rorororoさんインタビュー

JOPT Online Main Event Winner

rorororo選手

この度はおめでとうございます!普段はどちらでポーカーをプレーされていますか?

ありがとうございます!神戸のLionemというお店です。神戸大の現役医学部生が起業して開いたお店で、若い子達を応援したいのもあり、お店のレベルがとても高いのもあり、よく通っています。

先日の WPT Osakaでも タイトルを取られたんですよね?

Mainで悔しい飛び方をしたのもあり、Osaka での初開催のWPTで一番最初にトロフィーが貰えるサイドトーナメントだったので、気合入れて取りに行きました。



大きいタイトルを次々に獲得、凄いですね!ポーカー歴は長いんでしょうか?

10年くらいですね。最初は大阪のプラスツーというお店でブラックジャックをやっていた時に、もっと面白い遊びがあるよと誘われたのがポーカーですね。 当時は今みたいにポーカーできる機会が充実してなかったから、毎日のようにアミューズメントに通って、上手い人のプレーをよく見て勉強させてもらったりとかですね。 大型大会ではポーカーをはじめて数年後、2017年のAJPCでDay2チップリまで行ったんですけど、バッドビートを連続してくらってしまい21位で終了、あの時は悔しかったです。

長い年月ポーカーを続けるにあたって、ポーカーとの付き合い方の変化などありましたか?

当時は勉強ツールもオンラインもあまり充実しておらず、ライブでハンド数をこなしていました。 今主に通ってるLionemではいわゆるガチ勢も多くてGTOを使ってハンドレビューをしたり、戦略をお互いに話し合ったりして自分に無かった部分を取り入れたりして一皮剥けたかなと思ってます。

当日、優勝に駆け上がる過程で印象に残ってることを教えてください。

終盤で2ハンド連続ブラフキャッチされた時があって、僕に対する見られ方が変わったなという潮目を感じた時があって、若干戦略を変えました。 バリューの時もコールがもらえやすくなってると思ったので、BET額を意識的に大きくするようにしました。

当日のKuzさんとななちゃらさんのライブ放送を拝見していましたが、常にチップリーダーで、でもある時ガクッと減らしてもまたすぐスタックが復活してという感じで、凄いなと思いました!ショートに陥ってもアグレッシブに戦い続ける印象でした。

ブラインドヘッズでSBからのショートオールインをコールしてA5<K5で負けちゃって、その後も少しPOTを落として自分がショートになっちゃったんですよね。
そうですね、ショートになっても、エイヤー!ってなることはないですね。 言い方は難しいですけど、『飛ばなければチャンスはくる。』って思ってました。 20BB持ちでも、相手のオープンに8BBの3Betを返してスチールも狙っていました。 コミットしてるように見える3Betを打ってオールインが返ってくる時は負けてるなぁと降りることも考えてます。うまく決まることが多くて良かったです。

生き残ることを最優先にしつつ、アグレッシブにプレーするということは、誰とぶつかるかも意識されてるってことですね!

めちゃくちゃ意識してます! この人とは当たらないようにしよう、とか、この人と当たる時はPOTを焚かないようにしよう、とかですね。FTではKaz Hさんがチップを持っていらっしゃったので、意識的にあまりぶつからないようにしていました。

ライブ放送はご覧になりましたか?

当日は配信されてるのに気づいてなかったです。仲間がみんなライブ放送を見ててくれて、終わった後一斉にお祝いの連絡がきて嬉しかったです。後日Lionemの仲間と一緒にYouTubeをワイワイ見直しました。淡々と自分はやってたんですが、仲間は手に汗握って応援してくれてたみたいです。 Kuzさんにアグレッシブなプレーでいいですねと言ってもらえたのは嬉しかったです。まさに自分が一番意識していたことだったので。



JOPTOnlineのようなトーナメントだと、初めてそこで対戦するプレーヤーがほとんどということも多いと思います。短時間で同卓したプレーヤーの分析などできるものなのでしょうか?

僕はHUD(ヘッズアップディスプレイ…相手のアイコンを押すと参加率などが簡易的にわかるもの)は当日もあまり見てなくて、見るとしても3bet率をたまに参考にするくらいでした。同卓してる中でその人のプレイを観察して自分なりに解釈していくっていう感じですね。

トーナメントはEffective Stackが浅いことが多く、ショーダウンまで行かないことのほうが多いと思うんですが、どうやってその解釈をされているんですか?

ショーダウンまで行かなくても、こういったシチュエーションでターンのチェックレイズにはよく降りるな、とかそういう観察ですね。チェック、コールレンジに強いものがどのくらい含まれてるかとか、もしくはただただbetするような人なのか、とか。前者の方があまりぶつかりたくなくて、後者の方が勿論やりやすく感じますね。

rorororoさんのbet額を見ていると、場面によって変えてるように見えましたが、何か意識されていたのでしょうか。

FTの後半からは自分がチップリーダーだった事もありオープン額も少し大きめにして圧をかけていました。 一人飛べば大きなプライズジャンプがあるというマネープレッシャーがかかる中、大きめのオープンやCBにコールするのはなかなかできない人が多いので、そういったプレッシャーをかけていくようにしていました。それがうまく行っていたので、ヘッズまではいけると手応えはありました。

Kaz Hさんとのヘッズはお互いアグレッシブでしたね!

そうですね、僕はポーカーには多少の狂気のようなものは必要だと思っているんですよ。もちろん場面は選ぶ必要はあると思いますが。 オリジナルがやはり有利なので3bet,4betも多く採用していました。 オールインをAハイでコールもしましたね。そのハンドは負けてしまいましたけど笑

優勝の決め手はJヒットでKaz Hさんのオールインを受けたハンドですね。

フラッシュやストレートもある、いわゆるブラフしやすいボードでKaz Hさんは長めの時間を使って考えていました。 それまでのアクションやプレイも自分の中で整理しながら、セミブラフやブラフも多く含まれているように感じて、Kaz Hさんが考えている時間に、オールインが来たらコールしようと心に決めていました。



あらためておめでとうございます!!

ありがとうございます。
その日は早い時間はLionemでライブポーカーをしていて、スマホでGGPokerでMain Eventをプレーしながら帰宅し、家に帰ってから深夜まで丸一日ポーカー漬けでした。これでLionemにWPTもJOPTもトロフィーを届けられるなあと思ってホッとしました。プレー自体は淡々とやっていましたが、終わると、仲間からのお祝いも嬉しく、自分自身もアドレナリンがでてなかなか眠れなかったですね。

これからrorororoさんはどのようにポーカーを続けていきますか?

若い子たちがすごい勢いで増えてるので、その子たちに少しでもいい刺激になれたら嬉しいですね。大阪のJOPTもLionemのみんなで乗り込む予定なので、士気をみんなで高めつつ最大限頑張って来たいと思っています!



本日はありがとうございました! 今後のrorororoさんの活躍から目が離せません!!

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JOPT のホームページはこちらです!
https://japanopenpoker.com

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rorororoさんの祝勝会の様子(ゲスト堀内正人さんのYoutubeより)

https://youtu.be/awl3PZDZPf0

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