Pop Parade 優勝 mitsuさん インタビュー

SPADIE POKER LEAGUE Season 35th

#02 NLH Pop Parade

mitsu様

mitsuさん、まずは優勝、おめでとうございます!
今回のPop Paradeでの優勝、どのようなお気持ちでしたか?

ありがとうございます!率直に言って、めちゃくちゃ嬉しかったです。
大型トーナメントで優勝するのは今回が初めてでした。
今年に入ってからは3〜4回ファイナルテーブルに進んでいたものの、あと一歩のところで優勝を逃していたんです。

優勝までの道のりが長かったからこそ、達成感もひとしおですね!
今まではどのようなトーナメントに出られていたのですか?

JOPTや、戦国ポーカーなどに出ていました。
ただ優勝は今回が初めてだったので、本当に嬉しかったです。

今回は300人以上のプレイヤーが参加する中での優勝、本当に素晴らしいですね!
トーナメント中、特に意識していたことは何ですか?

人読みを大事にしていました。
今までは、プレー中にスマホをいじったり、別のことをしていたのですが、それだと勝てないと悟ったんです。
基本的にスマホは触らず、プレイヤーたちを観察して、特徴を把握するようにしていました。

観察が勝敗を左右する大事な要素になったってことですね!
具体的に、どのようなポイントを観察していますか?

特に見ているのは、テルが出やすいと感じるリバーのbetサイズです。
バリューかブラフなのかはもちろん、サイズも見て、無意識に出る傾向を掴むようにしています。

また、バリューbetしかしないプレイヤーへはbetする時は2ペア以上でしか打たないな、その場合はこちらのトップヒットもすぐ降りよう、など細かく相手によって対応できるようにしていました。

たしかにリバーなどはポットも大きく難しい局面になりやすいので、そのプレイヤーの本質が出やすそうですね!
もちろんポーカーでは相手を観察することは大事だと思いますが、mitsuさんがそこまでされるようになったきっかけはありますか?

今年の夏のJOPTで、オドワイヤー選手が参加されていた時のインタビューで「プレー中に携帯なんか触っちゃいけない。観察しなきゃいけない」と言っていたんです。
海外で数十億稼いでいるトッププロがそう言っていて、かつ今年のWSOPメインでロングランされた長見さんも「世界と日本で、どれだけ他のプレイヤー観察しているかどうかに差がある」と仰っていて。

この2人がそう言ってるなら自分もやらなきゃ!と思い、意識して観察するようにしてから、変わっていきました。

トッププレイヤーの言葉をきっかけに習慣を変えられているのは素晴らしいですね!
トーナメント中で印象に残ったシーンはありますか?

ファイナルテーブル直前のバブルラインでのプレーです。
その時点で私はBTNからAKを持ってオープンしました。当然のようにフロップでAKが滑り、QとJが落ちたボードになりました。私はAが♠️で、フロップにも1枚♠️が落ちている状態でした。
フロップはxxで周り、ターンで2枚目の♠️が落ちて、BBからベット→自分がレイズ→BBがコールでリバーになって。 リバーで3枚目の♠️が落ちて、BBから30%ドンクベットが入った時に、ブラフでレイズオールインしました。
するとBBがスナップフォールドしてくれて、大きなポットを獲得できました。

その場の緊張感を乗り越えてのブラフ、まさに勝負どころでしたね!

序盤ならブラフするプレッシャーも少ないですが、残り10人の時にこのプレーができてよかったです。
このおかげで、3rdチップリでファイナルテーブルに進出できました。

ファイナルテーブルはいかがでしたか?

ファイナルテーブルは、意外と早めに人が飛んでいきました。
みんな明るい人で、楽しく打ってました。笑

楽しみながら打てるファイナルテーブルはいいですね!笑
最終的にヘッズアップを迎えたと思いますが、その時はどうでしたか?

ヘッズアップは非常に長くて、体感で1時間半以上あったように思いました。
今回のPop Paradeはストラクチャーがかなりよくて、平均スタックが深い状況だったので、ヘッズアップの段階でスタック比率が1:1、それぞれ60BB持ちくらいだったと思います。

深い状態でのヘッズアップはかなり疲れましたね。笑 最初はチップの取り合いも激しくなかったのですが、少しずつ自分がアグレッションを高めて手数を増やしていき、なんとか勝つことができました。

長丁場の中で冷静に戦い続ける姿勢、見習いたいです!
優勝後、何か変わったことはありましたか?

普段自分が通っている町田の ENPOKERにトロフィーを持って行った時に、たくさんの方から「おめでとう」と言ってもらえたのが嬉しかったです。
こうして結果を残すことで自信を持ってプレイできるようになりましたし、恩返しにもなったと思います。

周囲との関係がさらに深まるのも、ポーカーの醍醐味ですね!
今後のプライズの使い方や、目標は決めていますか?

大型トーナメントへの挑戦は続けていきたいです。直近ではWPT、2月のAPTなどに参加予定です。特にメインイベントでの優勝を目指したいですね。

JOPT・SPADIEももちろん参加していきます!

今後の大会での更なるご活躍、楽しみにしています!
続いて、ポーカーを始めたきっかけについて教えてください。

もともと大学時代に海外でバックパッカーをしていた経験があり、カジノのサイドギャンブルはよくやっていました。ポーカーはその後、社会人になってからヨコサワさんの動画を見たのがきっかけです。

ただ、実際にポーカーを始めるまでは1年以上かかりました。
最初は先にポーカーをしていた会社の後輩と一緒にヨコサワさんのROOTSに行って、そこからは一人で積極的に参加するようになりましたね。 今は地元の近くの、町田のENPOKERに通っています!

先日JOPTのタッグチームで優勝された「ひびき」さんと「さとし」さんもENPOKERに通っていると仰っていました!実績のある方が多いですね!
普段はどのようにポーカーを勉強されていますか?

その記事、読みました!やっぱり、ENPOKERで色々な人と話すのが勉強になりますね。
タッグチームで優勝されたひびきさんやさとしさんも含めて、上手な人も沢山いるので、気になったハンドはその場で質問したり、ハンドレビューするのを当たり前にやっています。
それが1番勉強になっていると思います。

改めて、素晴らしい環境ですね!
やはりその環境がmitsuさんの強さの秘訣でしょうか?

明確にそうだと言い切れますね。
あと、ENPOKERのトナメが全てショットクロック制なのも大きいです。常に30秒以内のアクションが求められる環境でやっているので、大型トナメだと思考する時間に余裕があるんです。

なるほど!!
ENPOKERで時間的制限を設けてプレーしてることで、大型のトーナメントで余裕を持ってプレーできるようになったのですね!

はい!あとは先ほどもお話した、人読みを頑張るようにしたのも大きかったです。
GTOなどの勉強も大事ですが、相手がGTO通りにプレーしないことも多いので。

少し前に相手が大きくスタックを減らしてたら、取り返したくてブラフが増えるかもしれないとか、1場面ごとに状況は変わるので、それら全てをひっくるめた人読みができるようになったのが、強くなった秘訣かなと思いますし、ライブトナメでエッジを出せる部分だと感じています!

自分はいつも観察と人読みをサボってしまうので、今後サボらず頑張ろうと決めました。笑
インタビューも終盤となりましたが、mitsuさんにとってのポーカーとはなんですか?

「熱狂できるもの」かと思います!
大人や社会人になってから、意外と1位を決める機会はないと思っていて。学生時代は、部活や模試で順位がよくつきますが、社会人になってからは曖昧なことも増えてきますよね。

その中で、数百人以上が参加して、平等なルールで1位が決まることってあまりないので、その競争性が自分には合っているなと思います。
大人になってからでも1位を目指せる環境なので、熱狂しています!

まさにJOPTが掲げる「すべてのポーカーに、白熱を。」を体現されているご回答をありがとうございます!
では最後に、新しくポーカーを始めようとする方に、メッセージをお願いします!

興味があればぜひ始めてみて欲しいです!1つ行きつけのお店や、常連になると友達ができてコミュニティが生まれて、楽しくなります!
実は、自分はずっと1人でやってて、アミューズメントで友達同士でわいわいやってるのが羨ましかったんです。笑

町田のENPOKERに通うようになってから、知り合いが増えて、Xのアカウントを作ったりして、コミュニティができて楽しくなりました。ぜひ色々な店舗に行ってみて、自分に合うコミュニティを見つけてほしいなと思います!


温かい言葉をありがとうございました!
今後のmitsuさんのご活躍をお祈りしています!

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