【オッズ放浪録・ポカジ】　第６話　「鬼才」

ざわ…、ざわ…、

「なんで…、なんでこんなことに…、」

【川崎 Triple8】でのJOPTサテライト。

その日、バブルラインで事件は起きた。プリフロ、ポカジのオープンにBTNの男がコール。フロップでポカジの標準的なCBに対して、BTNから飛んできた途方もないサイズのオールイン。ポカジのスタックは30bb、他２人は20bb、そしてオールインをしてきた男のスタックは50bb…。

ボードはAh9s8s。その時ポカジのハンド【9h9c】、セカンドナッツ。ストフラドロー、Axsのトップフラドロ、ボトムのセット、ツーペアー、そのすべてに勝っているポカジの【9h9c】…。

普段ならイージーコールだが、今回は話が違う。なんといってもJOPTのサテなのだ。「日本で一番バブルになりたくないサテライトは？」と問われれば、ほとんどのプレイヤーが「JOPTのサテ」と答えるだろう。

それほど重いバブルラインでカバーされたオールイン。

「怖いのはへビードローだ…。バブルラインでこのギャンブル、受けるべきか否か…。」

悩むポカジ。その時、男が呟いた。

「あんたに俺のハンドは見えていない…。」

ポカジは思わず声を荒げた。

「なんだと！？」

男はつづけた。

「あんたは序盤、自分の情報を晒しすぎた…。だが俺は違う…、勝っているハンドさえもマック…、徹底的に情報を伏せてきた…。あんたは今…、闇の中…。」

見透かされた男の言葉に、ポカジは我を忘れた。

「コールだ！！」

その瞬間、ふわりと宙を舞うその男のハンド。

まさかの【AsAc】

ぐにゃ～

ポカジの視界が歪む。卓に突っ伏しポカジは尋ねた

「名前は…？」

「…。ポカギ…、ポカギ シゲオ…。」

常人には計れぬ風雷の軌道、理外のポーカー。

後に日本ポーカー界を震撼せしめ、「川崎に舞い降りた鬼才」と呼ばれるようになるポカギ、その華々しいデビュー戦であった。  《つづく》

☆JOPT サテライト♤
【入店時アドオンでリングゲーム無料！！】
【開始前着席で1ドリンクサービス♪】
エントリー：　4,000円   　20,000点
アドオン：　　1,000円　＋20,000点
リエントリー：3,000円　　20,000点

学生(要学生証)/女性
エントリー：　3,000円   　20,000点
アドオン：　　1,000円　＋20,000点
リエントリー：2,000円　　20,000点

※入店時1ドリンクオーダー制
※このトーナメントでは割引券の使用ができません。

タイマースタート...13:30
レイトレジスト...17:10頃
(置きバケ出来ます！間に合わない場合は、
当店070-1264-8880までご連絡ください✨)

★プライズ★
※残り３人の時点で終了となります。
【～5エントリー】
1位…JOPT1枚+CCT1枚+割引券1枚
2位…JOPT1枚+CCT1枚
3位…JOPT1枚+CCT1枚

【6～10エントリー】
1位…JOPT1枚+CCT1枚+割引券2枚
2位…JOPT1枚+CCT1枚+割引券1枚
3位…JOPT1枚+CCT1枚

【11～15エントリー】
1位…JOPT1枚+CCT1枚+割引券2枚
2位…JOPT1枚+CCT1枚+割引券1枚
3位…JOPT1枚+CCT1枚

【16～20エントリー】
1位…JOPT1枚+CCT1枚+割引券2枚
2位…JOPT1枚+CCT1枚+割引券1枚
3位…JOPT1枚+CCT1枚
4位…CCT1枚

【21～25エントリー】
1位…JOPT1枚+CCT1枚+割引券2枚
2位…JOPT1枚+CCT1枚+割引券1枚
3位…JOPT1枚+CCT1枚
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5位…CCT1枚

以降、エントリー数に応じて
プライズを追加いたします。