
JOPT 2024 Tokyo #03
Tag Team Winner
hibi3da & SATOSHiXD 選手
お二人が優勝された時のお気持ちについて詳しくお聞かせいただけますか?
さとし:ありがとうございます!
JOPTでの優勝は今回が初めてなんですが、実は5月にも同じタッグチーム戦に出場していたんです。その時もファイナルテーブルまで進み、しかもチップリーダーの状態で臨んだんですけど、フェイバリットハンドで4回も負けるという苦しい展開で、5位で飛んでしまいました。
その悔しさがずっと残っていたので、今回のファイナルテーブルでは「今度こそ」と集中しきれたのが良かったと思います。
結果的に雪辱を果たせたのが本当に嬉しいですね。
なので、今回初めて手にしたトロフィーは本当に感慨深くて嬉しかったです!
前回もタッグチームに出場されていたとのことですが、お二人がチームを組むに至った経緯や、お互いのプレースタイルについてお聞かせください。
さとし:ひびきと私は町田の同じ店舗でポーカーをしていた仲で、自然と一緒に出場しようとなりました。私は割と堅実なプレースタイルで、GTOを意識してプレーしています。安定感を重視し、じっくりと進めていくタイプかもしれません。
ひびき:私も町田の同じ店舗でプレーしていた関係で、今回も自然に一緒に組む流れになりました。 前回はそれなりにマージナルなハンドもプレーしていたのですが、今回は固めに調整していきました。お互いプレースタイルは異なりますが、それぞれの強みを活かしながら戦うことができるのがタッグチームの面白いところだと思います!
今回はお二人でどのようなことを意識しながらプレーされていましたか?
さとし:最初から走り切りたいと思ってプレーをしていました。 また、タッグ戦ではチームで相談しながらプレーできるのが特徴ですが、私たちは基本的に相談はあまりしていませんでした。
さとし:チームメイトと相談をする、ということは「すごく強い手」か「かなり弱い手」のどちらかになりやすいんです。
例えば、AAやKKのようなプレミアハンドで、チームメイトに相談して3betコール止めしたり、強気な4betをすることがありますが、かなり弱い手の時も相談し3betに対してコールで入ってきたりすることもあります。
相談することで相手の二人の雰囲気で強さが伝わってくることもあるので、相談することでそれがリークになりうると思ってますし、私たちは基本的に、チームメイトがするプレーならそれを信頼する、とも決めていました。
ひびきさんはどんなことを意識されていましたか?
ひびき:私はスタックを少しずつ増やしながら、無理をしないことを意識しました。 後半はブラインドの上がり幅も大きくなる中で、チップが少なかったら無理しないといけないですが、ありがたいことに無理をしなくても済む状況が長く続いていました。 さすがですね!
ひびき:いえ、途中でアグレッシブな相手とぶつかり、5BBまで削られた時もありました。あの時はもうダメかと思いました。笑 UTGからのオープンに対して自分がTTで3betをして、相手がKQhhを持っていて。 フロップでハートが2枚落ちてフラドロを作られて、最終的にリバーでKが落ちてしまい。 ここで「一旦交代しよう」となり、さとしさんにバトンタッチしました。
5BBまで減った状態から、どう挽回されたのでしょうか?
さとし:その直後UTGでQQが入ってオールインをしました。その後ろから被せる形でのAIが入って相手はJJでした。
QQで勝利しダブルアップしてから、流れが変わって立て直せたかなと思います。
他に印象的なハンドはありましたか?
さとし:次のハンドで、自分がBBでA6ddが入りました。 BTNまでフォールドで周り、SBからリンプが入り、BBの自分がオールイン、相手がコールしてA7でした。 そしたらなんとフロップでオールダイヤが落ちフラッシュが完成しました。 なんと!ラッキーしましたね!笑
さとし:はい。笑 ここでアベレージが20BBくらいでしたが、テーブルチップリ付近まで復活させることができました。 ひびき:先ほどTT対KQで負けた方だったのですが、少し取り返せましたね笑 さとし:そこからは1回のスチールでスタックが7万増えるくらいのブラインドになっていたので、スチールでコツコツ増やし、ファイナルテーブルにたどり着きました。 ファイナルテーブルではどのように戦っていたのですか? さとし:ファイナルテーブルでは上手いなと思っていたプレイヤーが飛んでいくラッキーな展開でした。 UTGから8BBくらいの方がオールイン、+1からJJで被せるオールインが入り、更にカバーしてる方がAAを持っていて。 ここで2シートオープンされたのが大きかったです。 この時点では順位を上げることを意識していたので、助かりました。
そこから優勝まではどういう展開だったのでしょうか?
ひびき:私はファイナルテーブルではほぼさとしさんにお任せしていたようなものでした。笑
残り3人の段階で、
・総スタックが約4,300万点
・自分たちが約1,200万点
・ブラインドは20万/40万
という状況で、自分たちのスタックはちょい少なめという状況でした。
さとし:はい、フロップでも65%くらいの勝率しかなかったので、抜けてくれてよかったです。
ヘッズアップでは30万/60万のブラインドで、自分が2,600万ほど持っていました。
2時間くらいは覚悟していたのですが、その次のブラインドには決着がつきました。

最後はどんなハンドだったのでしょうか?
さとし:BTNからのオープンに対し、自分がBBから88で3betをして、相手がコール。 フロップが623でした。
さとし:はい。笑
約700万のポットに対して、50%を超える少し大きめのCBを打ったところ、相手がレイズオールインをされて、コールをしました。
相手の方はA6を持たれていて、そのまま抜けて勝つことができました。
ターンまで開いていても、全弾入っていたシチュエーションだったと思います。
優勝後、何か変わったことはありましたか?
ひびき:私は兄がポーカーのきっかけを作ってくれたので、兄もとても喜んでくれました。
これまでもJOPTでロングランした時には兄に連絡をとったりしていて、前回も会場で見てくれていて。
ひびき:はい、実はさとしさんと出会ったポーカールームは、自分の兄の「EN POKER町田」という店舗なんです。
なんと!そうだったのですね!!
ひびき:はい!
プライズのおかげでJOPTの他のトーナメントにも出ることができて、GG500でロングランして6位になれたのも嬉しかったです!
さとし:自分も町田でポーカーを打ち始めて長いので、おめでとうと言ってもらうのは嬉しかったです。 自分はプリフロのレンジ構成を保って、ポストフロップはボードテクスチャーに対してどう打つか?を意識しているのですが、同じように考えているプレイヤーが 「さとしさんが優勝してくれて、目指すところが同じなのでよかった」 と言ってくれたのが嬉しかったです。
今後のプライズの使い道や、目標などは決めていますか?
ひびき:身近なところだと、海外のAPTなどは挑戦したいなと思っています。
まだ確定ではないですが、来年の2月にいくかもしれないです。
JOPTも参加予定で、個人でもトロフィーが欲しいですね。
PPCなどの参加人数の多いトナメでもロングランすることが目標です!
さとし:プライズは1年間有効なので、旅行ついでに札幌などに行きたいなと考えています。
APTも前回スーパースタック1回出ましたが不甲斐ない結果だったので、再度チャレンジして結果を出したいですね。
自分もJOPTは出れるタイミングで出場予定です!
今回優勝という華々しい結果を残されたお二人ですが、ポーカー歴はどのくらいでしょうか?
ひびき:兄がEN POKER町田を作ったタイミングなので、約2年ほどになります。 JOPTでも優勝経験のあるひろきという友達がいるのですが、その方がディーラーをやられてたり、強いプレイヤーたちに揉まれながらプレーをしていました。
さとし:自分は明確に覚えていて、2021年2月1日からです。この日は町田に初めてポーカールームができた日で、ひびきのお兄さんと一緒にポーカーをしていました。 その後、ひびきのお兄さんがEN POKER町田を作ったことで、そちらで打つことが多くなりました。
お二人はポーカーをどのように勉強されていますか?
ひびき:自分は勉強が得意じゃないのですが、トーナメントの動画を見ることは好きなので、よく見ています。
特に、ダニエル・ネグラヌの配信などを見ることが多いです。
ダニエルが自分よりも硬くプレーしているのを見て、自分のプレーの仕方も変わったと思います。
さとし:自分はGTOを意識はしていますが、本を読むことは少ないです。
気になったスポットに対して、
・このボードテクスチャーはどういうサイズか?
・チェック/bet頻度をどのくらい保つのか?
を自分のハンド関係なく、ボードテクスチャーとレンジを調べながら確認しています。
1つのボードを調べれば複数の回答が見れるので、気になったシチュエーションを調べる、を継続しています。
続いて、お二人にとってポーカーとはどんな存在でしょうか?
ひびき:生涯の趣味かな、と思います。ずっと楽しみながら続けていきたいです!
さとし:仲良くなるコミュニケーションツールかなと思いました。
ポーカーは、実力差はあれど、初心者でも楽しめるところが魅力だと思います。
自分はダーツなども趣味でやるのですが、やっぱり上手い人には話しかけにくかったり、実力差がありすぎると一緒に楽しみにくい側面もあるのですが、ポーカーは一緒に楽しめて、仲間を増やせるのが魅力的だなと思います!
まさにポーカーを楽しみながらチームとして優勝されたお二人の言葉なので、刺さる方が多いと思います!
最後に、新しくポーカーを始めた方、これから始めようとされる方へのアドバイスをお願いします!
ひびき:自分は最初よく分からないまま出場したJOPTで3位までいったのがポーカーにハマったきっかけでした。笑
一方で、長く続けていくと運だけじゃ勝ち続けられないことにも気づき、勝てた快感を再度味わいたくてポーカーをしています。
実力も必要ですが、運次第では勝てるチャンスもあるゲームなので、ぜひみなさん一緒にやりましょう!
自分は負けず嫌いな性格なので、負けるたびに何度もやめようと思いました。笑
ただ、ポーカーの基本的な考え方を教えてもらってからは、楽しくプレーできるようになったと思います。
続けていけばきっと勝てるようになるので、みなさんにもぜひ続けてもらって、ポーカーの楽しさや奥深さを知って欲しいです!
ひびきさん、さとしさんの更なる活躍をお祈りしています!

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