ライカさんインタビュー

Japan Open Poker Tour 2023 Osaka #01

Event #08 NLH Platinum Winner

ライカ 選手

これまでの経歴について教えて下さい。

実は元々ディーラーをしていたので、JOPTにプレイヤーとして出場するのは初めてでした。入賞経験は2019年にスペイディのメインで優勝、2020年に戦国ポーカーツアーのメインで入賞、2022年8月にスペイディサイドイベントのタッグ戦で優勝したことがあります。JOPTで入賞するのはこれが初めてだったのでとても嬉しいです。
プレイヤーは2016年から始めて、2017年から学生のサークルでディーラーをしていたのもあって広域大会はディーラーで参加することが多かったですが、今回はプレイヤーで参加しました。ポーカーをプレーするきっかけは、大学入学してサークルを探していた時に、たまたまポーカーサークルにめぐり合って気の合うメンバーがいて始めたのがきっかけです。 サークルでは主にリングゲームをプレーしていましたが、サークルのメンバーにイケブクロギルドで働いていた方がいて、イケブクロギルドでトーナメントの楽しさに気付きました。 ちょうどその年に学生ポーカーリーグが始まったこともあって、週3〜4日はトーナメントにのめり込んでいきました。 所属していたサークルで当時スノーウィーなどで勉強していた人やショートスタックになった時の戦略等、各分野で勉強している人が多く、サークル内でそれぞれの分野の知識を共有できる場があったので、 私自身は10bbを切るようなターボトーナメントを主戦場に、Push / Fold戦略を中心に勉強しつつプレーしていました。 今思うととても良い環境でポーカープレーできていたと思っています。

JOPTに出場していかがでしたか。

私が初めて行ったJOPTがテーブル数が東京の銀座の会場で20~30卓ぐらいだったのですが、その時でもすごいなと感じていたのですが、 回を重ねるごとに会場も大きくなりテーブ数も増えてきて、今回の大阪の会場でもあれだけ大きい会場にも関わらず、 サイドイベントでも100や200を越えるエントリー数でテーブル数が足りない状況等を目の当たりにしてとんでもなく大きい大会だなと改めて感じました。 また、プレイヤーとして参加してみて男女年齢問わず、様々な世代の方がポーカーをしている様子は裾野が広がった感じがして、JOPTはポーカーの広がりを感じさせられる場所だなと感じました。 今回JOPTOsakaに出場するきっかけは、元々大相撲が好きで大阪で春場所をやっていたということと、JOPTOsakaも開催していることからも卒業旅行として大阪に来ました。 また、AJPC台湾も行く予定もあって海外へ行く前に大きい大会でライブポーカーの実践も踏まえたいとの思いで大会に参加しました。

印象に残ったシュチュエーションはありましたか。

トーナメントは基本的に、ショートスタックで耐えるようなポーカーをしていました。 入賞直前のハンドフォーハンドの際に最初に入ったハンドがA8sで、残りスタック数が8BBで6人テーブルのUTGのポジションで自分がテーブルで一番ショートということもありオールインをしました。 ところが、私の不注意で私より後ろのポジションの方で私よりショートスタックのプレイヤーがいることに気づき、その方にTTでコールをされました。 そこで自分としてはオールインをするハンドではなかったと反省したのですが、結果は運よく勝つことができてスタックも増えて入賞となったので印象に残っています。 FTでは、アべレージ10BBに対して17BBのスタックを持っていて、アベレージよりは良い状態で挑めたのですが、アベレージ10BBの状態はPush / Foldの緊張感のある状況でした。 ただ、自分が一番勉強してきたのはショートスタックのトーナメントにおけるPush or Foldの状況だったので頑張れるかなと多少の自信はありました。 FTは一人飛ぶごとにプライズが上がるのでプライズストラクチャーによるバブルファクターを意識して、その時の状況を認識しないと相手のオールインに対してコールができなくなるし、相手がコールできないということはこっちはたくさんオールインをしてもいいし、 FTということもあり普段よりもタイトにプレーしていることも考慮してもう少しレンジを広げてもいいか等色々考えてプレーしていました。 もちろん優勝できたのは運が良かったんですけどね。 実は、JOPTの前日に伊勢神宮に参拝をして、特に願うことも無かったのでJOPTで上振れますようにとお願いしていたが、そのまま願いが叶い、ご利益がありました!笑

最後のヘッズアップはいかがだったでしょうか。

残り3人までに次に飛びたくないというバブルファクターがかかっている状態なので、自分のプレーが必然的にタイトなプレーになっていたのあったのでそのタイトなイメージを利用しました。 ヘッズアップになった瞬間にここでチップを全部取った方の勝ちというゲームになって、タイトにプレーする意味もなくなると思っていました。 そのため、ヘッズアップではレンジやアクションを変えてプレーしました。 スタック比は3:7と自分が少ない状況でリンプ、オープンレイズ、リンプレイズにリレイズオールインを返したり等いろんな引き出しを使ってスタック増やすことができたのではないかなと思っていします。 途中から広いハンドでオールインをしていると思われているなかなと思っていたのでAKのような強いハンドも混ぜていて、たまたまコールをもらえて勝つことができたのも運が良かったです。

ヘッズアップで対戦したBENさんからのコメント

・優勝されたライカ選手さんの印象やプレイスタイルについて教えてください。
非常に落ち着いたプレイをされる選手という印象です。 FTの段階から無理する事もなく、淡々とプレイされている印象で、ヘッズアップ開始時点では、僕がかなりカバーしている状態でしたが、焦ることなくこちらをじっくり観察されているようでした。 プレイスタイルは、タイトなイメージですが、要所要所のリレイズでプレッシャーを掛け、気がつくと次第にスタックを削られてしまっており、経験豊富で攻守のバランスが良い印象です。

・ライカ選手のプレイスタイルに対してどのようにプレイされましたか?
僕自身がまだ大きな大会での経験も浅く、読み切られる前に決着をつけたいと考えており、お相手のプレイスタイルに合わせてプレイする余裕はありませんでした。 そのあたりを見破りプレッシャーを掛けて、こちらのミスプレイを引き出されたのかと決着後に感じています。 実力通りのお見事な優勝でした。

・最後にライカ選手へ何かコメントがあればお願いします。
ご優勝おめでとうございます。 お相手いただき、ありがとうございました。 おかげさまで、とても楽しいヘッズアップの時間を過ごす事が出来ました。 いずれまたどこかのテーブルでご一緒できる機会もあるかと思いますので、その時を楽しみに精進していきます。 今後のライカ選手のさらなるご活躍をお祈りしております。

今後の目標やメッセージ等あればお願いします。

学生を卒業して就職をしたこともあり、これまでと同じようにDAY2やDAY3のイベントには参加し辛くなるので、 今後はテキサスtホールデムとは違う「2to7」「バドゥーギ」「スタッド」等を楽しみながら力をつけていきたいなと思っています。 ルールを知っているだけで強くはないんですけど。 今回のプライズも海外の挑戦に使わせていただく予定で、海外は機会があれば挑戦していきたいと思っています。 JOPTはポーカーの白熱を感じられる場所でプレイヤーや市場の広がりを年々感じられる大会です。今後も機会があれば参加していきたいと思います。

JOPT 2023 Osaka #01 Digest公開中!
https://www.youtube.com/watch?v=gwfZfFI2nUU

次回JOPT 2023 Osaka #02は07.28 - 07.30に大阪 サンライズビル大阪で開催!
https://japanopenpoker.com/osaka

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