Interview-Charlie

WPT JAPAN 2020 Main Event優勝 

チャーリー選手



年齢23

 

職業:大学院生、数学科

 

所属サークル:東京工業大学「TitechPoker」

 

ポーカーを始めてどのくらい?

⇨大学入って始めたので5年目です。

 

ポーカーを始めたきっかけ

⇨サークルに入ったからですね、大学の新歓で行ってみたのがきっかけです。

 元々麻雀をやってて、ポーカーは運の要素もありつつスキルが必要なところが似ていて面白そうだと思いました。


ポーカーを始めてみてよかったこと

⇨今振り返って見ると、「交流が広がった」ことですね。

ポーカーをやっていたからこそ知り合えた人たちがたくさんいます。

その中でも関西の方たちと仲良くさせてもらっているのは大きいかもしれません。ポーカーをしていなかったら恐らく関わることもなかったと思います(笑)

プレイにも影響があって僕の印象だと関西の方ってアグレシッブなプレイヤーが多いなと感じています。

そのプレイを参考にしたり、なぜそのプレイをしたのか聞くとすごく勉強になるので一緒にポーカーできるのはよかった点だと思います。

 

ポーカーの魅力/どこが面白い?

⇨人によってプレイの違いがあるのが面白いですね。

一人ひとりアプローチが異なっていて、GTOをしっかり勉強する人がいたり、テル読みでアクションを変えたりする人がいて、当たり前ですけど、同じハンドでも相手によって変わる所が面白い所ですね。





自分のプレイスタイルを表すなら?

サークルに入った時タイトアグレッシブが強いと言われて育ったのでベースはタイトアグレだと思います。

ただ、メインイベントの時はルースにプレイする時の方が多かった気がします(笑)。

 

Uー23にエントリーしていた時は、京大のポーカーサークルの人たちと同卓していて、普段のプレイも知っているのでタイトにプレイしていました。

学生は顔見知りが多いため。座った瞬間に8人中4人知っているような状態で、自分のプレイスタイルもバレているので気をつけながらプレイしていましたね。

 

メインは割とルースに打っていたと思います。
メインはアンノウンが多いので序盤ルースにプレイしてみて3Betが返ってこなかったのでハンドレンジを広げてプレイしていました。

 

なので、割とその卓や人によってプレイスタイルは変わっていきますね。

 

優勝の感想

⇨純粋に嬉しいです!

あと、あまりポーカーを知らない高校の同級生や他の友達から称賛の声があってそれもすごく嬉しかったです。


その大会における体験談

参加してみた感想をお願いします。

Uー23について

ポーカーは運が絡むゲームです。ただ、いくら分散があってもTitechPokerの部員が早とびしすぎだと思いました(笑)

約50人参加して飛んでしまった最初の10人の中で4〜5人はTitechの部員だったと思います。

自分含めもっと強くならないといけないなと思いました(笑)

 

・メインイベントについて

▶️メインDAY1は初期スタックの20000点からのスタートで50BBくらいでした。

普段通りにプレイしていたんですが、エントリーしてから初めてのブレイクで15000点になってしまいました。そこで落ち込まずに気を引き締めてプレイできたのが結果として良かったと思います。

プリフロのアクションで3Betされなかったので割と広いレンジでプレイしながらも、ポットを取れていたのがDAY1を有利に戦えた要因かなと思います。

 

▶️DAY2は自分のプレイがルースだったのがバレていたので厳しかったですね。

自分のオープンにしっかり3Bet返されて降ろされたり、ブラインドヘッズでPFAIに負けたりしてチップをかなり無くしました。

残り4テーブルで10分くらいの間に4Betが2回きたのが一番キツかったですね。そのブラインドで100万点持っていたのが40万点くらいになってしまってました。

ただ、DAY2の最後はTitechの後輩とAKとQQのプリフロALLINで勝ってDAY2を100万点くらいで通過できたのがラッキーでした。

 

▶️メインDAY3はバブルラインでセカンドチップリくらいで挑んでいましたが、自分のプレイしているテーブルは辛かったですね。

バブルラインなのでみんな降りすぎる傾向にあるんじゃないかなと考えて3Bet返した時に4BetALLINで降ろされたのは痛かったです。

そして、途中16BBくらいまで抑えられてしまって、ALLINコールするハンドは選んでいたんですが、自分がSBの時ブラインドヘッズになってA7oでALLINしてBBの方のA9sにコールされてしまったのが一番印象に残っています。

A9sはナイスコールなので心の中で「バブルで飛んでしまったか」と思っていたんですが、7を当てて勝てたのが自分の中で一番印象に残ったハンドになりました。

 

残り2テーブルのハンドフォーハンドが長ったのが印象的でした。

FTはハンドとボードがうまく絡んでいたので特別なハンドはなかったと思います。配信の緊張はありましたが(笑)


対戦プレイヤーについて

基本的にTitechPoker内で戦うことが多いので大人の方とプレイする頻度が少ないため基本的に慎重にプレイしていました。

・Uー25(イケブクロギルドのイベント)で同卓した「Kosei」さんが強い印象でその人を一番恐れていた。殆ど同卓することがなかったので彼と戦わなかったことも勝因かもしれません(笑)

 

気をつけているプレイ(こういうときには慎重にしているなど)

「相手がどういう人かをしっかり見てその人の傾向をアクションに生かす。」というところです。

メインイベントはルースにプレイしていたので87oなどのハンドを見せてアクションを変えられて対応されるかどうかを見ていました。

普通に考えたらポットを取れる可能性の低いハンドなのであまり参加しませんが、ハンドレンジを広げてアグレッシブにプレイすることでポットを取ることを考えていました。

相手から見て自分のハンドレンジがどう捉えられているかは気にしています。

あまり良くないハンドをショウした後の自分のオープンに3Bet返されたりすると対応されているなと考えてしばらくタイトにします。

 

あと、慎重になりすぎないようにしようとも意識しています。

強い人とプレイするとパッシブになりがちになってポットを取れなくなってしまいます。

FT残り4人の時にも一瞬パッシブになりかけもあったんですが、気合を入れ直して頑張りました。

 

プレイヤーとして一番成長を感じた瞬間はいつでしたか?

海外のFTでの時ですね。

かなりチップを持っている時にAAでALLINコールしたらAQにQを2枚引かれてしまって下振れを引かれた時が一番心にきました。

ショックが大きすぎてその後のALLINに感情的にならなくなったのが大きいですね。

一つのハンド・アクションに固執することなく切り替えができるようなったのが一番の成長だと思います。

思考と感情を切り離してプレイできるようになりました。

 

ただ、プレイ中ではなくプレイ後に「もう少しポット取れたな」「これは降りれたな」ということで落ち込むことはあるので、もっと勉強しないとという気持ちになります。

 

成長という意味ではサークルの同期といつでもポーカーの議論ができるのも良いと思っています。

自分が怪しいなと思ったことはたいてい間違っているのですが、それをしっかり認識できるのはポーカー仲間がいるからこそです。

それが日々の成長になっていると思います。



海外トーナメントへの意気込みと今後の目標

コロナの影響で海外イベントはまだまだ先になると思っています。

それまでにしっかり勉強して万全にしてから大きなトーナメントに挑みたいと思っています。

今の自分の強みは学生ポーカーで培われたショートスタックの扱いだと思っていて、本来はロングストラクチャー向きではないと思っています(笑)

なのでメインイベントのような大きいトーナメントにもエントリーしつつ、ターボトーナメントもいくつか出て良い成績を残したいです!

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