SPADIE25th
#6 MonsterStack

トミキチ 選手

SPADIE MonsterStack ご優勝おめでとうございます！
トミキチさんは今回のご優勝で10個目のトロフィーということで、本当にいつもお強くてすごいですね！

ありがとうございます。10個目なので、良い区切りになりました！ やっぱりトロフィーは何個獲っても、もらえるのは嬉しいことですね。

私のトミキチさんのイメージは、チップがあってもなくても強いイメージです。
大抵はチップを積んでるところをお見かけしますけど、ショートになっても必ず盛り返すような、チップ量に依存しない強さを感じます。

そのイメージは幻想だと思いますけどw
チップを持ってる時は、トーナメントの後半残り2〜3テーブルでアベレージ2〜3倍くらいあると、優勝できるかも？って予感がしたりはします。
チップを持ってない時は、かなりショートになっても一応、可能性を信じて頑張ります！って意気込みでやってます！
諦めたらそこで終わりなので、チップがほんの少しでもあれば、全然可能性はあって

運が左右して優勝までたどり着けることもあるのがトーナメントの面白い所で、上手い人だけが勝てる訳ではない理不尽で平等な感じがいいんです！

はじめて優勝したAPPTマニラでは、アグレッシブにプッシュしていたんですが、ラストヘッズアップでほぼ同スタックの時にK6sでPFAIをしたらお相手にA6oでコールされ勝率がかなり悪い状況で負けてしまい、もう終わった…と思ったらチップ1枚だけ、かろうじて残ったんです。

アンティも払えない状況でチップカウントにしたら1:399でしたが、そこから奇跡的に7連続オールインを勝して優勝できたことがあります。
その時は神様っているんだ！って感じで、奇跡的なラッキーをモノにできました！

トミキチさんはどのようにポーカーに出会ったのでしょう？

5年前、家族でアミューズメント施設に遊びに行って、バカラ、ブラックジャックは元々知っていて遊んでいたのですが
やったコトのないポーカーの初心者講習を店員さんが勧めてくれたので、それを受けてやってみたのがきっかけで、そこからポーカーにどっぷりハマりました！

そこから半年くらい経って、そのお店でマニラに行こうという企画をやっていてそれがきっかけで自分も行ってみようと思って行きました。
その年はインマネ5位という結果でしたけど、2年後に再びマニラに行ってAPPTのshot clock event をはじめ、そこからの半年間で海外の5つのトーナメントで優勝することができました。

この時の賞金をカジノに預けるポーカー貯金をしていて、貯金があるからマニラに遊びに行けるっていうのも楽しみの一つで毎月のようにマニラに行って、貯金がなくなりそうになったら優勝して！ってのを繰り返してました笑
今は海外には行きにくいですけど、また遊びに行きたいです。

どのような勉強をされましたか？

本とかは一切読んだことがなくて、専門用語とかちょっと…って感じです笑。
ほとんど自分の経験を元にポーカーしてます。でもトロフィーは欲しいなとは思っていたんです。

マニラで初優勝した日の前日、実は2位で飛んでしまって悔しくて、もうトロフィーにこんなに近づくことはないよなあって嘆いてたんですけど
その時後ろでFTの戦いをずっと見ていてくれてたitaproさんがFTでのスタック量による戦い方についてアドバイスをくれたんです。
それが、『なるほど、確かにっ！』って、もの凄く納得できたんです。

その教えを忠実に守って行ったら、その翌日に初トロフィーをもらうことができて！！とても嬉しかったです。

なので、itaproさんが自分の師匠になるのかも？！ この経験をしてから、相手とのチップ差を考えて戦うようになりました！当時はそんなコトも考えてなくて、自分のハンドしかみてなかった気がします笑。

今では、もう少しいろいろ考えて、生き死に掛かった勝負はあまり無理しないようにしたり、勝算がきちんとあるときに勝負するという考え方にシフトして来てるかな？
よくAKでプリフロップオールインをして、勝率約50％のじゃんけん対決するのを多くみますけど、僕はその1ハンドで倍にするか飛んでしまうかよりかは
ボードをみてからポストフロップのアクションでポットを取りたいですし、トーナメントなので特に生き残ることを最優先に考えています。

もちろんスタック比とか状況にもよりますけどね、もっと他の良いシチュエーションで取れる時が来ると、自分に言い聞かせて待つことが大事かなと思ってます。
なのでそれが自分のスタイルになりました。
かなりチップが少なくなっても、神様が見てくれていると信じて諦めないスタイルです！

今回SPADIE monster stackに出てみていかがでしたか？

monster stackということで、スタートスタックも多く、ゆったりポーカーできてよかったですよ、ただFTはブラインドがあがってゆっくりもしてられなかったですけど。

SPADIEもプチJOPTみたいな雰囲気でしたね！会場が昔のJOPTをやっていた所ですし規模感も似てきた感じがします笑。
メインも出たんですけど、そのときにもらった割引券のおかげで今回のmonster stackに出てみようかなと思えたので優勝できたのは割引券のおかげ？笑 よかったです。

10個目のトロフィーということで、感慨深いものはありましたか？！

SPADIEのトロフィーは今回が初なので、新しいカタチのトロフィーを貰えるのは嬉しいですね！造形も凝った造りでオシャレな感じが気に入っています！

マニラで獲った5つのうち4つはポーカースターズのスペードのトロフィーで、あとはJOPTのクローバーのトロフィーが3つ、夕刊フジ、名人戦白虎がオリジナルトロフィーで、これらとカタチが違うのはコレクションとして嬉しいので、これからも狙っていきたいです。

その意味では、 サイドトーナメントってトロフィー獲るには、けっこう狙い目ですよね。メイントーナメントって上手い人が多いし人数も多いから、まあまあ大変ですしね。

若いプレーヤーさんも、トロフィー狙いにいくなら、メインに拘らずサイドにもどんどん出てみたらいいと思います。
今の大型イベントはサイドの数も多くなって来てるので、自分はサイド職人として、積極的にサイドイベントに参加していきたいと思います。

当日はいかがでしたでしょうか？

AAが3回入って、そのうちの2回が相手AKで、相手から5betallinがきてコールするだけみたいな良いシチュエーションでした。

あとの1回はお相手はKKでしかもボードにAが二枚も落ちたこともありリバーのベットにコールをもらえるシチュエーションがあったりとラッキーしました。
その対AKの2回目の方は残り2テーブルのすごく重要な局面でぶつかって、そのおかげでいいスタックを持ってFTにいけました。

トミキチさんにとってのポーカーの存在とはどのようなものでしょう

今後も、そこそこ大きな大会でトロフィー獲れたらいいかなと思ってます。ポーカーはカジノゲームの一種ですけど、ポーカーの特にトーナメントは別格ですよね。

昔は海外のカジノに良く行ってたのですが、お金を増やす目的でルーレットとかバカラとかプラックジャックも、楽しいは楽しいです。
けど、増える・失くなる、のそれだけで、勝っても、また勝てる！って思い込んで
結局勝った分をまた全部つかっちゃうんですよね…ギャンブルあるあるです…。

でも、 ポーカーは特にトーナメントは参加費以上は使わない上に、長くプレーできるし、勝てば賞金とトロフィーまでもらえちゃう、スポーツ、競技的な側面が強いんですよね。
ちなみにリングゲームよりも、トーナメントが好きですし、 どちらかと言うとオンラインよりは目の前に相手がいて緊張感が感じられるライブの方が好きです！

いろいろな人と仲良くなれるのもライブポーカーの魅力で、海外のトーナメントで英語を話せなくても海外のプレーヤーさんやディーラーさんと仲良くなれるのも楽しいですよね！
そしてトーナメントは誰でも同じ参加費を払って全員同じチップ量で戦えるところがイイと思ってます！

キャッシュゲームだとお金を足せば際限なくチップを増やせますけど、トーナメントはスタートチップ量が皆同じところがフェアな感じがして好きです！
そこで優勝できることにポーカーの醍醐味を感じます！
この特別なポーカーのトーナメントをこれからも楽しみ続けていきたいです。

ありがとうございました！
10個のトロフィーを取る強者トミキチさん。
トーナメントの常連として今後も何個も勝ち星が増え続けることでしょう。
今後のご活躍にも注目です！

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トミキチさんのTwitterはこちら！
https://twitter.com/tomikichippp
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