interview_Ryooona
14: TOKYO#9 Turbo Bounty優勝
田中亮那さんインタビュー
・本名：田中 亮那 ・22歳
・ディーラー歴：約1年6ヵ月 ・得意なディーリング種目（ポーカー、バカラ）
古賀：まずは、2018年4月に開催したジャパンオープンのサイドイベント「Turbo KoBounty」での優勝、おめでとうございます！今の気持ちを教えてください。
Ryooona：ありがとうございます！ ジャパンオープンのトロフィーが1つは欲しかったので、手に入れることが出来て本当に嬉しいです。大会で結果を残せたのは、とても名誉なことだと思っています。
古賀：Ryooonaさんはポーカープレーヤーであると当時に現役ディーラーですよね。ディーラーになったきっかけは？どっちが好き・・？
Ryooona：知人から日本カジノ学院というディーラースクールを紹介して頂いて、そこでディーリングを勉強するようになりました。どちらも好きですが・・私はどちらかというとプレーヤーが好きなんですよね。
古賀：どうしてですか？
Ryooona：純粋に、自分の思考でゲームを進めることが好きだからです。
ギャンブルとしてだけでなく、相手のハンドを読んだり、カードを通じてプレーヤーとコミュニケーションを図ったり。様々な要因を考慮しながら対策を取るのがポーカーの楽しさだと思うので。４歳くらいの時、おじいちゃんに将棋を教えてもらったのですが、そのこともあって昔から頭を使うゲームが好きでした。将棋とポーカーの違いは、私はプロ棋士には絶対に勝てませんが、ポーカープロには勝てることもありますよね。運といえば運なのですが、誰に対しても勝つチャンスがあるのもポーカーの楽しさだと思います。
ライブポーカーはある意味「新しい遊びの形」だと思います。ポーカーに出会う前は、主に飲み会だとか食事会とか、たまにビリヤードくらい。そんな中でポーカーと出会いました。あと、最近は「リアル脱出ゲーム」とかもやっています（笑）。
古賀：リアル脱出ゲーム・・？！
Ryooona：スマートフォンのアプリ等で、主人公がある部屋に閉じ込められて、そこから謎を解きながら脱出する趣旨のゲームがあるんですけど、それのリアル版ですね。身体も使って部屋から脱出をするというコンセプトのお店が都内にあるので、そこに通ったりしています。（笑）。
古賀：なるほど。(笑）。今回の 「Turbo KO Bounty」 での印象的だったハンドを教えてください。
Ryooona：ファイナルテーブルで残り3名の時にぶつかった時のハンドです。2人からITM（イン ザ マネー）の場面で、アベレージ5BBほどで私が若干ショートのとき、BBでハンドを見るとまさかのAA（笑）。するとプリフロップでBTNのちーすう太郎さんがK5oでレイズオールイン、さらにSBから水しゅんさんがAQoでリレイズオールイン、おもわず「っしゃぁコール！！！」って叫んじゃいました。（笑） そしてその結果ITM確定。本当に、この日はラッキーが多かったです。同じ日にKKでAA、QQでKKもクラックしましたし（笑）。
古賀：改めておめでとうございます。 一つ、亮那さんに聞きたいことがあります。大丈夫かな・・？
Ryooona：はい。どうぞ。
古賀：最近は、「LGBT」 の方々への理解が広まっているように感じます。このような流れについてどう思いますか？葛藤や理解してほしいこと・・伝えたいメッセージとかありますか？
Ryooona：そうですね・・
レディース大会や店舗様ごとのレディース割引等の「女性優遇のシステム」とかで時々弊害を感じます。
例えば、レディース大会が企画されたとき、私のような トランスジェンダー(LGBTの「T」) は参加できるのか否か、女性割引等のシステムは適用されるのか、という点が持ち上がりました。最終的に暖かいご対応を頂き、今はいろんな店舗さんからもご配慮頂いているので、感謝しています。
でも時々悲しいな・・と感じてしまうのは、そういったご配慮に対してずるいと言われてしまうこと。
何より、「女性として生きることを否定されている」と感じてしまうからです。そういった点について、もっと理解をして欲しいなって思う分、こちらも逃げずに、歩み寄る努力を続けなければいけないなと思っています。
古賀：気持ちをシェアしてくれてありがとう～。では最後に。 韓国・インチョンパラダイスシティで開催されるAOPTへの意気込みと、今後ディーラーを目指す人たちへ一言お願いします。
Ryooona：実は2018年11月のAOPTが初の海外遠征なのですが、目指すのはもちろん優勝です！とはいえやっぱり一番は楽しむことを忘れないようにしたいです。JOPT14:TOKYOとGrand Finalで入賞された優秀なプレーヤーさん達もたくさん参加されると思うので、皆さんと全力で戦って、経験を積んでまたこれからのプレーに活かしていけたらと思います。
これからディーラーを目指す方へは、ポーカーだけでなくカジノゲームはエンターテインメントの一つ。お客様と一緒にゲームを楽しむことが一番だと私は思います。
古賀：Ryooonaさん、ありがとうございました。
田中亮那さんインタビュー
・本名：田中 亮那 ・22歳
・ディーラー歴：約1年6ヵ月 ・得意なディーリング種目（ポーカー、バカラ）
古賀：まずは、2018年4月に開催したジャパンオープンのサイドイベント「Turbo KoBounty」での優勝、おめでとうございます！今の気持ちを教えてください。
Ryooona：ありがとうございます！ ジャパンオープンのトロフィーが1つは欲しかったので、手に入れることが出来て本当に嬉しいです。大会で結果を残せたのは、とても名誉なことだと思っています。
古賀：Ryooonaさんはポーカープレーヤーであると当時に現役ディーラーですよね。ディーラーになったきっかけは？どっちが好き・・？
Ryooona：知人から日本カジノ学院というディーラースクールを紹介して頂いて、そこでディーリングを勉強するようになりました。どちらも好きですが・・私はどちらかというとプレーヤーが好きなんですよね。
古賀：どうしてですか？
Ryooona：純粋に、自分の思考でゲームを進めることが好きだからです。
ギャンブルとしてだけでなく、相手のハンドを読んだり、カードを通じてプレーヤーとコミュニケーションを図ったり。様々な要因を考慮しながら対策を取るのがポーカーの楽しさだと思うので。４歳くらいの時、おじいちゃんに将棋を教えてもらったのですが、そのこともあって昔から頭を使うゲームが好きでした。将棋とポーカーの違いは、私はプロ棋士には絶対に勝てませんが、ポーカープロには勝てることもありますよね。運といえば運なのですが、誰に対しても勝つチャンスがあるのもポーカーの楽しさだと思います。
ライブポーカーはある意味「新しい遊びの形」だと思います。ポーカーに出会う前は、主に飲み会だとか食事会とか、たまにビリヤードくらい。そんな中でポーカーと出会いました。あと、最近は「リアル脱出ゲーム」とかもやっています（笑）。
古賀：リアル脱出ゲーム・・？！
Ryooona：スマートフォンのアプリ等で、主人公がある部屋に閉じ込められて、そこから謎を解きながら脱出する趣旨のゲームがあるんですけど、それのリアル版ですね。身体も使って部屋から脱出をするというコンセプトのお店が都内にあるので、そこに通ったりしています。（笑）。
古賀：なるほど。(笑）。今回の 「Turbo KO Bounty」 での印象的だったハンドを教えてください。
Ryooona：ファイナルテーブルで残り3名の時にぶつかった時のハンドです。2人からITM（イン ザ マネー）の場面で、アベレージ5BBほどで私が若干ショートのとき、BBでハンドを見るとまさかのAA（笑）。するとプリフロップでBTNのちーすう太郎さんがK5oでレイズオールイン、さらにSBから水しゅんさんがAQoでリレイズオールイン、おもわず「っしゃぁコール！！！」って叫んじゃいました。（笑） そしてその結果ITM確定。本当に、この日はラッキーが多かったです。同じ日にKKでAA、QQでKKもクラックしましたし（笑）。
古賀：改めておめでとうございます。 一つ、亮那さんに聞きたいことがあります。大丈夫かな・・？
Ryooona：はい。どうぞ。
古賀：最近は、「LGBT」 の方々への理解が広まっているように感じます。このような流れについてどう思いますか？葛藤や理解してほしいこと・・伝えたいメッセージとかありますか？
Ryooona：そうですね・・
レディース大会や店舗様ごとのレディース割引等の「女性優遇のシステム」とかで時々弊害を感じます。
例えば、レディース大会が企画されたとき、私のような トランスジェンダー(LGBTの「T」) は参加できるのか否か、女性割引等のシステムは適用されるのか、という点が持ち上がりました。最終的に暖かいご対応を頂き、今はいろんな店舗さんからもご配慮頂いているので、感謝しています。
でも時々悲しいな・・と感じてしまうのは、そういったご配慮に対してずるいと言われてしまうこと。
何より、「女性として生きることを否定されている」と感じてしまうからです。そういった点について、もっと理解をして欲しいなって思う分、こちらも逃げずに、歩み寄る努力を続けなければいけないなと思っています。
古賀：気持ちをシェアしてくれてありがとう～。では最後に。 韓国・インチョンパラダイスシティで開催されるAOPTへの意気込みと、今後ディーラーを目指す人たちへ一言お願いします。
Ryooona：実は2018年11月のAOPTが初の海外遠征なのですが、目指すのはもちろん優勝です！とはいえやっぱり一番は楽しむことを忘れないようにしたいです。JOPT14:TOKYOとGrand Finalで入賞された優秀なプレーヤーさん達もたくさん参加されると思うので、皆さんと全力で戦って、経験を積んでまたこれからのプレーに活かしていけたらと思います。
これからディーラーを目指す方へは、ポーカーだけでなくカジノゲームはエンターテインメントの一つ。お客様と一緒にゲームを楽しむことが一番だと私は思います。
古賀：Ryooonaさん、ありがとうございました。
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