#01 NLH Main Event 優勝 jundesuさん インタビュー

JOPT 2025 Sapporo #01

#01 NLH Main Event

jundesu選手

優勝おめでとうございます!今の率直な感想を聞かせてください!

嬉しさと疲労と人見知りと緊張でぐちゃぐちゃになってます(笑) 他の大会で優勝したことはあるんですけど、JOPTでは優勝したことなくて、憧れの舞台だったので優勝したいなという気持ちは強かったです。

JOPTへの思い入れは強かったですか?

そうですね。日本で一番大きいというのと、JOPTのトロフィーが優勝の象徴っていうイメージがあったので、日本の中では一番欲しいトロフィーでした。

トーナメント全体を振り返って印象に残った場面はありますか?

Day 1Bをチップリで通過でして、全体2位だったんですね。ただ、Day 2最初の方は全くハンドが入らなくて、ひたすらフォールドしているうちにアベレージが上がっていって、自分のスタックが小さくなっていくうちに、「チップリ通過してもこんなにうまくいかないんだな」っていう気持ちがあったんですけど、飛びそうになってからの巻き返しが何度もあったことが新鮮でした。普段トナメ走るときは終始順調だったり、どこかで大きなダブルアップしたりが多かったんですけど、今回は低空飛行からダブルアップを繰り返しての優勝だったので、すごくシーソーゲームだったなという印象でした。

優勝を意識し始めたのはいつですか?全体2位のスタックでDay 2に進出してからは優勝いけるかもという意識はありました?

ありましたね。Day 1終わったときは今までで一番いい通過の仕方だったので、かなり熱いなと思ってました。ただDay 2始まってからは全然そんなことない展開だったので、今回もまた優勝できないのかなと思ってました。

プレイはいつも通りできましたか?

そうですね。いつもはむしろ勝手に焦って自爆しちゃうことが多々あったんです。実はDay 1Aも最終ブラインドまでアベレージくらいもってたんですけど、そこからミスプレイをして2ハンドで飛んでしまって。その時に「うわ、またやっちゃった」ってすごく反省して、Day 1Bにその修正をしっかり心がけて70万点で通過できたので、よかったです。

プレイする中で意識したことはありますか?

普段東京なので、やっぱり札幌って全然知らない人ですし、プレイスタイルもそれぞれあるので、自分の中でのこうするべきっていう固定概念よりもその卓と人の状況に合わせて臨機応変に変えていきました。

今回はなぜ札幌までいらしたんですか?

自分観光嫌いなので、札幌ってなかなか来ないんですよ(笑) なので札幌も6,7年ぶりくらいで。ただ、JOPTはもともと出たいと思っていたので久しぶりに行ってみようかなと。JOPT目的で来たので、観光全くしてないです(笑)

結構JOPTに対して思い入れが強いんですか?

そうですね。サイドイベントも結構出ますし、今年の年末年始でTokyo #01に出たんですけど途中で熱出ちゃって、そこから出れなくなってしまったので不完全燃焼で終わっちゃってました。なので札幌いってみようかなみたいな。

全体を通して順調でしたか?

Day 1は順調だったんですけど、Day 2は全くハンド入らずに、もうダブルアップするしかないってタイミングでJJでショートのオールインしたら相手がQQだったんです。「終わった」って思ったんですけどそこでセット引いてダブルアップしたり、あとは1枚フラッシュボードで相手がAハイフラッシュの時にこっちがストフラ引いたんですよ。ここまで来るともう負けないのかなと思いました。 チップリ通過していて優勝してたら順調にいったのかと思うじゃないですか。全然順調じゃなくて、飛びそうな場面も何回もありました。

FT付近ではどうでしたか?

JJ vs QQ のオールイン勝ってから結構AA持ってるときにショートのオールイン受けたりとか勝ちやすいシチュエーションが増えてきて、そのままFTもチップリでは入れました。普段はチップリの時はどんどんプレッシャーかけていってて、実際ハンドフォーハンドの時は卓内チップリだったのでプレッシャーかけていってたんですけど、今回のFTはあまりプレッシャーに動じない方が多かったので、チップリの圧に頼らない方が勝ちにつながりやすいかなと思って逆におとなしくしていました。

ヘッズアップになっても長期戦だったと思うんですが、いかがでしたか?

最初は五分五分の状態でスタートして、相手の方のプレイスタイルがそんなにアグレッシブに攻める方ではなく、ただしっかりコールするところはコールできる方だったので、カウンター型で行こうと思ってました。ただカウンターできるシチュエーションを結構待ってたんですけどずっと来なくて、スタック増やしてもまた取られての繰り返しですごく疲れちゃいました。 自分がスタック相手より待ってる時にカウンターやろうと思ったんですけど、逆にスタックが相手よりも減っちゃったんで最終的にはちょっと途中から戦略変えてアグレッシブにしていったりしてたらお互いのスタックもBB数的に浅くなっていって、いつの間にか逆転してそのままアグレッシブに攻めたっていう感じでした。

さて、ここで2位入賞されたPoker and Liquor選手からコメントをいただいたのでご紹介させていただきます! トーナメントを振り返っていかがですか?

トーナメントが終わって、今は眠いといった気持ちです(笑) 結果は2位で満足はしていて、いい気持ちになっています。もちろん勝つつもりでいましたが、796人中の2位になれたのは素直に嬉しいです。

ヘッズアップはかなり長期戦でしたしね(笑) そんなヘッズアップ、jundesuさんの印象など含めていかがでしたか?

面白い方だな、と思いました。 お互いにタイトプレイヤーであると感じており、その中で彼は大きなブラフをしないと感じていたため、強いベットには基本的にフォールドするようにしていました。 途中、プリフロップを広いレンジでオールインするようにシフトしたのを感じたため、私も広く抵抗しようと考えていましたが、ハンドに恵まれず。 ただ、私がショートになった後には、相手がタイトになったと感じたので、私がそこからブラフを多くして、チップを増やしたりと、このヘッズアップの中で、多くの駆け引きがあり、面白い方とプレイができたな、と感じました。 彼から学べたことが多く、私もまだまだ勉強しないとな、と感じました。 いい試合でした!ありがとうございました!

今回JOPT Sapporoを優勝されましたが、これからの目標はありますか?

やっぱり東京でも優勝したい思いもありますし、大阪にも行きたいなと思いますし、JOPTを優勝するっていう名誉が欲しいなと思います!

JOPTってどういう印象がありますか?

僕がポーカーを始めたときはいろんな大会に出てたんですけど、JOPTだけ出るのに権利が必要っていうのを知らずに機会を逃しちゃって。すごい悔しかったですし、いざ竹芝ポートホールの会場に行った時に、いろんな大会の中でも一番盛り上がっていたのでこんな中優勝出来たら本当にうれしいんだろうなって気持ちはありました。 その後東京のメインで2回FTに行けたんですよ。6位と5位だったんですけど、1回目はポーカー初めて一年目で、立ち回りも全然わからなくてただただ緊張しておわって、楽しむこともできない状態で、2回目は経験値もあって頑張ったんですけどそれも優勝は出来ずで。なのでJOPTメインの優勝は是が非でもしたいなっていう思いは強かったです。

ポーカー自体を始めたきっかけはどういった理由でした?

今まで自分が純粋に好きなものっていうカテゴリーのものがあんまりなかったんですよ、強いて言えば麻雀くらい。そんな中でなんとなく海外と日本を行き来する生活をしたいなって思ってたんですけど、麻雀って海外でやってないじゃないですか。それがポーカーだと海外と日本を行き来しながら上を目指せるっていうのを魅力的に感じたのがきっかけです。

なるほど。優勝をつかみ取りましたけどもプライズを使って海外進出も考えてますか?

そうですね。海外は今も行けるときは行ってて、WSOPも行ったことはありますし、海外でもしっかり結果を残せるように頑張っていきたいと思います。

ありがとうございました。海外でのご活躍も期待しています!

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2025年9月 JOPT Sapporo 開催決定!
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