日本最年少22歳でブレスレットを獲得!!

WSOP 2023 #36: $3,000 Nine Game Mix 優勝
Ryutaro Suzuki さん
2021年、京大在籍時にGGポーカーで開催されたWSOP Circuit のPLOイベントで優勝しWSOPCリングを獲得。さらに大学卒業をした今年、22歳にしてWSOP Nine Game Mix イベントで優勝し、ゴールドブレスレットを獲得、歴代日本最年少にして国内初のリングとブレスレットのダブルホルダーになった。

今日はよろしくお願いします。
改めてWSOP優勝・ブレスレット獲得おめでとうございます!
ありがとうございます。ポーカー初めて4年、ミックスゲームをはじめて1年でこんな結果が残せるとは思ってなくて、嬉しいです。
優勝した瞬間の気持ち、今でも覚えてますか?
最後、オマハでオールインコールになって
リバーが開いた時に、ちょっとどうなるか分かんなかったんですよ。
僕がAAxxで、一方相手がとても強い(ラップフラッシュドロー)状態で
相手の方が勝率だけは高かったんですけど、現状のままそのドローを引かれずに抜ければ僕の勝ちという状態。
リバー相手のドローに関係ない7が落ちて抜けたはずなのに、7は相手が持ってたのであれ?これ2ペアできてないよな?
もう一回見て、3秒くらい固まって、抜けてるよね?、…よね?…抜けてる!!って、それでやっと勝ったんやと思って。
WSOPに勝てるものと頭が思ってなくて、えっ?勝ったんか!みたいな感じですね。
道中、ずっと順調でしたよね。
Day2は、そんなにずっとチップ持ってたわけじゃなかったんですけど、Day3に入ってからググっと伸びましたね。
多聞さんにも励まされつつ?
そうです!
多聞さんとは、Day3のセミファイナルテーブルで初めて同卓しました。
僕はミックスゲームを始めたのが1年位前で経験も浅いので、わからなかったことがあれば多聞さんに質問して、勉強させてもらいました。
りゅうたろうさんの勢いがすごくて優勝するんじゃないかなと思いながら応援していました。
Day3入った時くらいから、優勝してやろうとは勿論思ってましたし、優勝しか見てなかったです。
WSOPってプライズがトップヘビーになるような賞金ストラクチャーで、一つ順位が違えば、賞金も大きく変わるんですけど、自分は全然そこは気にしてなくて。
優勝が22万ドルで準優勝に13万ドル、1,000万円位変わってくるんですけど、その1,000万円が欲しいというよりは、優勝者にはゴールドブレスレットが残るので、それがあまりにも大きい。だから優勝だけを見てガンガン攻めの姿勢で望んでいました。
あらためて本当におめでとうございます!
今回のWSOPへの参加はどのような意気込みだったのでしょうか?
去年のWSOPが僕にとっての初海外カジノ体験で、行ってみたら楽しくて、今年はちゃんと結果出したかったというのと、ミックスゲームって最初の方に結構トーナメントが設定されているので、かつメインも出たいのもあり、1ヶ月半くらいの長期滞在になりました。
ミックスゲームの中には、あんまりやったことないゲームもいっぱいあるんですけど、でも経験も兼ねて、闘ってみたい、WSOPでやってみたいなと思っていました。
結果を残したいと思って行って本当にブレスレットを獲っちゃうあたり、りゅうたろうさんはやはりすごいですね。
今年に関しては、本気でブレスレットを獲ろうと思って行きました。
トーナメント一覧を見て、去年の参加人数とかも全部調べて、ミックスゲームのどれが参加人数が少ないかとか調べて、ミックスはNLHに比べて参加者が少なくて、ミックスの中でも参加費が高くなると人数はもっと少なくなるし、でもオマハ系は全体的に参加者多いなとか色々分析しました。
できるだけブレスレット率がちょっとでも上がるように、全部計算した上でトーナメントを組んでいきました。
去年の参加人数をみて、ブレスレットがもし獲れるとしたら、確率何パーあるかみたいなのを計算して。
そしたらなんかね、結構あったんですよ、全体で3%ぐらい。
これもしかしたらいけるかもしれない、頑張ろう、と。
ブレスレットを獲ることを逆算してミックスに絞った感じですか?
ミックス始めたのは面白そうだなってっていうところからで、最初から優勝したいとかは思ってないですけどね。
人数もまだ少ないから、国内の大会とかでも和気藹々としていて楽しいなっていう。
NLHは9Maxとかで、全然参加できない時間が長いですけど、ミックスゲームだったら、多くても7Maxとかなんで、参加できる回数も多いから飽きないし、ゲームも変わっていくから楽しいんです。
そうしてミックスゲームにハマって、WSOPに出たいなと思って調べ出したらブレスレットを意識しようと思ったって感じです。
ミックスゲームを実践できる機会ってなかなかないと思いますが、どう勉強されていたんですか?
ドローゲームは割と自分で計算がしやすいので、ラストドローとかの計算も、自分で手計算したり、あとは他の人の戦略記事を読んで吸収して、疑問に思ったことはまた調べて、といった感じですね。
オマハでWSOPサーキットのリングを獲ったのは2年前ですよね?
ちょうど2年前ぐらいですね。
ルールは知ってましたけど、戦略とか本当に知らなかった。
オープンレンジとか、何のハンドで3BETしたらいいのか分からなかった。
木原さんがヒヤヒヤしながら見てたって言ってました。
ヒヤヒヤするシーンも何個かはありましたけど、あの時は全部勝ててましたよね。
そうなんですよ。
結局それもFTとかで、プライズジャンプもかかってる中、僕がよく分からないからアグレッシブに行くから、周りの人がガチガチになって僕のスチールがどんどん決まっていくみたいな。
全く今回のWSOPと同じ状況なんですよ。結果、功を奏したっていう。
分からなくてアグレッシブに行く選択を取れるのもすごいです。謙遜にも聞こえちゃいます。
でもそれは本当にそうですけど、自分がもし、よく分からないからタイトにやるっていうタイプだったら勝ててなかったと思うんです。
僕は元々、NLHでもアグレッシブなプレイをするタイプなんで、それが生きたかもしれないです。
わからなかったら、攻め側のアクションにする、アグレッシブなアクションを取る、っていうプレイスタイルなんで、それが良かったかなっていう感じですね。
この人とのこのワンハンドがすごい印象に残っているとかありますか?
一つ目は、セミファイナル、
7 card stud
サードストリート(最初に配られる3枚。2枚は伏せたまま、1枚はオープンされる。)
りゅうたろう TTx (TTは伏せたまま)
Scott Clements
Anatolii Zyrin の3way
フィフスストリート
Scott Clements のBET に2人コール
シックスストリート
Scott Clementsにとって3枚目のスペードが落ち、フラッシュが考えられる一方で
りゅうたろう にTが配られトリップスに昇格。
セブンストリート(最後に配られる一枚)
りゅうたろう に配られたのは 最後の T。クワッズを引いた。
カードを絞って、フォーサイドで、瞬間に、え!やばっ!と思って。
TTTって既に持っててフォーサイドだったら、もう(普通)Tないじゃないですか。
フルハウスを引きたいと思ってたのに、フォーサイドかよって思って色を見たら、スーツが他のT3枚と被ってないから、(Tか9か)二分一だと思ってパッて見たらTだったんですよ!
BETしたらフラッシュだと思ったScott Clementsがレイズしてきて、ラッキー!と思って。
もう一回レイズできると思ってリレイズしたら相手ががめっちゃ悩んで、長考の末、コールがもらえました。
相手はやっぱりフラッシュで最後に捲ったんですけど、それがめちゃくちゃ大きいポットで、印象に残ってますね。
フルハウスを引ければ十分なのに、クワッズ引くっていう。
見えてるカードはバラバラで、どう考えても何もなさそうなのに自分からラストベットしてリレイズまで返してるんで、後ろで観戦しに来てくれた人たちは、何だ何だ?みたいな感じでざわざわして、そしたらTTTって出てきて、
それはずるすぎるやろーっ!みたいな笑。それがめちゃくちゃ熱かったですね。
あとは、ファイナルテーブルなんですけど、思い出に残ってるのは全部多聞さんとのハンドです。
2-7 (デューストゥーセブン) シングルドロー
僕はTローで、T-9-7-6みたいなガットがついてるハンドでボタンからオープン。
多聞さんはSBから15-20BBのショートスタックでオールインをされました。
でもいい形のワンチェンジでもボタンオープンなんで、オールインしてることは全然あるんで、普通に切ってくれたらパットしたらいいしって思ってコールしたんですよ。
そしたらパットって言われたんですよ。
Tローで勝ってることもある、切ってもガットがついてて引きにくい形なんで
本当はパットするべきなのかもしれないですけど、その前日に多聞さんとその2-7シングルドローで、全然別卓なんですけど、僕が別の人とぶつかった時に同じようなシチュエーションで、僕がTを切らなくて相手も切らなくて負けてたことがあったんです。
その話を多聞さんにした時に、「それはT切った方がいいよ。」と、引きに行った方がいいみたいなアドバイスをもらったのを思い出して、その時とは確かに状況は全然違うんですけど多聞さんのアドバイス通り、Tを切るかと思って切ったんですよ。
Tを切ったら多聞さんからはQJローが出てきて、やられた!と思いましたね。
多聞さんが切った方がいいって言ったから切ったのにって笑
あとはその後、またも多聞さんとヘッズになった時です。
2-7 (デューストゥーセブン) トリプルドロー
BTN りゅうたろう レイズ/ 4BET. 8,7,6,4,2 8ロー完成
SB 多聞 3BET/CALL
両者パット
多聞 チェック/レイズ
りゅうたろう BET
多聞さんは強いアクション(チェックレイズ)をとって僕の8を切らせにきている。
さっきのT切らされたのもそうですけど、もう心理戦です。
りゅううたろう 3BET
多聞 4BET
お前が切れ(切る=チェンジ)、お前こそ切れ!って感じのレイズ合戦になって5BETCAPなので、これどうしたものかと。
4BETにCALLして諦めて僕が8を切るか、5BETCAPまで行くか、もう意地の張り合いですし、迷いましたが、これ5BETCAPなんで、5BETして、6BET返されることはないんです。
だから5BET返し得だなと思って5BETすることにしました。
そしたら多聞さんはちょっと考えてフォールド。
実際、9-6だったらしいので、勝ってたんですけど、ただあの4BETにCALLしてパットって言われたら、僕は8を切るってことになったと思うんです。
だから気合で降ろすように5BET打ったんですけどね。
多聞さんのアグレッシブさに打たざるをえなかったですね。
残り4人の状況で僕がチップリーダー、Walter ChambersとJason Pedigoの2人は、多聞さんが飛んで賞金がジャンプアップするのを待ってるんです。
だけど、多聞さんはジャンプアップなんてみてなくて、優勝だけ考えてバシバシアグレッシブに行くから僕と多聞さんでばかりぶつかったんですよ。
僕が攻めたら他2人は降りるのに、多聞さんはそれに抗ってくるから僕たちばかりでぶつかる。
バチバチで日本人2人だけでやり合うっていうのが、2人ともブレスレットだけを取りに来ている感があって、すごく戦ってるなっていう感じがありましたね。
多聞さんはショートでどんどんオールインして、僕はたくさんコールさせられて、それでも多聞さん、全然飛ばないんですよ。何回も俺からダブルアップして、でもそれが結果的には逆に良くて、他の2人はほっといたら多聞さんはすぐ飛ぶはず、プライズジャンプアップの数百万が勝手に自分たちに入ってくると思ってるから2人ともガチガチになってて、何もできないんです。
でも多聞さんは全然飛ばないから、飛ぶのを待つ時間が長すぎて2人はどんどんショートになっていったんですよ。
それがめちゃくちゃ良くて、最終的に多聞さんを飛ばした時には2人ともめちゃくちゃショートでやりやすかったです。
印象に残った選手と言ったら多聞さんになりますか。
残り8人の段階で、唯一ブレスレットホルダーだった人も早々に飛んじゃってFTは割とやりやすい人が残ってた印象ですね。
有名な人は、みんなセミファイナルぐらいで飛んじゃったらしくて、残った中だと僕は多聞さんが一番上手いと思ってました。
Day2,3進出と、りゅうたろうさんの好調もあって注目もされたと思いますが、その時の心境はいかがでしたか?
Day3に行くこと自体が今回初めてだったんですよ。
エントリー361で入賞が55人でDay2のうちに決まった段階では優勝が近いとかは全く思わずに普通にやってて、最終日のDay 3へ残る20数人が決まった時にちょっと実感というか手の届くところに来た、と感じました。
とはいっても、その実感でドキドキしたり、緊張したりとかはなくて、いつも通りやろうっていう気持ちでした。
Day3を前にして、寝れました?
疲れもあって、早く起きちゃって、そこから寝れなくて、
それでも本当にアドレナリンがすごいんで、全然眠くもなりませんでした。
Day3に入ってすぐチップが増えて、勝利に向けて、今日は行けそうな気がするって本当に意識しはじめました。
リングの時も、ブレスレットの時も今日は行けそうな気がする、って感じで本当に行けてますよね。
別に僕、オカルトとか流れとか全然信じないタイプですけど、でもなんかこう、今日勝てそうやなっていうのがあって。
流れって言ったらアホっぽいですけど、でも本当にそういうのは感じたというか、
全部プレーも良くて、アグレッシブに行けて、自分のペースになってみたいな。
トーナメント中、失敗しないように気負ったりしましたか?
失敗はしたくないんですよ。ミスして負けるのはすごい嫌なんで。
なんていうかな、降りてたらミスじゃない、なんてことはないんです。逆に、戦ったら良いってもんじゃない。
アグレッシブに行き過ぎた結果負ける後悔と、タイトに行き過ぎて負ける後悔も、どっちも同じ。
僕はどっちかっていうと、タイトに行きすぎて攻めることができずに負けることの方が悔しいんです。
だったら、攻めて負けた方がまだまだマシだと思っています。
僕は行かなきゃ良かったというより、行っときゃ良かったのが、めっちゃ悔しいんです。
だから、あんまり変にタイトになることはなかったかな。
リングとブレスレット、両方持ってるのは日本でりゅうたろうさん一人ですが、率直にどんなお気持ちでしょう。
運命というか、人生上振れすぎててるなっていう感じです。
いくら上手い人でも、優勝するって簡単なことじゃないんで、運もないと絶対勝てないんで、こんなことあっていいかなと思って、ちょっと怖くなりました。
さすがにこれはポーカーに人生捧げるしかないくらいに運命を感じてしまいますね。
ブレスレット授与式、配信で見せていただいて、感動しました。
あれはちょっとさすがに自分でも感動しました。
海外、ラスベガスの地で、自分のために君が代が流れるって普通はないことですからね。
ブレスレットって最初優勝写真を撮ったら、これ授与式の時に渡すねと、持っていかれるので、授与式までは自分は持ってなくて、授与式の時に渡されて改めて、本当に獲ったんだって実感が湧きました。
打ち上げの様子もSNSに流れてきましたけど、とても幸せそうな感じが伝わってきました。
めちゃくちゃ幸せでした。
あんなにたくさんの人に祝われるって人生でほとんどないじゃないですか。
僕、誕生日会とかもやらないんで、あんなに祝われたこともなかったんで、すごく嬉しかったです、みんな喜んでくれて。
周りの人からしたら、僕の優勝で何かが変わるわけでもないのに凄く祝ってくれて、本当に嬉しいですよ。
今、一区切りついた感じだと思うんですけど、これからのポーカーどうしていきます?
まだまだトナメに出ていきたいなという感じはあります。
さすがにまだ海外に行き始めて1年なので、まだまだ行きたいところがたくさんあります。
ヨーロッパ、バルセロナ、プラハ、オーストラリアとか、行きたいところがいっぱいあります。
りゅうたろうさんが大学卒業後、企業に就職しなかったのは、職業をポーカープレイヤーとしたのか、それともタレント的な活動で行こうと思ったのか、みたいなのが少し気になってたんですが、よかったら教えていただけますか?
うーん、どっちに近いかって言われたら、後者の、インフルエンサー側ですね。
ポーカープレイヤーというより、ポーカーインフルエンサー側に近いかなと思います。
例えば、ポーカーをめっちゃ勉強して海外で専業になろうって思うことは全くなくて、ポーカーのプレイだけで稼いでいこうとは、さらさら思ってなくて、イベントやったりとか、動画出したりとかで、やっていきたいなっていう感じはあります。
もちろんその中で、ポーカーをもっともっと強くはなりたいですけど、っていう感じです。
ポーカーインフルエンサーといってもいろんな形があると思うんですけど、目指すところはありますか。
一言で言えば、馬鹿にされないインフルエンサー、ですね。
ただ目立つだけの存在で、あいつは下手とかごちゃごちゃ言われるのが嫌なんです。
だから結果を出して、誰にも何も言わせないぞと思ってますし、理想で言えば、自分のプレイで感動してもらえるような人になりたいです。
これからもプレイで魅せたいし、配信とか動画とかで、面白いなって思ってもらえたら嬉しいです。
これからも楽しみにしてます。
ちょっと時事的なトピックですけど最近、オンライン配信とか皆しなくなっちゃっいましたね。私はプレー配信見るのが好きなので、今の状況ちょっと寂しいなって思ってるんですけど、どう思われますか?
配信自体は、めちゃくちゃしたいですよ。
実際、生配信をやったら沢山観にきてもらえるし、チャンネル登録者も配信で安定して伸びてたんですよ。
何より自分が楽しいから、やりたい気持ちはあるんですけど、今は我慢してリアルのライブのコンテンツをメインで出していった方が長期的に見たら自分にとってプラスだと思ってます。
ブレスレットを獲って、家族の反応はいかがでしたか?
ブレスレット獲った瞬間にお父さんからLINEで『感動した』って送られてきました。
配信ずっと観てくれてたみたいで。
いい息子さんですね、お父さんもさぞ嬉しかったでしょうね。
でも、親の気持ちになったら京大まで行って、就職もせずに、大学院にも行かずにポーカーやってたら、心配するのが普通かなと思うんですけど、何も言わずにそっとしていてくれてたので、今回、結果出せたのが本当に良かったです。少しは、安心させられたかなって。
昔まだオンラインをやってた頃に、安いレートのヘッズアップを、『WSOPヘッズアップに出てるつもりでやろう』っていう企画をやったことがあって。
もしこれがWSOPだったら1万ドルの参加費、1回負けて「1万ドル消えた!」2回負けて「2万ドル消えた!」って言ってたら、
お父さんから、『お前いい加減にしろ』って、本当に僕が1万ドル負けてるのかと真に受けてLINEが来たことあります笑。
深夜に配信してもいつも観にきてくれて、ありがたいです。
優勝ツイートには沢山の反応がありましたが、普段連絡取らない知人が連絡してきたり、みたいな周りとの付き合いに変化とかありませんでしたか?
ネガティブな意味じゃないですけど、僕、あんまり友達いないですよ。
小中高大学まで含めて、遊び友達ってあんまりいなくて。
だからそういうのなかったですね、ポーカー仲間にだけ祝ってもらった感じです。
ただ、優勝した直後にヨコサワさんとたまたま同卓したんですよ、隣の席で。
僕はヨコサワさんのファンであり視聴者なので、すごい!ヨコサワさんだ!と思いつつも、
その時、ヨコサワさんはカメラ回してて、ヨコサワさんのコンプラ的に僕のことは映せないんだろうなと思ったから、カメラには映らないように、静かにプレーしていました。
そしたらヨコサワさんの方から
「ブレスレットおめでとうございます!心なしか、ブレスレットとってイケメンになりましたね!」
って言ってもらえたんですよ。めちゃくちゃ嬉しかったです。
凄く素敵なエピソードですね!
Twitterでもヨコサワさんとひろきさんがツイッターでも反応してくれました。
僕の名前は出せないかもしれないですけど、あれはやっぱり、めちゃくちゃ嬉しかったですね。
ヨコサワさんのことは、ポーカーをはじめた時からずっと見てきたから、まさか認知してもらえていてツイートしてもらえて、話しかけてもらえて、祝福してもらえる、そんな日が来るなんて思ってなかったので、本当に嬉しかったです。
りゅうたろうさんはまだ23歳でとってもお若くて、これから何にでもなれると思うんですけど、今後の人生設計図みたいなものはイメージされているんです?
全く決めてないってわけじゃないんです。
ポーカーはもちろんやっていくんですけど、普通に色んなことやってみたいし、まだやれてないこともいっぱいあります。
例えば、ポーカー関連で言えば、ポーカースポットを作ったりとか、コミュニティ運営したりとか、リーグ戦を主催したりとか、やってみたいなっていうのはあります。
ポーカー以外はまだ、今すぐにこれっていうのはあんまないですけど、ポーカー以外のことも、勿論やってみたいです。
僕はまだ23年しか生きてないですけど、学生の時に思い描いていた将来の自分の23歳像と今の自分とでは全然違うようになっている。
ブレスレット獲るなんて当然思ってなかったですし、人生何があるか分からないですよね。
色んな縁を大切にしながら沢山チャレンジしたいなとは思ってますね。
りゅうたろうさんにとってポーカーとは?
職業で言うと、天職というか、運命的なものを感じるんですよね。
テキサスホールデムを初めて触ったは10年以上前なんですが、その時に人生初めて配られたハンドがAAだったんです。
その時は、これ強いんだ、位で別に何も思ってなかったんですけど、去年、WSOPに行った時に、初海外初ライブポーカーのファーストハンドもAAだったんですよ!
これはもうポーカーが僕の運命だと思ってます。天啓というか、ポーカーの神様に愛されてるなとは思います。さすがに、これだけ上振れて、本当にポーカーのおかげで人生が楽しくななりました。
最後に読者の皆様へ一言お願いします。
WSOPを優勝することって、誰にでもに可能性あるよって伝えたいです。
人生どうなるかも分かんないし、頑張って続けて、努力してればどこかで報われるときは来ると思います。
誰にでもチャンスはあるので、ポーカー好きな人はブレスレットだけじゃなくてもいいんですけど、自分の目標を持ってそれに向かって頑張ってほしいなって思います。
努力はもちろんですが、挑戦することが大事です。
結局、ミックスゲームをやってみようと挑戦しなかったらブレスレットを獲れなかったですし、トーナメントに出ないとチャンスそのものがないので、皆さんにはどんどん挑戦してほしいと、伝えたいです。
ずっと観てきたヨコサワさんに声をかけてもらえた嬉しさ、人生でこの上ないほどに祝ってもらう幸せな1日、どれもこれもWSOPを優勝したりゅうたろうさんだからこそ体験できたことだとおもいます。あらためて、本当におめでとうございます!若くしてどんどん記録を塗り替えるりゅうたろうさんの今後に期待しています!いつかりゅうたろうさんが観た景色を自分の目でも観てみたいですね、そのために努力と挑戦を続けていきましょう!貴重なお話を聞かせていただき本当にありがとうございました!!
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