオーバーある状態での3Wayでのオール・イン対決。負けてもバランス的にはまだまだ行ける状態でしたけど、ここで勝つとも優勝が大きく見えてくる局面でしたので、やはり、興奮しましたね。リバーの7が落ちて勝ちが確定した時は、ついテーブルを強く叩いてしまいましたね。バカラプレイヤーの悪い癖ですね(笑)。」

クラッチさん(Akira Ohyama、888 poker プロ)がとにかく頭抜けてて上手かった
Q:大会中3日間同卓しているプレイヤーたちの強さとか雰囲気とかについてはどのような印象を持たれますか?
「一番印象に残っているのはやっぱりクラッチさんがとにかく頭抜けてて上手いし、精神的にも強いですね。ファイナルに残った9人のうちで僕の実力は下位と感じていて、それが逆に腹を決めて、プレイをできたのはありますけども、もしファイナリストの中で一番強い人を誰か一人上げろと言われたらクラッチさんですね。彼の本当にぶれない胆力にはもう押し負けるくらいです。ショートになってもAIせず、必ずポストフロップで勝負する姿勢には恐怖する感じます。実際、フロップツーペアを打ち切らせてもらえず、リバーでフラッシュで捲られましたりして、精神的にすごい疲労しました。正直、プレースタイルは憧れます。」

・自分の実力が一番劣ってると認識して、逆に素直に打とうとした
Q:そのような強いプレイヤーたちに囲まれながらも、見事に優勝できたっていう勝因はどこにあると思いますか?
「先ほども言ったように、自分の実力が一番劣ってるということを認識してたので、逆に素直 に打つ事に専念しました。強いハンドでは行く、弱いハンドでは降りる、変なスチール、リスチはしない。後は、見られた方はわかるかもしれませんけど、ファイナルテーブルに入ってからほとんど僕はベット、レイズをしませんでした。ハンドを読み取る力はみなさんすごいのでなるべくこちらから情報を出さないように心掛けて、タイトパッシブのイメージを植え付けさせようとは思っていました。ハンドを読ませずにプレイしづらくさせようと思ったんです。」

・自分より強いプレイヤーに囲まれることを、Spadie Finalで経験できた
Q:国内のサテライトで優勝されたSpadie Finalですけど、ぬーぼーさんにとってはどんなイベントなんでしょうか?

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「初めて取った国内のビッグタイトルなので、喜びもひとしおですし、正直、ACOP Warm-up のファイナルよりもSpadie Finalのファイナルテーブルの方が緊張していましたね。精神的にもすごいまいっていましたし、終わった後も本当にヘロヘロでしたね。僕よりも強いプレイヤーに囲まれて、っていう場面をSpadie Finalで経験してたので、どういうプレイをすればいいのかっていうことは勉強になりました。Spadie Finalのヘッズアップで戦った Shoheyくんが一番僕の中で印象深いプレイヤーですし、戦いづらい相手でした。当時は先ほど言ったクラッチさん以上に恐怖を感じましたね(笑)。」

・バンクロールに優しいし、効率良く時間長く遊べるしと思ってポーカーを始めた
Q:ポーカーを始めたきっかけってどういったものだったのでしょうか?
「僕はカジノに行くのが非常に好きで、生粋のバカラプレイヤーなんですけど(笑)、バカラをずっとやり続けると、どうしてもバンクロールが持たないので、効率良く時間長く遊べるものはな んだろうと思ったら、ポーカーを覚えるのが一番いいかなと思って、しかも格好いいっていうイメージもありましたし、これから流行りそうだというミーハーな思いもありました。そういうファッション的な感じで、始めてみたのが真実です(笑)。具体的に最初にプレイをした場所は、アキバギ ルドのリングゲームじゃないですかね。」

・自分より上手い人と打って、上手い人のアドバイスを素直に聞くべき
Q:まだポーカーの未経験者とか、始めたばっかりの初心者の方々が強くなるためのアドバイスはなにかございますか?
「僕自身がまだ全然経験が乏しいので、あんまりアドバイスできることがないですけども、やっぱり回数を重ねるのと、自分よりも上手い人とプレイして、その上手い人のアドバイスを素直に聞く、ということに尽きると思います。自分が変に上手いと思って、人からのアドバイスを聞かないと、成長は難しいかなと思いますね。」

・ポーカーは非常に運と技術のバランスが取れているいいゲーム%e3%81%ac%e3%83%bc%e3%81%bc%e3%83%bc%e3%81%95%e3%82%93%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc%e7%94%a8%e5%86%99%e7%9c%9f_9819
Q:ポーカーのどのようなところに魅力を感じていらっしゃいますか?
「技術が必要ではありますけど、運もだいぶ関わっているところがあるので、技術で劣ってい ても運でカバーできる、でも、技術がない人は必ず優勝には絡めないというところを考えると、 非常にバランスの取れてるいいゲームかなと思いますね。やればやるほど、習得しなきゃいけない技術はどんどん出てきますし、まあだからといって初心者も全く歯が立たないというわけではないので、Sit&Goなんか全然初心者がラッキーパンチで勝っちゃうこともあるという意外性も含めて、面白いと思いますね。」

・始めて1年4ヶ月後アジア大会で優勝、ポーカーにはすごい夢がある
Q:最後に一言よろしくお願いいたします。
「僕がポーカーを始めたのは2015年の7月の末くらいで、初め て国内タイトルを取ったのがSpadie Finalで始めて14ヶ月後。そして、今回の ACOP Warm-upを取ったのが16ヶ月後なんです。始めた時っていうのはAKが強いというのを辛うじてわかってるくらいで、レイズをなんのハンドでするのか、ポジションはどこが有利なのかというのもわからない状態で始めた、本当に素人だったんですね。その僕がこの16ヶ月後にACOP Warm-upを取れたということは本当にすごいことだと思います。あのファイナルメンバーの中では僕が実力は 劣ってたっていうのはわかってますけども、それでも優勝した事はフロックでは出来ないでしょう。つまり、日本のアミューズメントで鍛えられた1年4ヶ月の経験がここまでの力を与えてくれたんだと思います。僕の師匠のゆーさんには感謝の言葉をいくら言っても足りないと思っています。そして、まだポーカーをやってない方、今やり始めた方も、1年後にはSpadieを優勝してたり、ACOP Warm-upを優勝してたりする可能性が十分にあるという事を示せたと思っています。すごい夢のあるいくらやっても飽きないゲームだと思いますので、是非多くの方たちにプレイしてもらいたいですね。
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「Let’s Play Poker!!世界への扉はそこにあります!」
ぬーぼーさんがアキバギルド店長、ディーラーたちとの記念撮影。アキバギルド: http://akibacc.com

第3期 Spadie Finalbook1_17296_image001
予選:2016年9月11日(土)~2016年11月25日(金)
決勝:11月26日(土)〜12月4日(日)
プロ契約内容:
・1位
HK12,000 Macau Poker Cup 26: Main Event Red Dragon
HK4,000 Macau Poker Cup 26: NLH 6-max
マカオエア・ホテル補助
Masters Championship への登録
・2位
HK12,000 Macau Poker Cup 26: Main Event Red Dragon
マカオエア・ホテル補助
・3位
HK12,000 Macau Poker Cup 26: Main Event Red Dragon
・4-5位
マカオエア補助
・6-9位
N-1 or S-1 参加権利

予選開催時間・参加料金は各店舗により異なります。詳しくはこちらをご確認ください。
http://pokerguild.jp/spadie/spadie-poker-league/

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世界一番のポーカーライブイベンター、ポーカーオンラインゲーム運営会社。
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