Tag Team優勝 KENBOさん、pokachanさん

JOPT 2024 Tokyo #02

Tag Team Winner

KENBO選手、pokachan選手

優勝おめでとうございます。優勝された時のお気持ちについて教えてください。

FTに進出した時、優勝できる自信があったので、ちゃんと優勝できたという安堵感が強かったです。

カップルでTagに出られたのですね!よく2人でポーカーをするんですか?

僕が4〜5年前に始め、その後に彼女もポーカーをするようになりました。よく友人も含め、みんなでポーカーをします。カップルでポーカーが好きだったため、2年ほど前からJOPTのTagには継続的に出ており、参加するならいつかは優勝を取りたいとずっと話してきました。

トーナメント中に意識していたことがあれば教えてください。

プリフロップで明らかに相談しなくてもアクションが一致するくらい強いハンドが入った時でも、必ず相談するようにしました。相談時間にばらつきが生じるのを防ぐためです。 また、一番の目的はギクシャクせず仲良く帰ることなので、もし彼女と意見が食い違った場合は、自分的には彼女のアクションが正しいと思わない時でも、彼女の意見を優先して取り入れることを意識しました。


素敵な彼氏さんですね!Tagならではのエピソードはありますか?

僕がお手洗いに行っている間に、彼女がトリプルアップしていたことです。僕は普段は、15BBでもプリフロップはすぐにオールインせずに、2BBオープンにしています。それは、ポストフロップで戦える自信があるからです。

ところがお手洗いから帰ってくると、彼女がUTGからAQで14BBのオールインをし、それに対しUTG+1とSBがオールインを被せていたんです。UTG+1とSBはAKでした。

僕としては、UTGで2BBオープンして、後ろから2人オールインが飛んでくるのであれば、フォールドすることができたのにと、落胆していました。

しかしフロップでは、なんとQが落ち、無事にトリプルアップに成功しました。 僕一人の判断だと、トリプルアップできなかったので、非常に幸運な出来事でした。


まさに2人の戦略が合わさったんですね!他に、具体的に印象に残っているプレイがあれば教えてください。

FTでラスト4組だったときです。彼女とアクションが一致し、とても嬉しかった思い出のプレイがあります。フロップの時点で、Tがペアになりトップヒットでした。オリジナルレイザー相手に上のポケットのレンジは大いにありますが、Aハイなどにエクイティが十分に確保できているため、オールインをしたいと思ったんです。彼女ならオールインは選択しないだろうと思っていたのですが、彼女から「オールインしたい」と言われ、取りたいアクションが珍しく一致しました。 相手にはオールインに対してスナップコールされ、KKが出てきたので負けたと思いましたが、フルハウスを引くことができ、大幅にチップを増やすことができました。

Preflop
CO(17BB) Open
BB (30BB) T7o Call

Flop
T62 r

BB Check
CO bet ⅓
BB ALL-IN
CO Call

Turn
7

River
T

BB shows T7o
CO shows KK


優勝後、何か変わったことはありましたか?

同じ目標を達成し、2人の信頼関係がとても深まったと感じています。よく2人でポーカーの話をしますが、両者で戦略の立て方が違うため意見の食い違いは当たり前にあると思っているので、受け入れるようにしています。

今後も2人でポーカーを続けていきますか?

もちろんです。まずは、今回のプライズを使って海外トーナメントへ参加し、トロフィーを取りたいです。特に、韓国で開催される「APL」に関心があります。

今後もJOPTご参加の予定はありますか?あれば、意気込みを教えてください。

僕個人としては、サイドイベント全般に出てみたいと思います。もちろんプライズ獲得も目指したいですが、熱い思いがあるというよりは、淡々とできることをこなしていきたいです。


ポーカーを始められたきっかけを教えてください。

元々大宮にある「丁半居酒屋 大宮 盆常」という和風アミューズメント居酒屋によく遊びに行っていたんです。そこで、ポーカーに初めて触れ、夢中になりました。最近は、浦和の「ポーカースタジアム」に行くことが多いです。

ポーカーはどのように勉強されていますか?

特に座学はせず、実戦を通じて学んできました。人のプレイをみてエクスプロイトをすることを意識しています。トーナメントにおいてはテーブルにアジャストすることを意識しています。硬い人が多いのであればアグレッシブに、周りがアグレッシブであれば自分は更にアグレッシブに等の戦略を使っています。 僕は、基本的にはブラフを打たないです。日本のアミューズメントではバリューが多いと感じているので、無理してブラフを打つことが非利益的だと感じる環境が多い気がします。

あなたにとってポーカーとは?

人生そのもの。20歳から仕事合間にパチンコプロとして活動してきて、期待値を求めるものが好きなんです。ポーカーは今までの4円パチンコ20円スロットの様にレート制限に限りが無く、夢があるなと感じています。今まで何かを継続することがなかったのですが、ポーカーだけはずっと続けてこれています。今後もポーカーを中心とした人生になるのかなと思います。

新しくポーカーを始められた方に伝えたいことはありますか?

トーナメントに関しては、誰にでもチャンスがあります。それは、運の要素もある程度あるためです。誰でも優勝は目指せるので、今うまくいかなくても悲観せず、諦めないことが大事だと思います。

最後に、彼女と一緒にポーカーをしたいポーカープレイヤーは多いと思います。ポーカーを知らない人にポーカーを始めてもらうには、どうすれば良いと考えていますか?

自分へのリスペクトを持ってもらうことが大事です。話を聞いてもらうためには、普段の生活を整え、人としてまずは尊敬してもらうことで、仲間を増やせるのかなと思います。 例えば、玄関の靴を揃えるなど、ちょっとしたことを気をつけています。(笑)

KENBOさんの彼女に対する思いが伝わってくる、とても素敵なインタビューでした。これからもカップルでのご活躍を期待しております!

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