SPADIE POKER LEAGUE Season 38th

#56 NLH Water Rush Sponsored by のむシリカ

ティルさん

優勝おめでとうございます！今のお気持ちをお聞かせください

ありがとうございます。
こういったライブの大会で優勝するのは初めてだったので、率直に「やったー！」って感じですね。
今はあんまりプレーできてないですが、以前はオンラインでポーカーをやっていたんですよ。その時はJOPTのオンラインなどで何度か優勝したことはあるんですが、ライブでは今回が初優勝なので嬉しいです。

オンラインとは違った感覚がありますよね。今回のトーナメントを振り返って、印象に残ったハンドはありますか？

入賞直後くらいの場面ですね。自分のスタックがちょうどアベレージくらいのときに、相手のBTNオープンに対して自分がBBでコールしたスポットがあったんですけど、
AもKも落ちたボードで、相手がダブルバレルをしかけてきたんですね。その時自分はヒットしてなくてQハイだったんですけど、相手のブラフをキャッチして勝利できてポットを獲得できたんです。
あの時はハンドリーディングやアクションがすごくうまくいったなという感触があって、印象に残っています。

それは痺れますね！優勝を意識し始めたのはいつ頃でしたか？

その後からスタックもアベレージの1.5倍くらいは継続してあったんですけど、優勝を意識しはじめたのは、残り2テーブル、つまりトップ18くらいでしたね。
優勝を意識した立ち回りをしたというよりは、目の前のハンドに対して期待値を積み上げていくようなイメージでプレーしていました。

着実に積み上げた勝利ということですね。
ファイナルテーブル（FT）はいかがでしたか？

FTは比較的早めに進行していて、平均スタックも20BBほどで浅かったです。
そのためプリフロップでのオールインが入りやすく、そのオールインで一度負けてしまうとすぐにショートになってしまうような状況で、慎重にプレーしてました。
一日戦っていて、今日はポストフロップの方がエッジが出せるという感覚があったため、なるべくプリフロップのオールインは受けずに、BBディフェンスやオープンからのポストフロップで戦うように意識していました。

一貫した戦略があったわけですね。
ヘッズアップはいかがでしたか？

ヘッズアップは正直5〜6ハンドくらいですぐ終わってしまったんですよね。
チップ差が3対1くらいあって、相手も15BB程度だったので、こちらが主導権を握りやすい展開でした。相手とはそれまで同卓していたのでアクションのテルもある程度把握していて、あまり強くないハンドでリンプに対してオールインを返すようなプレーもしていました。
せっかくなんで、もう少し長くやってみたかったという名残惜しさもありました（笑）

ちなみに、普段はどのようにポーカーを勉強されていますか？

実はあんまり座学はしていなくて、ほぼ独学というか、実戦を積んできた感じです。
いろんな人から「座学やったほうがいいよ」とは言われるんですが、最近あまりポーカー自体をやっていなくて…。今回は久しぶりの参戦だったんです。

久しぶりの参戦とのことですが、今までも大型大会には参加されたことはあったんでしょうか？

はい、JOPTのサイドイベントにはたまに出ていました。
ただ、サテライトには行かないのでメインはほとんど出ていません。今日もふらっと来て「うまくいけばいいな」っていう気持ちで参加した感じですね。

今回の副賞「飲むシリカ」1年分のご感想はいかがでしょうか？

前からJOPTで協賛されてるのは知ってました。今回、実家に送ることにしたので、家族でおいしく飲んでもらえたらいいなと思っています。しばらくは水に困らなそうですね（笑）

今後の目標や挑戦したいことを教えてください！

今後も、たまにサイドイベントに出るようなペースになるとは思うんですが、もう少しスキルを上げて、ハイローラーにも挑戦してみたい気持ちはあります。
あとは、海外のトーナメントにもいつか参加してみたいですね！好きなだけポーカーができるように準備して行きたいなと思っています。

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